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トイプードルの「オス」はやんちゃで大変?性別で性格や飼い方に違いはある?

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トイプードルをお迎えしようと決めた時、次に悩むのは性別ではないでしょうか?オスとメスで性格や特徴、飼いやすさなどが変わるのか?は気になる点ですよね。オスのトイプードルは「やんちゃでしつけが大変そう」そんなイメージをもってる方も多いのではないでしょうか?今回は「オス」のトイプードルに焦点をあてつつ、トイプードルのオスとメスの違い、オスのトイプードルを飼う時の注意点やメリットなどをご紹介したいと思います!

トイプードルの「オス」はやんちゃで大変?性別で性格や飼い方に違いはある?
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目次

  1. トイプードルの性別共通の基本的な性格
  2. トイプードルのオスとメスに性格の違いはある?
  3. トイプードルのオスとメスで性格以外に違いはある?
  4. オスのトイプードルはしつけが大変?オスを選ぶメリットは?
  5. オスのトイプードルを飼う際のポイントは?
  6. 【まとめ】トイプードルを飼う決め手は性別で考える必要はない!

トイプードルの性別共通の基本的な性格

2匹のトイプードル

「トイプー」の愛称でも親しまれているトイプードルですが、トイプードルはスタンダードプードルを愛玩目的で小型化したのがトイプードルだと言われています。

見た目の可愛さに惹かれる方が多いですが、実はとても知的で賢く、人間のような知能をもつと言われる程に聡明です。飼い主や家族に対して愛情深く、社交的な性格をしているため、初めて犬を飼う方や子供がいるファミリー層にもおすすめできる犬種です。

しつけも比較的しやすい犬種ではありますが、賢いが故に悪いことを覚えるのも早いので、ダメなことはダメとしっかりしつけを行わなければいけません。また、運動欲求が高い犬種でもあるため、運動不足になるとストレスとなり攻撃的な行動を取ることがあります。身体は小さいですが、十分に運動できる機会を確保してストレスが溜まらないようにしましょう。

トイプードルのオスとメスに性格の違いはある?

2匹のトイプード

トイプードルに限らず、どんな犬種でもオスとメスでは性格にそれぞれ個性があると言われています。ただし、同じオスでも元気な子もいれば、大人しい子もいますので「オス(メス)だからこう言う性格!」と断言することはできません。ここではあくまで一般的に言われているトイプードルのオスとメスの性格についてそれぞれご紹介をしたいと思います。

「オス」のトイプードルの基本的な性格

トイプードル

遊び好きでパワフル!

オスのトイプードルは遊ぶことが大好きでエネルギッシュな子が多いです。走り回ったり、ボールなどのおもちゃで飼い主さんと遊んだりすることが好きなので、定期的にお外やドッグランで遊ぶ機会を設けるようにし、運動不足にならないよう注意しなければいけません。

飼い主さん大好き!!依存心が強めな甘えん坊

オスのトイプードルは、メスのトイプードルよりも甘えん坊で人懐っこい子が多い傾向にあります。飼い主さんに対してとても愛情深く、他のペットや子供たちとも仲良く遊ぶことができます。

ただ飼い主さんに依存しやすい性格でもあるので、精神的に自立できるように育てることも大切です。

縄張り意識が強い一面も

トイプードルのオスはメスに比べて活発で縄張り意識が強い子が多い傾向にあります。そのためマーキングや噛んだりすることがあります。

室内でマーキングをしないようにトイレのしつけを徹底することはもちろん、成犬になるにつれて噛む力も強くなるので、噛み癖は子犬のうちに治す必要があります。

「メス」のトイプードルの基本的な性格

トイプードル

穏やかで心優しい癒し系

メスのトイプードルは一般的にオスよりも落ち着きがあり、穏やかで大人しい傾向にあります。 

オスよりも大人びていて甘え上手

トイプードルのメスはオスよりも早く成熟しやすく、子犬時代がオスより短いため、あっという間に大人になってしまいます。成犬になると独立心も芽生えるため、甘えてはくるものの意外とドライでベタベタし過ぎることはあまりないようです。自分が可愛いとわかっている子が多くずる賢い一面も持っています。

しつけがしやすい

自己主張が強く、トレーニングに熱心であり従順である一方、自立心も持っています。

その点ではオスよりもしつけがしやすい傾向にあります。また我慢強い子が多いので留守にすることが多い飼い主さん向きでもあると言えます。

トイプードルのオスとメスで性格以外に違いはある?

2匹のトイプード

上記ではトイプードルのオスとメスの性格の違いについて解説しましたが、性格以外にもオスとメスでは様々な違いがありますのでご紹介をしたいと思います。

体の大きさの違い

 トイプードルの平均的な体高・体重は

体高:23~28cm前後/体重:3kg前後と言われています。

個体差があるので一概には言えませんが、オスとメスでは若干オスの方が大きいと言われています。

また、体長はメスの方が長いことが多いです。

どの犬種でもそうですがメスは子宮があるので、その分オスよりも体長が長くなると言われています。ちなみに避妊手術をしても子宮の分、胴体が縮むわけではなく胴体の長さ自体はそのままです。

子犬のトイプードルのオスとメスの価格相場の違い

トイプードルは一般的にオスの子犬よりもメスの子犬の方が高価になる傾向があります。

血統や被毛のカラーなども価格に影響を与えることがありますが、トイプードルのオスとメスの平均価格は以下になります。

トイプードルのオスの平均価格 

約30万円

トイプードルのメスの平均価格 

約35万~40万円

メスの方が大体5〜10万円前後で、オスよりも高いです。 

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避妊手術や去勢手術の費用の違い

繁殖を望まない場合、オスは去勢手術・メスは避妊手術があり、手術費用もオスとメスでは異なります。 

オスの去勢手術の平均価格 

約1万8000円~2万円

メスの避妊手術の平均価格

約2万5000円~3万円 

※上記に診察料や検査費用などがプラスされるケースが一般的です。

メスの避妊手術費用の方がオスの去勢手術費用より高くなる傾向にあります。

トイプードルのオスとメスで飼育費用に違いはある?

日常的な飼育に必要なお金について、オスとメスで費用に変わりはありません。上記で解説した避妊や去勢、生体費用には多少差がありますが、その子の健康状態に基づいて、飼育環境や食事など、多くの要因が関わってきます。そのため性別で飼育費用に差はないと言えるでしょう。

オスのトイプードルはしつけが大変?オスを選ぶメリットは?

トイプードル

トイプードルのオスはメスよりエネルギッシュで活発な傾向があるため「しつけが大変そう」と思われる方もいらっしゃいますが、オスだからと言ってメスよりもしつけが大変なんてことはありません。トイプードル自体賢くしつけもしやすい犬種です。性別よりその子の「性格」を活かしたしつけ方をすることが重要です。

犬の場合は基本的には叱ったりすることはせず、褒めて伸ばすしつけが効果的です。

下記ではオスを飼った場合のメリットをご紹介いたします。

メリット①:ヒート(生理)が来ない

メスは6か月くらいの周期でヒート(生理)がきて出血が2週間ほど続く子もいます。ヒート中はオス犬を寄せ付けてしまうため、お散歩やドッグランには中々行けません。また、出血量によっては室内中に血を垂らして歩いてしまうなんてことも。。

ただし、オスでも去勢をしない場合はマーキングやマウンティングなどに悩まされることがあります。

メリット②:去勢手術費用や生体価格がメスよりも安い

これは上記でも説明しましたが、オスのトイプードルは去勢手術費用や生体価格がメスよりも安いです。

様々な考え方があるため「去勢手術は絶対した方がいい!」とは言えませんが、繁殖を考えていない場合は去勢手術をしてあげたほうが、マーキングやマウンティング行動が減少したり、オス特有の生殖器関連の病気を予防できるメリットもあります。

オスのトイプードルを飼う際のポイントは?

トイプードル

ここではオスのトイプードルを飼う上で気を付けたいポイントをご紹介いたします! 

