フレンチブルドッグのしっぽの特徴~形や種類をご紹介~
手足が短く、四角い頭やシワだらけの顔はフレンチブルドッグならではの魅力ですよね。また、潰れた鼻でガーガー鳴く姿や、いびきをかきながら寝る姿はギャップがあって、これらもフレンチブルドッグが人気の理由の一つです。このように、魅力が詰まったフレンチブルドッグですが、しっぽに注目したことは皆さんはありますでしょうか。本記事では、フレンチブルドッグのしっぽの特徴について解説していきます。フレンチブルドッグのしっぽについて知りたい方は是非参考にしてみてください。
そもそもフレンチブルドッグってどんな犬種?
フレンチブルドッグのしっぽの特徴について解説していく前に、まずはフレンチブルドッグがどのような犬種なのかについてご紹介していきます。
フレンチブルドッグの歴史
まず最初に、フレンチブルドッグの歴史について解説していきます。フレンチブルドッグは、元来イギリスで誕生した犬種と言われており、牛と戦わせるために用いられた戦闘犬として活躍していました。
しかし、このように戦闘犬として活躍していたフレンチブルドッグですが、1835年には「動物虐待法」が施行されたため、フレンチブルドッグが牛と戦わせられることも禁止されるようになりました。これ以降、ブリーダーたちによる品種改良や交配研究を経て、攻撃性が抑えられた穏やかな性格をしたフレンチブルドッグが誕生します。
また、名前に「フレンチ」と付いているため、フランスの犬種だと勘違いする方も少なくはないですが、フレンチブルドッグはイギリスのワンちゃんなのです。
いかがでしたでしょうか。フレンチブルドッグは元来戦闘犬であり、攻撃性のある性格をしていたことに驚かれた方も多いのではないでしょうか。フレンチブルドッグは比較的小型で大人しいイメージがあるのでびっくりですよね。
見た目の特徴
次に、フレンチブルドッグの見た目の特徴についてご紹介します。フレンチブルドッグは短頭種と呼ばれる鼻が短くて低い骨格をしている犬種に分類されます。短頭種のワンちゃんは、フレンチブルドッグ以外にもパグやペキニーズなどが含まれます。
短頭種のワンちゃんは気道が狭いと言われているため、いびきをかく体質をしていたり、吐きやすいとも言われています。
また、フレンチブルドッグ特有の「フレブル座り」や「手足足手座り」なども人気の一つです。
フレンチブルドッグのフレブル座り・手足足手座りに関して詳しく書かれてある記事もあるので、気になる方は是非参考にしてみてください。
フレブル座り・手足足手座りに関する記事はこちら
性格の特徴
最後にフレンチブルドッグの性格についてご紹介します。先ほどご紹介したフレンチブルドッグの歴史を踏まえると、フレンチブルドッグの性格を、「凶暴」や「荒っぽい」と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、フレンチブルドッグは穏やかで人懐っこい性格をしていると言われています。実際、通りすがりのフレンチブルドッグに近寄られた経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
また、好奇心旺盛な一面や、寂しがり屋で甘えん坊な一面もあるため、このギャップに惹かれてフレンチブルドッグに決めた方も少なくはないでしょう。
フレンチブルドッグのしっぽの特徴
ここでは、フレンチブルドッグがどのような犬種なのかを踏まえた上で、フレンチブルドッグのしっぽの特徴について解説していきます。フレンチブルドッグがどのような犬種なのかを踏まえた上で、しっぽの特徴について解説していきます。
フレンチブルドッグのしっぽは短い?
