犬の知育や認知症予防に脳トレは効果ある?愛犬と楽しみながらできる脳トレ方法をご紹介!
子犬の知育発達や老犬の認知症予防に「脳トレ」がおすすめです。愛犬と一緒に脳トレをしながら遊ぶのは、親密なコミュニケーションの機会としてふたりの関係にとってとても重要です。最近のショップには様々な知育トーイが取り揃えられており、おもちゃを使わなくても簡単な脳トレなら誰にでもできます。
今回は、愛犬のための脳トレを初級編から応用編まで解説していきます。併せて、おすすめのおもちゃもご紹介していきますね。
犬の脳トレ|まずはここから!
まずは誰にでも簡単にできる、おもちゃを使わない脳トレをご紹介します。ただし、犬の興味を引き付けるためのオヤツは必要ですので準備しておいて下さいね。
オヤツはどっちにあるかな?
犬をオスワリさせてから、手のひらの上にあるオヤツを見せます。そして犬にもわかりやすいように左右の手でオヤツをゆっくりと移動させます。
そして「どっち?」または「よし!」と声を掛けて、鼻を近づけてきたほうの手のひらを広げます。もし当たればオヤツを与え、外れたら再チャレンジさせましょう。大事なことは鼻を使うことにより犬に考えさせることです。
だんだん慣れてきたら、見えないように飼い主さんの背中の後ろでオヤツを移動させ、臭いだけで当てさせるようにしましょう。もちろん当たったらたくさん褒めてあげて下さいね。
家の中でかくれんぼ
まずは飼い主さんがオヤツをを持ち、家具の隙間やテーブルの下などに隠れて下さい。そして愛犬の名前を呼んで下さい。首尾よく見つけられたらオヤツをあげ、もし見つけられないようなら再チャレンジです。
同じ場所に隠れると犬は学習してすぐに見つかってしまうので、なるべく頻繁に隠れる場所を変えるのがよいでしょう。また慣れてくると引き戸くらいなら簡単に開けてしまうので、隠れる場所を難しくしていくと長く楽しめます。
犬の脳トレ|おもちゃを使ってみよう!
脳トレでおもちゃを使う理由は「犬が自分で考えて行動できる」ところにあります。飼い主さん主導ではないので、犬の自主性を養う意味でもおすすめです。例えば雨で散歩に行けない日などに、ストレスを発散させるためにも有効です。
マット型のおもちゃで隠されたオヤツを探す
1枚のマットの上に布製のカップや花びら、オブジェなどが縫い付けてあります。それぞれオヤツを隠すことができるので宝探し感覚で遊べます。
また素材はフリースや滑りにくいものを使っているため安全ですし、汚れたら洗濯できるのも嬉しいところ。
市販されている製品もありますが、自作も簡単ですからトライしてみては?
転がすとオヤツが少しずつ出てくるおもちゃで夢中に!
中にオヤツを閉じ込め、転がすと少しずつオヤツが出てくるおもちゃがあると便利です。飼い主さんが家事で忙しい時などに与えると自分で遊びますし、転がすとオヤツが出てくるとわかっているので犬は夢中になります。
独立心が強かったり防衛本能の強い犬は、オヤツが出てこなくなってもおもちゃを取られまいと守ってしまう傾向がありますので、取り上げるしつけはしておく方が無難です。
犬の脳トレ|おすすめのおもちゃはコレ!
犬の脳トレでおすすめのおもちゃで、Amazonで購入できるものをご紹介します。ボールを転がしたり、オヤツを見つけたり、楽しいおもちゃで遊ぶことが脳の活性化に繋げます。
オヤツはどこにある?まるで宝探しのようなおもちゃ【PETEMOOプレイマット】
犬が大好きなオヤツをマットの隙間に隠し、臭いで嗅ぎ分けるためのプレイマットです。布地は洗濯機や乾燥機に入れてもOKな素材を使用し、安全性と無害性が保証されています。
マットの裏地には滑り止めが付いているのでフローリング床に敷いても動きません。またオヤツの隠し場所を変えることできちんと嗅ぎ分けのトレーニングができますね。
狭い場所でもコロコロ転がしてオヤツが出てくる【スナックボールパズラー】
単に転がしてオヤツを出すおもちゃでは、オヤツが転がって家具などの隙間に入り込んでしまうことも。そこでボールを固定させて遊ぶためのおもちゃがスナックボールパズラーです。
最初こそ理屈がわからずに噛んだりするかも知れませんが、犬の足でボールをクルクル回転させることで3つの穴からオヤツが出てきます。飽きずに遊ばせることができますね。
転がして長く遊べる!オヤツを出して大満足【ビジーバディ】
円盤のような形状ですから、そのままではオヤツは出てきません。縦に転がすことにより少しずつこぼれるようになっているため、どう転がせばいいのか?犬が自分で考える必要があります。
また中央のネジを緩くすることで、オヤツの大きさに応じて隙間を調節できますから非常に便利です。
こちらの記事もチェック!
犬の脳トレはレベルアップしていくことが大事
犬との脳トレの中で大事なのは、単なるルーティンで終わらないことです。時には変化を与えて応用力を身に付けさせることもまた大切ですね。楽しく遊んで楽しく学ぶ。やはり人間と同じなのかも知れませんね。
こちらの記事もチェック!
この記事のライター
ずーこ
動物全般が大好きで現在は猫を飼ってます!犬もだいすきなのでpetanでは犬に関する様々な情報を発信していきたいと思います!!
認知症に関する記事
犬の生態/気持ち
老犬吠え4つの原因|一緒に愛犬と乗り越えるためにできる対策とは
今まであまり吠えるようなことがなかった愛犬が、年齢を重ねるうちに、やたら吠えるようになってしま...
2022年11月14日
健康管理/病気
シニア犬の「徘徊」について。認知症(痴呆)の原因や対策など
犬種にもよりますが、犬の平均寿命は12~15年くらいと言われています。 犬は人よりもずっと速い...
2022年11月11日
健康管理/病気
老犬が徘徊したり、ぐるぐる回ったりするのは認知症?シニアライフ突入前の予防も大事
フードの質や医療の向上により、犬の平均寿命は年々伸びています。それに伴い老犬の認知症が起こるよ...
2022年9月17日
犬の生態/気持ち
犬がクンクン鳴くときはどんな心理状態?老犬の場合は認知症の可能性も
犬の鳴き声にはさまざまなパターンがあり、そのうちの1つとして、鼻にかかったような声でクンクン鳴...
2023年3月2日