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ペット先進国スウェーデンの犬事情|犬に優しい法律とは?

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北欧の国、スウェーデン。私たちになじみ深いのはやっぱり、インテリアショップの「IKEA」ではないでしょうか。 IKEAに代表されるように、北欧はデザイン性に優れたものが多く、おしゃれなイメージがありますよね。

そんなスウェーデン、実はペット先進国ということを知っていますか?今回は、スウェーデンの羨ましい犬事情についてご紹介します。 日本とはまったく違うペット事情に驚く方も多いはず!

ペット先進国スウェーデンの犬事情|犬に優しい法律とは?
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目次

  1. 犬にやさしいスウェーデンの法律とは
  2. スウェーデン原産の犬種
  3. スウェーデンはペットが暮らしやすい国

犬にやさしいスウェーデンの法律とは

犬
furry_portraits

 日本でもこの度、動物愛護法の改正が決まりましたが、それでもまだ日本はやっと、マイクロチップの義務化や動物虐待への罰則が強化されたという程度です。それに比べ、スウェーデンの法律は本当の意味で犬のことを考えて作られているなぁとレベルの違いを感じます。

犬猫目線で考えられているスウェーデンの動物保護法

犬と猫
StockSnap

 スウェーデンの動物保護法は、「犬も猫も良好な環境で自然な行動を行う事ができるようにしなければならない」という理念に基づいて作られています。 つまり、人にとって都合の良い法律ではなく、きちんと犬猫目線で考えられた法律と言ってもいいかもしれません。

そんなスウェーデンの動物飼養規制を一部ご紹介します。

  • 犬も猫もケージの中で保管してはいけない
  • 犬は6時間に1回は散歩をさせること

 など、日本ではなかなか難しいと思われることが法によって定められています。 そのため、動物を飼うにもハードルが高く、ペット先進国ではありますが、日本ほど動物飼育率が高くないというのも特徴的です。

まだまだあります、スウェーデンの羨ましいペット事情

 スウェーデンでは家を借りる時にペット飼育の許可は必要ありません。 どの物件でもペット可です。ペットは家族の一員という思想の表れなのではないでしょうか。

それと同じように、犬は電車やバスにもケージなしで普通に乗ることができます。 ペットアレルギーの方に配慮する意味で、ペットが乗れる車両は決められていますが、ペット乗車可能のサインのあるところにはリードをつけていれば乗せて大丈夫です。

スウェーデンのペットショップでは犬猫の購入不可

 また、スウェーデンでは日本のようにペットショップで動物を買うことができません。 犬や猫を飼いたいときには、専門のブリーダーさんから購入する必要があります。

購入するまで何度もブリーダーさんの所へ通い、犬の飼育方法やお世話の仕方などを学ぶとともに、犬を飼うための責任感や資質をチェックされます。 ブリーダーさんにとっては、わが子同然の子犬の一生をお任せするわけですから、当然といえば当然ですよね。

一目惚れや勢いで動物を迎えることができないので、飼育放棄されるコも少なく、動物と人どちらにとってもいいシステムと言えるのではないでしょうか。

スウェーデン原産の犬種

 犬にとっては幸せな環境で暮らせるスウェーデン。ここではそんなスウェーデン原産の犬種をご紹介します。 私たちにはあまりなじみのない犬種ですが、スウェーデンやヨーロッパではどれもメジャーな犬種です。 

スウェーディッシュ・エルクハウンド

スウェーディッシュ・エルクハウンド
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 「イェムトフント」とも呼ばれ、スウェーデンの国犬としてとても人気の高い犬種です。 名前の中に入っている「エルク」とは、ヘラジカのことで、立派な角を持つ最大の鹿です。 スウェーディッシュ・エルクハウンドはそのヘラジカの猟に用いられる猟犬として現在でも根強い人気を誇ります。 

スウェーディッシュ・バルフンド

コーギー
ElfinFox

 コーギーに見た目がよく似ているスウェーディッシュ・バルフンドは、コーギーと同じく牧牛犬として活躍していました。 また、番犬としても優秀なうえ、ネズミ駆除などでも重宝されていたようです。 見た目もかわいらしく、家庭犬としても人気の犬種です。 

ハミルトン・シュトーヴァレ

犬
Somo_Photography

 見た目はビーグルに似ていますが、ビーグルよりも10cmほど体高が高く、体つきも筋肉質で頑丈です。 こちらもスウェーディッシュ・エルクハウンドと同じく狩猟犬で、雪深い地域でクマやシカなどの大型獣の狩猟犬として活躍していました。 飼い主さんや家族には忠実なので、家庭犬としても飼育できますが、吠え声が大きいので吠え癖をつけないようなしつけが重要です。 

スウェーデンはペットが暮らしやすい国

スウェーデン
Unif

 ペット先進国のスウェーデンのご紹介、いかがでしたか? 犬の飼育や考え方など、日本との差は歴然ですよね。犬だけでの6時間以上の留守番が禁止されているため、飼い主さんが仕事をしている間はペットシッターをお願いしたり犬の保育園に預けるなど、飼い主さんの努力ももちろん必要ですが、愛犬家のわたしたちにとっては、羨ましいことばかり。 日本もスウェーデンを見習って、ペットのためのインフラや私たち飼い主の努力で、今までよりも少しでもペットにやさしい国になることを願って。 

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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