柴犬にはどんなおもちゃがおすすめ?遊び方や遊ぶ時の注意点をご紹介
日本国内にとどまらず、世界中で「SHIBA」として愛されている柴犬は、街中でも頻繁に見かける上に、SNSなどにも可愛らしい写真や動画が多く投稿されています。そんな大人気の柴犬は、他の犬種と比べても比較的運動量の多いワンちゃんのため、しっかり遊んであげる必要があります。本記事では、柴犬と遊ぶ時のおすすめのおもちゃや遊び方、おもちゃ選びの注意点などをご紹介していきます。柴犬を飼い始めた方も、これから柴犬を飼う予定の方も是非参考にしてみてください。
柴犬とおもちゃで楽しく遊ぶには
忠実で賢いといわれることも多い柴犬ですが、飽き性な一面もあり、遊びにも刺激や変化を求めることがあると考えられています。そのため、新しいおもちゃを買い与えても数回遊んだだけで飽きてしまうなんてことも珍しくありません。そんな飽き性な柴犬とおもちゃで遊ぶ時には、すぐに飽きさせないような工夫をすることが大切です。
ワンちゃん用のおもちゃにはさまざまな種類のものがありますが、ひとりで遊ぶタイプのおもちゃよりも飼い主と一緒に遊ぶおもちゃの方が遊び方をいろいろ工夫できるので飽き性な柴犬にとっては向いている場合もあります。
しかし、おもちゃの好みには個体差があるので、愛犬のお気に入りが見つかるまで色んなおもちゃを試してみましょう。
柴犬のおもちゃの選び方
では、柴犬のおもちゃはどのように選んだらいいのでしょうか。ここでは、柴犬のおもちゃの選び方として2点解説していきます。
年齢で選ぶ
実はワンちゃんにもおもちゃの適正年齢があり、年齢に合ったおもちゃを与えることが推奨されています。そのため、柴犬のおもちゃを選ぶにあたっては、まず年齢を考慮して選びましょう。
成長とともにこれまで夢中だった音の鳴るおもちゃに全く興味を示さなくなることもあるので、年齢を重ねたら、頭を使って遊べる知育おもちゃに切り替えていくのがおすすめです。
用途で選ぶ
おもちゃを選ぶ際には用途を考慮することも大切です。思いっきり遊ばせたい時はボール、お留守番の際には一人遊びができるおもちゃなど、用途別に選ぶ飼い主さんは少なくありません。
ロープやボールは飼い主さんとのコミュニケーションにも使える上に、ワンちゃんが一人で遊ぶ時にも使うことができます。また、公園やドッグランなどの外で遊ぶ時と室内で遊ぶ時に分けるのもいいでしょう。
シチュエーションに合わせて選ぶことで、さまざまなジャンルの遊びができます。
柴犬とおもちゃで遊ぼう
柴犬のおもちゃの選び方を踏まえた上で、実際におすすめのおもちゃと遊び方について見ていきましょう。愛犬とどのように遊んであげたらいいのか分からない方は是非参考にしてみてください。
①ボール遊び
まずは定番のボール遊びをしてあげましょう。
ボール遊びの基本としては、ボールを遠くまで投げて持ってこさせるのを繰り返します。ボールを投げる速度や方角を変えることでいつまでも飽きずに遊ぶことができます。
また、ボールの種類を変えるのもおすすめです。最近では、縄を合わせたものやゴム製で噛むと音が鳴るものなど、さまざまな種類のボールがあるので気になる方は是非探してみてください。
②引っ張り合い
柴犬とおもちゃを引っ張り合って遊ぶのもいいでしょう。
引っ張り合いは、縄を合わせたタイプのおもちゃなどを使って飼い主と愛犬で引っ張り合います。
引っ張り合いは、大好きな飼い主と一緒に遊ぶことができる上にストレスの解消にもなるので、柴犬にとって満足度の高い遊びです。
柴犬と引っ張り合いで遊ぶ時のポイントとしては、時々飼い主がわざと負けて愛犬を勝たせてあげることです。
柴犬はプライドが高く気分屋な性格をしているため、常に飼い主が勝ってしまうと不貞腐れて遊ばなくなってしまうこともあるので注意してくださいね。
③追いかけっこ
柴犬は運動が大好きなワンちゃんなので、追いかけっこもおすすめの遊びの一つです。
ただ追いかけ合うのではなく、飼い主さんがおもちゃを持って動かし、愛犬に追わせるという遊び方がいいでしょう。
使用するおもちゃは愛犬のお気に入りのものや音が鳴るものなどがおすすめです。
④知育玩具
お留守番の時など、柴犬をひとりで遊ばせる際には頭を使って遊ぶ知育玩具を与えることをおすすめします。
ご存じの通り柴犬は知能が高く、頭のいい犬種なので知的好奇心が刺激されるおもちゃを好む傾向があります。