ポイント①:運動不足に注意

 

オスのトイプードルはエネルギッシュで活発な子が多いため運動量には注意が必要です。運動不足はストレスや問題行動の原因となりますので、日々のお散歩はもちろん、屋外で一緒に遊んだり、たまにはドッグランに行くなど、アクティブに過ごす時間をしっかり作ってあげてください。

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噛み癖・吠え癖のしつけはしっかりと

オスのトイプードルは元気すぎるが故、興奮しやすい傾向があります。

子犬期に噛み癖がある子は、成犬前の子犬のうちに治しましょう。さらに「吠えたら要求がとおる」と覚えてしまうと吠え癖もつきます。オスはメスと比べて噛む力や吠える声も大きいので、子犬期からしっかりしつけることが重要です。

ポイント③:オスでも神経質な子や臆病な子はいる

トイプードルは両極端な性格の場合が多く、オスでも神経質や臆病な子がいます。その場合は子犬期からの社会訓練が重要になってきます。

例えば・・

・飼い主さんと離れても怖がらずに待てるように慣れさせる。

・音に敏感な子は、日常的に色々な音を聞かせて不安にならないよう慣れさせる。

・飼い主や家族以外の人に慣れるよう出来るだけ多くの人や犬と交流をする。

など・・

迎え入れてから性格が変わることもあるので、臆病だったり怖がりの傾向が見えたら子犬期から社会訓練をおこないましょう。 

ポイント④:去勢をしない場合は・・マウンティング編

マウンティング行動は犬種関係なくオス犬なら言えることですが、犬が腰を振る行為(人やほかの犬、ぬいぐるみなどに覆いかぶさる行動)を「マウンティング」といいます。

これはオスに良く見られる行動でマウンティング理由としては

・生殖(性的)行動

・上下関係の誇示(相手を下にみていて、自分が上だと認識される行動)

・ストレス発散

などがあります。マウンティングは去勢したオス犬でも行うことがありますし、メスでも気の強い子やヒート(生理)前後にマウンティングをする子もいます。

マウンティング自体に問題はありませんが、マナーとして他の犬や人に対して行わないようしつけましょう。

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ポイント⑤:去勢をしない場合は・・マーキング編

マーキングも犬種関係なく言えることですが、去勢をしてないオス犬はマーキングをしてしまいがちです。

一度マーキングを覚えた犬は本能で自分の匂いを残すため、あちらこちらにマーキングをしてしまうので、なかなか治らないのが現状です。そのためマーキングを家の中でしないようにするには、トイレとは別のしつけが必要になります。

治らない場合はお留守番のときはマナーバンドを装着したり、獣医師やドッグトレーナーに相談、去勢手術を検討してみると良いでしょう。

去勢は麻酔のリスクを考慮すると6歳までにおこなうことをオススメいたします。

マーキングはメスでもする場合がある

驚かれる方もいらっしゃいますが、メスでも不妊手術をおこなっていない子は発情期や縄張り意識の強さなどから片足を高らかにあげて見事なマーキングをする子もいます。

やめさせたい場合にはオス同様にしつけか、繁殖希望がない場合は避妊手術をすることがおすすめです。

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【まとめ】トイプードルを飼う決め手は性別で考える必要はない!

トイプードル
kawaguchieyeclinic

今回はトイプードルのオスについて焦点をあてて解説しました!

トイプードルはオスの方が「やんちゃで気性が荒い」と言うイメージを持たれている方がいらっしゃいますが、トイプードルの場合は性別より個体差ですので、性別を気にし過ぎる必要はありません。この記事では飼い主さん自身が『オス・メスどちらと生活していきやすいか』『愛犬との関係に何を望むか』の1つの参考になれば嬉しいです。

常にべったり甘えて欲しい!そんな方には全身で「飼い主さん大好き!!」を表現してくれるオスと相性ピッタリだと思います。

逆に、あんまりベタベタされたくない方は、落ち着きのあるメスと相性が合うと思います。

ご自身の性格やライフスタイルと、トイプードルのオスとメスどちらが相性が良さそうか一つの目安にしてみてください。もし直感で「この子だ!!」と思う子が現れたらフィーリングで選ぶ事も大切な決め手の1つだと思います。

そして何より、お迎えした子が想像とは違った性格だったとしても最後の日まで家族として大事に育ててあげることが一番重要なことです。

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