豆柴は服を着せた方がいい?犬服のメリット・デメリットが知りたい!
ショッピングモールや観光地などのさまざまな場面で洋服を着ている犬をみかけたことはありませんか?特に小型犬は大型犬と比べて洋服を着せられていることが多く、「なんで洋服を着ているんだろう?」と疑問に思ったことがある方も少なくないと思います。そこで今回は豆柴に焦点をあてて、洋服を着せるメリット・デメリットをご紹介するとともに、豆柴には洋服が必要なのかも解説するので、愛犬に洋服を着せるかどうか迷っている人は参考にしてみてくださいね。
豆柴の基本情報
豆柴は「柴犬よりもひと回りほど小さい柴犬」で、柴犬の体高がオスが38~41㎝、メスが35~38㎝程度であるのに対し、豆柴の体高はオスが30~34㎝、メスは28~32㎝程度です。
柴犬の凛とした顔つきはそのままに、いつまでも子犬のようなサイズ感であることから人気となりました。
毛色の種類は柴犬と同じ「赤」、「黒」、「白」、「胡麻」の4色。全体の8割が赤柴と言われているため、豆柴も同じくらいの比率だと考えられます。
コートタイプはダブルコートなので抜け毛は多く、年に2回訪れる換毛期には大量の抜け毛に悩まされる飼い主さんも多いです。
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そもそも犬に洋服は必要なの?
犬に洋服を着せている飼い主さんはたくさんいますよね。へアレスドッグなどの一部の犬を除き、多くの犬が全身被毛で覆われているため寒さには強そうですし、「なんで洋服を着せているんだろう?」、「オシャレで着せているのかな?」と思ったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
中には「動物に洋服なんて虐待だ」、「飼い主のエゴでしかない」という意見もありますが、犬に洋服を着せる理由には実にさまざまなものがあり、単にオシャレ目的ではないことも多く、その子の状態によっては必要というケースも大いにしてあるのです。
ここでは犬に洋服を着せるメリットとデメリットをご紹介します。
犬に洋服を着せるメリット
犬に洋服を着せることにはさまざまなメリットがあり、下記のような理由から愛犬に洋服を着せてるという飼い主さんも多いです。どんなメリットがあるのか、1つずつ見ていきましょう。
暑さ・寒さ・雨対策
まずはじめに挙げられるのが暑さ・寒さ対策です。犬は汗をかく部位が人間と比べて少ないため、体温調節が苦手だと言われています。中でも小型犬や子犬・シニア期に入った犬は特に体温調節が得意ではありません。また、犬種や身体の大きさなどによっても暑さ・寒さに弱い子たちもいます。犬も人間と同じで熱中症になったり、紫外線によって皮膚にダメージを受けるほか、寒さで体調を崩して風邪を引くこともありますが、暑い夏や寒さの厳しい冬を元気で乗り切るために役立つのが犬服なのです。
人間よりも地面に近い犬は照り返しや冷え込みなどの影響を受けやすいので、お散歩の時間帯を工夫することはもちろん、洋服を活用して愛犬の身体になるべく負担がかからないよう飼い主さんたちは対策しているんですね。
また、犬服は雨の日のお散歩でも活躍します。雨の日は被毛が汚れやすくなったり、濡れることで風邪を引いてしまう可能性がありますが、レインコートや撥水加工された洋服を着せてあげることで泥はねなどによる汚れや身体が冷えるのを防ぐことができます。帰宅後のお手入れも格段に楽になるので、雨の日でもお散歩に行く飼い主さんと愛犬におすすめのアイテムです。
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抜け毛対策
抜け毛対策として洋服を着せている飼い主さんもいます。洋服を着せていても毛は抜けますが、被毛が飛び散ったり床に落ちる量を減らすことができるため、家の中に落ちる毛を最小限にすることができるのです。特にダブルコートの犬種の場合、換毛期には驚くほどの量の毛が抜けることも珍しくないので、換毛期の時期だけ洋服を着せているという飼い主さんは少なくありません。
また、ショッピングモールへのお出かけや犬と同伴可能な飲食店へ訪れる際など、周りの方への配慮・マナーとして洋服を着せ、なるべく毛が飛ばないようにしている飼い主さんも多いです。
虫除けや怪我の予防に
犬服は虫刺されによる皮膚トラブルや枝・飛び出た針金などによる怪我の防止にも効果的です。犬の中には草むらなどに入っていくのが好きな子もいますが、季節によってはノミ・ダニなどの寄生虫がくっついてしまったり、蚊に刺されて皮膚トラブルとなることがあります。また、植え込みやフェンスなどに近づいた際に枝や金網で皮膚が傷つき怪我をしてしまうケースも0ではありません。そんなときのために活躍するのが洋服です。冷感素材のものだけではなく、最近では防虫効果のある犬服も販売されているので、夏の間だけ着せるという使い方もできます。
術後の傷口の保護にも
治療中であったり避妊・去勢などの手術をした痕を保護するために洋服を着ていることもあります。違和感がある部位が気になって舐めてしまう子も少なくないので、悪化を防いだり傷の治りを遅らせないために着用が望ましいケースもあるのです。
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犬に洋服を着せるデメリット
犬服にはさまざまなメリットがある一方で、デメリットも存在します。
皮膚トラブルの原因になる可能性がある
洋服を着せることで皮膚が蒸れたり、お腹や足の付け根、首の後ろなどの擦れやすい部分が毛玉になってしまうことがあります。長時間の着用は避ける、服を脱がせた後は念入りにブラッシングをするなどの工夫が必要です。
誤飲に注意
デザイン性の高い洋服の中には飾りがついているものもありますが、気になって犬が噛んだり、小さなパーツを飲み込んでしまうケースも考えられるので、できればシンプルなデザインのものを選ぶのがベターです。愛犬には可愛いものを着せたくなってしまうものですが、デザイン性よりも機能性を選ぶようにしましょう。
ストレスになる場合も
すんなり洋服を受け入れてくれる子もいれば、嫌がって暴れてしまう子ももちろんいます。上述した通り、犬服にはさまざまなメリットがありますが、愛犬が嫌がっている場合には無理に着せるのはやめましょう。犬にとって洋服は動きづらいものであり、自分では脱げないのでストレスが溜まってしまうほか、無理強いすることで信頼関係にヒビが入ってしまう恐れもあります。傷の保護などで獣医師の指示がありどうしても着せなくてはいけないという場合には、洋服を着たらいいことがあると認識してもらえるようにおやつを活用し、着用は短時間に留める、エリザベスカラーも併用するなど工夫してあげてくださいね。
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豆柴には洋服を着せるべき?
犬服のメリット・デメリットをそれぞれ見てきましたが、豆柴には洋服を着せた方がいいのか悩みますよね。大切な愛犬にとって必要なのであれば取り入れたいと考える飼い主さんが多いと思います。
豆柴はチワワやミニチュアピンシャーのように寒さにとても弱い犬種とは異なり、比較的丈夫な柴犬の特徴を受け継いでいるため、絶対に着せるべきとまでは言い切れません。
ただし、ダブルコートであっても1年中温度管理された快適な室内で暮らしている犬たちの中には寒さが苦手な子もいます。愛犬の様子をよく観察して、必要であれば犬服を活用してみてください。
洋服を選ぶ時には素材や機能性、価格など選ぶ際のポイントはいくつかありますが、1番重要なのはサイズです。愛犬の身体に合っていないと、窮屈な思いをさせてしまったり、動きづらさを感じさせてしまい洋服嫌いの原因となります。
〇〇用など、特定の犬種向けに販売されている洋服もありますが、ブランドやメーカーによってサイズに誤差が生じることもあるので、愛犬のサイズをしっかり測っておくのはもちろん、できれば試着できるとなおいいですね。
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犬服は場面に応じて活用しよう
犬用の洋服にはメリットがたくさんありますが、全ての犬が絶対に着なくてはいけないというわけではありません。服を着ることで熱がこもって体調を崩してしまう可能性やストレスを感じてしまう場合もあります。
豆柴は身体は小さいですが柴犬と同じダブルコートであり特段寒さに弱いというわけではないので、洋服を着せるかどうかは愛犬の様子をみて検討しましょう。
公共の場にいくときや換毛期の時だけ着せる、雨の日だけレインコートを着せるというように場面に応じて活用している飼い主さんも多いので、参考にしてみてくださいね。
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この記事のライター
choco
シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!
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