特におすすめの知育玩具は、中にフードやおやつを入れられる構造になっているボールで、転がすと1粒ずつ中のものが出てくるような仕組みになっているものです。
飼い主の手が無くても、自分で転がしたり鼻で突いたりして一生懸命考えながら遊ぶので、長時間飽きずに遊ぶことができます。
おもちゃ選びの注意点
柴犬だけに限らず、ワンちゃん用のおもちゃはバリエーションが豊富でどれを選べばいいか分からない方も多いのではないでしょうか。さまざまな種類のおもちゃがある分、選び方にも注意しなければなりません。ここでは、柴犬のおもちゃを選ぶ時の注意点をいくつかご紹介していきます。
注意点①身体のサイズに合ったもの
柴犬のおもちゃを選ぶ時には、愛犬の身体のサイズに合ったものを選びましょう。
一般的に柴犬は小型~中型犬に分類されますが、一般的な小型犬と比べると口の中も大きく噛む力も強いのが特徴です。
そのため、小型犬用のおもちゃを選ぶのは間違っていないのですが、ものによっては中型犬向きのおもちゃを選ぶことをおすすめします。
小型犬用のおもちゃは小さいものが多いため、遊んでいる時に誤って飲み込んでしまう可能性があり非常に危険です。
おもちゃの誤飲を避けるためにも、愛犬の身体の大きさに合ったものを選びましょう。
注意点②壊れにくいもの
柴犬のおもちゃを選ぶ時の注意点の二つ目は、壊れにくく安全性の高いおもちゃを選ぶことです。例えば、天然のゴム製など、愛犬が口にしても安全な素材でできたおもちゃを選ぶといいでしょう。
柴犬の力は想像以上に強いため、作りが粗雑なおもちゃは遊んでいる途中に壊れてしまうことがあります。
おもちゃを噛んで壊してしまうと、そのまま破片を飲み込んでしまうことも考えられるため、壊れにくい素材でできたおもちゃを選ぶようにしましょう。
注意点③ひとりで遊べるもの
柴犬のおもちゃは、ひとりで遊べるものがおすすめです。
柴犬は、元来狩猟犬として活躍してきた犬種と言われているため、そうでない犬種よりも狩猟の本能が強い傾向があります。
そのため、そのような本能を満たしてあげられるようなおもちゃを与えることで、柴犬はひとりでも遊ぶことができるでしょう。
また、柴犬は気分屋でひとりの時間を大事にする犬種のため、ひとりで遊べるおもちゃがあると安心です。
注意点④頭を使うもの
柴犬におもちゃを選ぶ時には、頭を使うものを選ぶといいでしょう。
本記事でも何度かご紹介しましたが、柴犬は知能や学習能力が高く、頭がいいことで知られています。
そのため、その知性の高さを活かせるおもちゃも選んであげることで、飼い主がいなくてもひとりで遊ぶことができます。
最近では、ペットショップやネット通販に多くの知育玩具があり、パズルの下におやつを隠すものやおもちゃの中におやつを入れるもの、カバーを開けさせペダルを踏ませるものなど、バリエーションが豊富です。
知育玩具は身体を動かすというよりも、知的好奇心を満たしてくれるおもちゃなので、賢い柴犬にはピッタリです。
知育玩具はお留守番の時やひとりで遊ばせたい時に有効的なので、一つあってもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では柴犬と遊ぶ時のおもちゃと遊び方、そして遊ぶ時の注意点などを解説しました。
ワンちゃんを迎えるとなると、どの犬種でも必ず遊んであげる必要がありますが、中でも柴犬は元来狩猟犬であったということもあり、一日に一定量の運動が必要になります。
それを補うのが遊びということになりますが、ご紹介した通り遊びと一括りに言ってもさまざまな遊び方があって面白いですよね。
皆さんの愛犬はどのような遊びが好きでしょうか。
最近ではネット通販やペットショップにさまざまな種類のおもちゃがあるので、遊び盛りの子や既存のおもちゃに飽きてきた場合は、色んなおもちゃにトライしてみましょう。
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この記事のライター
choco
シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!
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