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ジャックラッセルテリアについて|抜け毛は少ない?被毛タイプやブラシでの対策をご紹介

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ジャックラッセルテリアは、活発で明るく、魅力あふれる犬種です。日本でも人気があり、最近ではTV番組やCMなどで目にすることが多くなったように感じます。今回は、ジャックラッセルテリアを飼育する上で気になる抜け毛や被毛の特徴、お手入れ方法をご紹介します。

ジャックラッセルテリアについて|抜け毛は少ない?被毛タイプやブラシでの対策をご紹介
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目次

  1. ジャックラッセルテリアの被毛タイプと特徴について
  2. ジャックラッセルテリアの抜け毛対策|自宅でのお手入れのコツ
  3. ジャックラッセルテリアにカットは必要?
  4. ジャックラッセルテリアの抜け毛はブラシで対策できる!

ジャックラッセルテリアの被毛タイプと特徴について

ジャックラッセルテリア

ジャックラッセルテリアの抜け毛対策を考えるにあたり、被毛タイプと特徴を知っておきましょう。ジャックラッセルテリアは抜け毛が多いダブルコートと呼ばれる被毛をもち、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の2層構造になっています。換毛期にはアンダーコートが抜け落ちるので、普段よりもさらに抜け毛が増えます。ここでは長さ別の被毛タイプと特徴、毛色についてご紹介します。

被毛の長さで3種類ある

 ジャックラッセルテリアは、被毛の長さ別に3種類に分けられています。 

スムースコート

全身短毛に覆われており、艶がありすべすべとした手触りです。毛が短く、長くても1㎝未満ほどなので一番抜け毛の量が少ないと思われがちですが、実際は3種類の被毛の長さの中で、最も抜け毛が多く、硬い毛がカーペットや洋服に刺さり掃除が大変と言われています。1年を通して抜け毛が多いですが、換毛期は特に毛が抜けるので、毎日のブラッシングを欠かさず行い、少しでも抜け毛を減らすことが大切です。 

ラフコート

3種類の被毛の長さの中では最も長毛で、2.5〜5㎝くらいのワイヤーヘアです。モジャモジャとした硬そうな被毛に見えますが、意外にさらっとした手触りです。抜け毛はスムースコートよりも少ないと言われていますが、毛が長いので定期的に抜け毛を除去する必要があります。長く伸ばすことも、短くすることもできるので色々なカットスタイルが楽しめます。

ブロークンコート

スムースコートとラフコートの中間くらいの長さの被毛をブロークンコートと言いますが、その長さには個体差があり、毛質も柔らかい毛と硬めの毛が混在しています。抜け毛はスムースコートよりも少ないようですが、毛の量は1番多くお手入れは必要です。

ジャックラッセルテリアの毛色

JKC(ジャパンケネルクラブ)では、ジャックラッセルテリアの毛色はホワイトが優勢であり、ブラックもしくはタンのマーキングが入ると定められています。マーキングには、ごく明るいタンからとても濃いタン(チェスナット)までさまざまです。よく見かけるジャックラッセルテリアのカラーはホワイトベースに茶色の模様が入っている子(ホワイト&タン)だと思いますが、ホワイト・タン・ブラック(トライカラー)の3色が入っている子やホワイト・ブラック、ホワイト一色の子もいます。

成長とともに毛質や毛色が変わることもあり、同じ模様の子はいないといわれるほど色々な個性を持った子がいるのも魅力の1つですね。

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ジャックラッセルテリアの抜け毛対策|自宅でのお手入れのコツ

ジャックラッセルテリア
Annabel_P

自宅でのお手入れ方法の基本は、毎日のブラッシングです。ブラッシングは抜け毛対策はもちろん、血行の促進や愛犬とのコミュニケーションにもなるので、積極的に行いましょう。被毛の長さ別に、自宅でのお手入れ方法をご紹介します。 

スムースコート

被毛は短く硬いため、一見手入れが不要に見えるかもしれませんが、抜け毛の量は多いのでブラッシングが必須です。皮膚を傷つけないようラバーブラシや獣毛ブラシを使用し、マッサージするようなイメージでブラシをかけましょう。毎日のお手入れで死毛(すでに抜けて皮膚に残っている毛)を取り除くことが、換毛期を少しでも楽に乗り切るコツです。

ラフコートやブロークンコート

長い毛が絡まったり毛玉になることがあるので、ラバーブラシや獣毛ブラシよりもコームやスリッカーブラシが良いでしょう。毛並みに沿うように、優しくブラッシングします。ラフコートは毛が長く少しウェーブがかっているので絡まりやすいです。換毛期にブラッシングを怠ってしまうと毛玉ができ、皮膚疾患のリスクも高まります。長い毛と短い毛が混在しているブロークンコートも、ピンブラシやスリッカーブラシでお手入れしましょう。

毛玉の取り方についてはこちら

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ブラッシングの他に、定期的なシャンプーも抜け毛対策として有効です。シャンプーのしすぎは皮膚の油分を必要以上に取り除いてしまったり、すすぎ残し・乾燥不足で皮膚トラブルになってしまうこともあるので、その点には注意してください。頻度としては月1~2回が目安です。

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ジャックラッセルテリアにカットは必要?

ジャックラッセルテリア

ラフコートやブロークンコートのジャックラッセルテリアと暮らしていると、カットの必要性について考えることがあるかもしれません。トリミングサロンでのお手入れは必要ですが、バリカンを使用して全身を刈ることはおすすめできません。もともとバリカンでのカットの必要性がないジャックラッセルテリアを短く刈ると、毛質が変わってしまうことがあります。ただし、飼い主さんの考え方によっては、テリア本来の毛質に近付けるために専用のトリミングナイフを用いて被毛の手入れをすることがあります。

スムースコートは短毛なのでトリミングの必要はありません。足裏などは毛が伸びてそのままにしておくと滑ってけがをすることもあるので、定期的にチェックしましょう。

プラッキングで本来の毛質にする

元来猟犬として活躍していたジャックラッセルテリアは、狩りの際に皮膚を外傷から守ったり、雨に濡れても水を弾くよう太く硬い被毛をもちます。家庭犬として生活していると、このような被毛にはならず柔らかめの毛質になるので、本来のスタイルに近付けるために、トリミングナイフを使ったプラッキングという方法でテリアの特徴的な毛質にすることがあります。

プラッキングの方法

プラッキングは、ナイフを軽く皮膚に当て、全身のアンダーコートを丁寧に抜いていく作業であり専門的な技術が必要とされています。身体の部位によっては、トリミングナイフを使用しない場所もあります。プラッキングしたい場合はトリミングサロンにお願いするか、きちんと技術や知識を身に付けてから行いましょう。

プラッキングについて詳しくはこちらの記事で解説しています

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ストリッピングという、全身の毛を抜いて綺麗な被毛が生えそろうようにする方法もあります。ストリッピングをすることで悪い状態の毛がなくなり、被毛がきれいな状態を保つことができますが、生えそろうまでに時間を要するのに加え、技術も必要なので、対応できるトリミングサロンも多くはありません。ドッグショーなどに出るわけではないのであれば、プラッキングで十分でしょう。

ストリッピングについて詳しくはこちら

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ジャックラッセルテリアの抜け毛はブラシで対策できる!

ジャックラッセルテリア

ブラッシングには不要になった被毛を取り除くだけでなく、身体を清潔に保ったり血行を促進したりする効果があります。被毛の長さの特徴に合ったブラシを用意し、毎日コミュニケーションを取りながら丁寧にブラッシングしてあげましょう。

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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