フレンチブルドッグのしっぽと言えば、 短いしっぽをイメージする人がほとんどなのではないでしょうか。皆さんの想像通り、フレンチブルドッグのしっぽは非常に短く、2㎝ほどの子がほとんどです。
実際見てみると分かるかと思いますが、フレンチブルドッグのしっぽは非常に短いため、当然ながらお尻は丸見えです。お尻が丸見えな状態で、フリフリをしっぽを振る姿はとても可愛らしいですよね。
しかし、フレンチブルドッグだからといってみんながみんなしっぽが短いわけでなく、長めの子もいます。長い子だと下向きに垂れており、お尻を絶妙な角度からカバーしています。
フレンチブルドッグのしっぽの種類
次に、フレンチブルドッグのしっぽの種類について解説していきます。「しっぽに種類があるの?」「しっぽの種類って何?」このように感じた方も多いのではないでしょうか。ご存じでない方もいるかと思いますが、ワンちゃんのしっぽにはそれぞれ種類があるのです。
一般的に、フレンチブルドッグのしっぽは「スクリューテール」と呼ばれています。スクリューテールに分類されるしっぽは、豚のしっぽのようにくるんと渦を巻いたような形をしており、フレンチブルドッグ以外にも、ブルドッグやボストンテリアなどのしっぽもスクリューテールの種類に分類されます。
確かに言われてみると、フレンチブルドッグのしっぽは豚のしっぽのようにくるんと巻かれているのが想像できますよね。
例外もある?
フレンチブルドッグのしっぽは短めでスクリューテールという種類に分類されるとご紹介しましたが、ワンちゃんには個体差があるので、みんながみんなくるんと巻かれたしっぽをしているという訳ではありません。くるんと巻かれておらず、ちょこんと乗っているだけのしっぽをした子もいます。
また、長さも2㎝ほどと解説しましたが、3~4㎝の少し長めのしっぽをしたフレンチブルドッグもいます。このように、しっぽ一つにしても、スクリューテールという種類に分類されますが、ワンちゃんによって個体差があるので、皆さんの愛犬のしっぽがご紹介した特徴に当てはまらなくても心配することはありません。一つの個性として受け入れてあげましょう。
フレンチブルドッグのしっぽは断尾される?
フレンチブルドッグのしっぽの特徴についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。しっぽに種類があることに驚かれた方もいるのではないでしょうか。ワンちゃんのしっぽと言えば、「断尾」を思い浮かべる方もいるかと思います。ここでは、フレンチブルドッグの断尾について解説していきますので、気になる方は是非参考にしてみてください。
そもそも断尾って何?
そもそも断尾とは何のことを指すのでしょうか。断尾とは、文字の通り、ワンちゃんのしっぽを切り落とすことであり、プードルやドーベルマン、ヨークシャーテリアなどのワンちゃんは一般的に断尾されます。
なぜ断尾する必要があるかと言うと、元来、牧畜犬や狩猟犬として活躍していた犬種が、しっぽを怪我するのを防ぐためにあらかじめ短く切られていたという歴史があります。
しっぽを切り落とすなんて、少し残酷なように感じる方も多いかもしれませんが、もともとはワンちゃんの安全性を確保するために行われていたと言われています。
フレンチブルドッグに断尾は必要?
断尾の歴史について簡単に解説しましたがいかがでしたでしょうか。ここでは、フレンチブルドッグに断尾が必要かどうかについて解説していきます。
フレンチブルドッグのしっぽは基本的に短いとご紹介しましたが、短いのは断尾が行われているからなのでしょうか。
結論から申し上げると、フレンチブルドッグのしっぽが短い理由は、断尾ではなく遺伝が関係しています。そのため長い状態で生まれてきて断尾されているという訳ではなく、もともと短いという特徴があります。ご存じでなかった方も多いのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では、フレンチブルドッグのしっぽの特徴や種類について解説しました。しっぽ一つでも犬種によって形や種類はさまざまですが、同じフレンチブルドッグの中でも若干の長さや形の違いがあるのも個性があって面白いですよね。
しっぽはワンちゃんの個性の一つでもあるので、既にフレンチブルドッグを飼っている方は、愛犬のしっぽと街中で見かけるフレンチブルドッグのしっぽを見比べてしまうことがあるかもしれません。フレンチブルドッグのしっぽの種類や特徴は大まかには分けられますが、必ずしも当てはまるということもないので、愛犬のしっぽが他のワンちゃんと多少特徴が違ったとしても、心配することはありません。これからフレンチブルドッグを迎える方は、しっぽにも個性があるので注目してみるのもよいかもしれませんね。
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この記事のライター
choco
シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!
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