banner

banner

犬の遺伝子検査で分かること。検査方法や料金などの基本情報まとめ

お気に入りに追加

犬の遺伝子検査について聞いたことはありますか?近年、犬の遺伝子検査を行っている団体や企業などの機関が増えてきており、犬関係のイベントでも露出が増えています。そもそも遺伝子検査では、どのようなことが分かるのでしょうか?愛犬のために役立つ内容が知れるのであれば、ぜひトライしてみたいですよね!この記事では、犬の遺伝子検査における検査項目や検査方法、料金の目安について解説します。

犬の遺伝子検査で分かること。検査方法や料金などの基本情報まとめ
【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

目次

  1. 犬の遺伝子検査について|検査項目
  2. 犬の遺伝子検査について|検査方法
  3. 犬の遺伝子検査について|料金
  4. 愛犬をもっと深く理解できる遺伝子検査

犬の遺伝子検査について|検査項目

試験管
PublicDomainPictures

 遺伝子には、その個体のさまざまな情報が含まれているので、愛犬のことをより深く理解するのに役立ちます。では、どんな検査項目があるのかを見ていきましょう。 

  1. 生まれ持った性格などの特性
  2. 遺伝性疾患

1.生まれ持った性格などの特性

 その個体の生まれつきのさまざまな特性(行動特性)も、犬の遺伝子検査により分かります。検査では、人および犬への関心度、服従心、集中力、防衛本能、食物や臭いへの執着度などの度合いが分かり、それに基づいて愛犬の行動特性のタイプが示されます。

特に動物愛護センターや譲渡会などで混血犬種を迎えた場合、どの犬種の血が混ざっているのか分からないことが多いので、具体的な特性を知ることができれば、育て方や健康管理をする上でかなり役立つでしょう。ちなみに、何の犬種の血が混ざっているのかも判明できます。

2.遺伝性疾患

 遺伝子検査をすると、遺伝的にかかりやすい疾患を知ることができます。犬の遺伝性疾患は現在600種類以上あると言われており、犬種によって発症しやすいものが異なります。遺伝性疾患の例、および好発犬種の一部は以下の通りです。

かかりやすい遺伝性疾患を知っておけば、早い段階から対策を講じられます。また、発症を早期に発見して治療をすることで、重症化するのを防ぐこともできます。

●緑内障

  • シーズー
  • 柴犬
  • パグ
  • ビーグル など

●股関節形成不全

  • ジャーマンシェパード ・レトリバー種をはじめとした大型犬

●高尿酸尿症

  • ポメラニアン
  • ジャックラッセルテリア
  • ダルメシアン
  • ワイマラナー など

●進行性網膜委縮症

  • ミニチュアダックスフンド
  • トイプードル
  • ヨークシャーテリア
  • ゴールデンレトリバー など

犬の遺伝子検査について|検査方法

歯を見られている犬
Tima Miroshnichenko Pexels

 ここでは、遺伝子検査の検査方法をご紹介します。愛犬にとって負担になりにくい方法ばかりなので、安心してくださいね。 

  1. 遺伝子検査キットを取り寄せる
  2. 口腔粘膜を採取する

1.遺伝子検査キットを取り寄せる

 遺伝子検査は自宅で簡単にできます。まず、遺伝子検査を行っている団体や企業のサイトにある申込フォームに、必要事項を入力して送信します。 

2.口腔粘膜を採取する

 検査キットが届いたら、付属の綿棒で口内(頬の内側)を擦り、粘膜を採取します。そして同封されている返信用封筒に入れて返送すれば完了です。検査結果が出るのは、検査キットが先方に到着してから約2週間後になります。とっても簡単ですよね! 

犬の遺伝子検査について|料金

電卓
Shutterbug75

 犬の遺伝子検査の料金は、各団体や企業で異なりますが、おおよその料金を知っておきましょう。 

行動特性の検査料金の目安

 行動特性、および犬種鑑定の検査料金の目安は、14,000円程度です。行動特性の検査は行っていない場合もあるので、事前によく確認しておく必要があります。 

遺伝性疾患の検査料金の目安

 遺伝性疾患の検査料金の目安は、複数の遺伝性疾患の有無が調べられるセットになった検査が14,000〜19,000円程度です。単体、もしくはセット検査に追加して検査をする場合は、1検査あたり5,000円程度です。

多くの場合において、遺伝子検査を実施している団体や企業のサイトには、遺伝性疾患の種類と好発犬種が記載されているので、それを参考にして決めるとよいでしょう。

愛犬をもっと深く理解できる遺伝子検査

犬と飼い主
Sarah Chai Pexels

 将来にわたる病気のリスクは、普段の健康診断では判定できないので、遺伝子検査をすることで病気に備えることが出来そうですよね。また、行動特性や親犬、祖先犬の情報なども知ることができるため、愛犬をより深く理解したいという方は、遺伝子検査を試してみてはいかがでしょうか?

banner

komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

あわせて読みたい

【実施中】Makuakeで<Petan編集部企画>抗菌防臭ペットベッド応援購入プロジェクトを開始しました!

関連するキーワード

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード