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犬の平均寿命について。ギネス最高齢と愛犬の健康寿命を延ばすための秘訣

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愛犬との幸せな時間はできるだけ長く続いてほしいですよね。そのためには、愛犬に健康で長生きをしてもらわなければなりませんが、一般的な犬の平均寿命はどれくらいなのでしょうか?今回は、犬の平均寿命を身体の大きさ別にご紹介し、愛犬の健康寿命を延ばすために大切なことをお伝えします。

犬の平均寿命について。ギネス最高齢と愛犬の健康寿命を延ばすための秘訣
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目次

  1. 犬の平均寿命はどれくらい?
  2. カラダの大きさによって平均寿命は変わる?
  3. 犬の健康寿命を延ばすために大切なこと
  4. 毎日の健康管理に気をつけて愛犬に長生きしてもらおう

犬の平均寿命はどれくらい?

犬と花
karim.irnasie

一般社団法人ペットフード協会の調査によると、令和元年の犬の平均寿命は14.4歳でした。平成22年の同調査では平均寿命が13.9歳だったことから考えると、ここ10年ほどで0.5歳も寿命が延びていることが分かります。

犬の寿命が昔に比べて延びている理由として考えられるのは、医療の進歩や室内飼育が増え生活環境がよくなったこと、また私たち飼い主に愛犬が健康に暮らすための正しい知識が身についたことなどが挙げられます。

人間に換算すると?

では、犬の平均寿命である14.4歳は、私たち人間の年齢に換算すると何歳くらいなのでしょうか? 犬年齢から人年齢へのおおよその換算は、下記の数式に当てはめて算出できます。

小型犬・中型犬:24+(犬の年齢-2年)×4

大型犬:12+(犬の年齢-1年)×7

上記の調査は全犬種対象に行われたものなので小型犬から大型犬までを平均して考えると、犬の平均寿命はおよそ75〜80歳くらいだと言えます。

犬のギネス最高齢

犬のギネス最高齢記録は、オーストラリアン・キャトル・ドッグの『ブルーイー』で、なんと29歳5か月で天寿をまっとうしたご長寿犬です。さらに驚くべきことに、ブルーイーは約20年間牧羊犬として働いていたというのです!普通は、20年生きればそれだけで長寿犬として扱われますが、その間ずっと第一線で働いていたというのは本当にすごいですよね。

ちなみにこのブルーイーの記録は1939年11月14日にギネスに登録されたのですが、それ以来破られていない不動の記録です。

カラダの大きさによって平均寿命は変わる?

犬年齢から人年齢へ換算する際にも数式が違うように、犬のサイズによっても平均寿命は変わってきます。サイズが大きくなればなるほど、残念ながら平均寿命は短いとされています。

小型犬の平均寿命

チワワ
bonus1up

チワワのような超小型犬の平均寿命は15.2歳で、小型犬全体としての平均寿命は13.9歳となっています。人年齢にすると72〜76歳ほどになります。日本ではトイプーやチワワなど体重が5kg以下の超小型犬が多く飼育されているため、全体の平均値が上がっていると考えられます。

中型犬の平均寿命

ビーグル
frank.shepherd

中型犬の平均寿命は13.3歳で、これを人間の年齢に換算するとおよそ80歳になります。2018年の人間の平均寿命は84歳なので、徐々に愛犬の平均寿命も私たち人間に近づいてきているなぁという印象を受けますね。

大型犬の平均寿命

ゴールデンレトリーバー
wafflesatnoon

大型犬の平均寿命は11.1歳で小型犬や中型犬に比べて短いことが分かります。ただ、人間の年齢に換算すると82歳くらいになるので、どのサイズの犬種でも人の年齢で考えるとだいたい同じくらいの平均寿命であると言えそうです。

ですが、小さいサイズのコたちに比べ、一緒にいられる時間が短いというのは大型犬オーナーさんにとってはやっぱり寂しいですよね。

犬の健康寿命を延ばすために大切なこと

寝ている犬
charcoal soul

犬の平均寿命をお伝えしましたが、やはり大切なのはいかに健康で長生きをするかと言うことだと思います。最近では犬にも『健康寿命』という言葉がよく使われるようになり、健康で過ごせる時間をできるだけ長くしようという取り組みがおこなわれています。

愛犬とのこまめなスキンシップ

自宅でできる簡単な方法は、愛犬と毎日スキンシップをとることです。短い時間でもいいので、ブラッシングをしたり体のいろいろな場所をさわって異常がないか確かめましょう。

特に毛の長い犬種は、目で見ただけでは体の異常が発見しにくいので、実際に触ってあげることで『あれ、なんかいつもと違うな』と気づくことができます。愛犬の健康寿命をのばすためにも、毎日の健康チェックを心がけましょう。

定期健康診断を受ける

健康を維持するためには、普段の食事や運動に気を使うことにより病気になりにくい体を作るのはもちろんですが、病気の早期発見も大切です。そのため、愛犬にも定期的な健康診断をおすすめします。7歳までは年に1度、7歳を過ぎシニア期に入ったら半年に1度のペースで健康診断を受けましょう。

血液検査やエコーなどで病気の早期発見ができれば、病気の完治率も高まり、その後の治療も楽になります。自分では体の不調を訴えられない愛犬の病気を見つけてあげる事は、健康寿命をのばすためにとても重要です。

毎日の健康管理に気をつけて愛犬に長生きしてもらおう

犬
ElvisClth

愛犬の健康は飼い主さんの意識と努力にかかっているといっても過言ではありません。愛犬とのお別れの時に『もっとしてあげられることがあったんじゃないかな』と悔いが残らないよう、日々の健康管理につとめて平均寿命以上を目指しましょう!

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nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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