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黒色のコーギーって見たことある?珍しいけど人気が高い「黒コーギー」の魅力と毛色の種類について徹底解説!

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テレビや街中で見かけるコーギーは、短い手足に愛くるしいフォルム、茶色の優しい毛色が印象的ですよね。皆さんもコーギーと聞くと茶色と白の毛並みのコを思い浮かべるのではないでしょうか。そんな可愛らしいコーギーですが、実は黒い毛色のコーギーもいることを知っていますか? 「黒コーギー」はSNSで人気の高い毛色ですが、なかなかお目にかかれないので、実際にどのようなコーギーのことを言うのか種類と毛色のタイプをご紹介します。

黒色のコーギーって見たことある?珍しいけど人気が高い「黒コーギー」の魅力と毛色の種類について徹底解説!

目次

  1. コーギーは2種類いる?よく見るコーギーとの違い
  2. コーギーの毛色は何種類?珍しい黒コーギーをご紹介!
  3. コーギーのミスカラー?普段目にしない理由とは
  4. コーギーはどんな毛色も魅力的!

コーギーは2種類いる?よく見るコーギーとの違い

コーギー
ozsvathcsilla

日本でもよく飼われている犬種のコーギーですが、実は2種類いることはご存知でしょうか。1種類はペットショップ等でも目にする機会が多いウェルシュ・コーギー・ペンブローク、もう1種類は日本ではあまり出会う機会がないウェルシュ・コーギー・カーディガン です。

同じコーギーでも祖先が違うこの2種類の犬種について、それぞれの特徴を見ていきましょう。

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

足の短さから小柄なイメージがありますが、一般的にコーギーは中型犬に分類されます。ペンブローク種のコーギーの体高は25~30cm、平均体重は9~12kg、丸みのある耳と短い尻尾が特徴的で、日本で見られるコーギーのほとんどがこちらの種類です。

短い尻尾は生まれつきの場合もありますが、「カーディガン種と見分けやすくするため」、「見た目を良くするため」という理由から、生まれたばかりの時期に尻尾を切断しているケースも見られます。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン

カーディガン種のコーギーはペンブローク種よりも体が大きく、体高は26~32cm、平均体重は11~17kgで大きめの耳とふさふさの尻尾が特徴です。

ペンブローク種よりも落ち着きがあって体のバランスに対して頭が大きい印象があり、日本ではほとんど取引されていません。毛色の種類が多く黒一色のコーギーもいますが、基本的に海外でしか見られないようです。

コーギーの毛色は何種類?珍しい黒コーギーをご紹介!

コーギー 黒
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ウェルシュコーギーペンブロークは、国際的愛犬団体である「ジャパンケネルクラブ」に認められている4種類の毛色が繁殖されています。赤、茶、白、黒の色の出方で分類されていて、白い毛色が多い、白・黒一色のみは繁殖が認められていません。 黒一色がいないとなると気になるのは黒コーギーの存在ですが、ここからはよく見られる毛色の順にそれぞれ特徴を解説していきましょう。

コーギーの毛色1. レッド

日本で人気が高い「コーギーと言えばこの色!」と言える毛色がレッドです。茶色に似た赤褐色がベースで、毛色は濃いものから薄いものまで様々なパターンがあります。白色が入った場合の名称はレッド&ホワイトです。

コーギーの毛色2. ブラックタン

実は「黒コーギー」と呼ばれている毛色は黒一色ではなく、この黒色ベースにタン色(黄褐色)が入ったブラックタンです。麻呂眉のような模様が可愛らしく特徴的で、額の毛の色によってレッドヘッドと生まれる確率が低くとても珍しいブラックヘッドの2種類に分けられます。

名称は、白色が入る事でブラックタン&ホワイト、もしくは黒・茶・白の3色であるためトライカラーと呼ばれるようになります。

コーギーの毛色3. セーブル

 レッドに近い毛色をベースにして毛先に黒、もしくは焦げ茶色を纏ったような色合いがセーブルです。凛々しい雰囲気で色の出る場所や濃さはコーギーによって異なり、白色が入った場合の名称はセーブル&ホワイトになります。

コーギーの毛色4. フォーン

珍しい毛色なので日本ではあまり見る事はありませんが、金色の明るい毛色をフォーンと呼びます。コーギーのイメージとは違うレッドよりも薄めの色合いが多く、白色が入った場合の名称はフォーン&ホワイトです。

コーギーのミスカラー?普段目にしない理由とは

コーギー
heyhoneybunny Unsplash

「黒コーギ―」の毛色はブラック&タンである事が分かりましたが、それなら日本には黒一色だけのコーギーは存在しないのか、という点が気になりますよね。

実際のところ、黒一色のコーギーも勿論生まれてきます。ですが黒一色の毛色はミスカラーと呼ばれていてペットショップ等で目にする事はほとんどありません。 最後に、ミスカラーを含めた「スタンダードではないコーギー」について詳しくお話ししていきましょう。

ミスカラー

「ジャパンケネルクラブ」に認められている4種類以外の毛色の事をミスカラーと呼びます。ミスカラーはスタンダードから外れているので血統書を出せない他、繁殖させる事も認められていません。

ミスカラーの例としては、「白・黒一色」やカーディガン種では認められた毛色である「ブルーマール」等があり、白地の割合が多く、毛色のバランスが規格から外れているものも含まれます。

フラッフィー

通常よりも被毛が長いコーギーの事をフラッフィーと呼びます。

ふわふわとした毛並みが可愛らしく魅力的な外見ですが、フラッフィーは劣勢遺伝によって生まれます。先天的な病気の原因になりやすい劣勢遺伝を持っているため、フラッフィーもミスカラーと同じく繁殖する事が出来ないコーギーなのです。

ミスカラーやフラッフィーのコーギーを飼うには

基本的にはどちらのコーギーもほとんどペットショップで見る事はないので、ブリーダーから直接譲り受ける必要があるでしょう。

もし譲り受ける場合は繁殖が出来ない事、血統書は出せない事、フラッフィーの場合は病気にかかるリスクを理解した上で家に迎え入れてあげてくださいね。

コーギーはどんな毛色も魅力的!

コーギー
Julia Khalimova Pexels

コーギーの毛色には公式に認められたレッド、ブラックタン、セーブル、フォーンがあり、密かに人気の黒コーギーとはあまり公には見る機会のないブラックタンの事でした。

スタンダード以外にもコーギーにはミスカラーやフラッフィーのような規格外の毛色・被毛のタイプもいますが、どのコーギーも色や特徴が違うだけで魅力的な事に違いはありません。元気で天真爛漫なコーギーを家族に迎えて、是非直にその魅力を感じてみてくださいね!

nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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