banner

banner

冬は犬も寒い!暖房器具を活用して冬を快適に過ごそう

お気に入りに追加

寒くなってくると暖房器具を出し、冬本番に備えますよね。特に寒さが苦手な愛犬と暮らしている場合には、早め早めの寒さ対策が必要になります。 簡単に室内を暖めることができる人間用の暖房器具はたくさんの種類がありますが、犬のいる部屋で使う場合には注意も必要です。今回は、寒さが苦手な愛犬のために、種類豊富な暖房器具を使った寒さ対策や注意点について紹介します。

冬は犬も寒い!暖房器具を活用して冬を快適に過ごそう
話題/ 犬用ベッド徹底比較 犬用ベッドなんでも良いって思ってない?愛犬の寿命にもつながるベッドの選び方教えます。

目次

  1. 暖房器具で寒さ対策をする時のポイント
  2. 愛犬のいる部屋で暖房器具を使う時に気をつけること
  3. 愛犬は寒さに強い犬種なのか弱い犬種なのかを知っておこう
  4. 暖房器具で寒い冬も快適に

暖房器具で寒さ対策をする時のポイント

犬 ごろごろ

寒さが厳しい冬には、愛犬にもエアコンやホットカーペットなどの暖房器具を使う等の寒さ対策が必要になります。ここでは、犬がいる部屋での暖房器具の使い方をご紹介します。

室内温度は20℃前後が快適

犬が冬に快適に過ごせる室温は20度前後、湿度は40〜60%が目安と言われています。

室温と湿度が上記になることを目安に、暖房機器を調整しましょう(暖房機器の設定温度が20度ということではありません)。

人でも暑がりな人や寒がりな人がいるように、犬も犬種や被毛の種類、年齢や体の大きさによって快適な室温が異なります。愛犬の様子を見ながら、暖房を工夫してあげると良いですね。さらに、適切な暖房環境は、その他の要因(外気温、湿度、部屋の大きさ、床の材質、暖房機器の種類)などによっても異なります。

冷気は下に溜まりやすいという性質もあるので、愛犬が生活している高さの壁などに温度計を置いて室温を確認したり、実際に床に寝てみて冷気が入ってきやすい場所を確認したりして、愛犬にとって快適な生活環境を目指しましょう。サーキュレーターで暖かい空気を循環させたり、犬用の湯たんぽや洋服などの防寒グッズを上手に併用したり、エアコンの風が犬に直接肌が当たらないようケージやベッドの位置を変更するといった工夫も有効です。

こちらの記事もチェック!

室温や湿度はどれくらいが快適?犬が過ごしやすい環境を作るための工夫

あわせて読みたい

室温や湿度はどれくらいが快適?犬が過ごしやすい環境を作るための工夫

犬が健康で長生きするためには、食事管理や病気の予防はもちろん、犬が生活する環境の温度や湿度の管理も大切です。人にとっては快適と感じる空間でも、犬にとっては過ごしにくい場合もあります。ここでは犬が過ごしやすい温度や湿度、夏や冬など季節によって快適に過ごすための工夫などについてご紹介します。

室内犬は寒さに弱い?愛犬が寒がっているサインと飼い主が知っておくべき室温管理

あわせて読みたい

室内犬は寒さに弱い?愛犬が寒がっているサインと飼い主が知っておくべき室温管理

愛犬に対して、「寒いのかな?」と思うけどよく分からないということはありませんか?犬は言葉での意思表示をすることができないため、私たち飼い主が愛犬が見せるサインをしっかりと読み取ってあげる必要がありますよね。ここでは、愛犬が寒いと感じているときに見せる4つのサインと、室内での湿度・温度管理についてご紹介していきます。

暑くなったときの逃げ場をつくってあげる

寒さ対策として、ホットカーペットを使う家庭も多いと思いますが、ホットカーペットを愛犬がいる部屋で使う際には、部屋全面に敷いてしまうのではなく少し小さめのサイズを敷いてあげるようにしましょう。全面に敷かれていると犬が暑いと感じても逃げ場がなくなってしまうからです。

また、少し高さのあるすのこを置いたり、ソファやベッドなど暑さから逃げられる場所を作ってあげるのもいいですね。

愛犬のいる部屋で暖房器具を使う時に気をつけること

犬 暖炉

簡単に室内を暖めることができる便利な人間用の暖房器具の中には、愛犬にとって危険になる暖房器具もあります。 ここでは、暖房器具を使う際の注意点について紹介します。

空気の乾燥にも注意

エアコンなどの暖房器具を使うと冬の乾燥した空気はさらに乾燥します。 人間も風邪を引きやすくなりますが、犬も空気の乾燥により鼻や口の粘膜が乾燥して、感染症などを引き起こしやすくなります。

加湿器を使って、湿度を50〜60%ぐらいに保つようにし、部屋の湿度管理も行うようにしましょう。加えて、愛犬用の新鮮な水をたっぷりと置いておくことも大切です。

火を使うものやこたつの危険性

火を使うストーブなどの暖房器具は、走り回って倒してしまったり、近づきすぎてヤケドをしてしまう危険性があります。やむを得ず、使用する場合は近づくことができないようストーブガードを活用しましょう。

また、私たちの寒さ対策として多く使われる、こたつも実は犬にとって注意が必要なものです。こたつの中はかなりの高温になるため、犬がこたつの中で寝てしまうと、脱水や熱中症、マラセチア性皮膚疾患や外耳炎などを起こすこともあります。足がポカポカと温まってとてもいい暖房器具ですが、使う上では愛犬が長時間入ってしまっていないか?などをチェックするようにしましょう。

愛犬は寒さに強い犬種なのか弱い犬種なのかを知っておこう

犬 毛布

犬には、原産国や被毛のタイプ、サイズなどによって寒さに強い犬とそうでない犬がいます。 日本原産の北海道犬や柴犬、シベリアン・ハスキーやセント・バーナードなどは、寒い地域原産の犬なので、寒さに強い犬種です。

寒さに弱く対策をしっかりとする必要がある犬

小型犬や短毛でシングルコートの犬、暖かい地域原産の犬は寒さに弱くなります。 例をあげると、チワワやトイプードル、ポメラニアンやヨークシャテリア、イタリアン・グレーハウンド、ミニチュア・ピンシャー、フレンチ・ブルドッグ、パグなどです。

この他にもサイズや被毛のタイプに関係なく、体温調節機能が未発達の子犬、体力・免疫力がないシニア犬や病気の犬も寒さに弱くなるため、しっかりと寒さ対策をしてあげる必要があります。

暖房器具で寒い冬も快適に

犬 毛布

寒さの弱い犬たちにとって暖房器具を使った寒さ対策は、必須になります。安全面も考慮しながら、愛犬が快適に過ごせる空間をつくり、元気に冬を越せるように対策をとりましょう。

この記事もチェック!

犬も寒さ対策が必要!愛犬にぴったりな寒さ対策と注意点を紹介

あわせて読みたい

犬も寒さ対策が必要!愛犬にぴったりな寒さ対策と注意点を紹介

犬は全身が毛に覆われているため、寒さに強いと考えていませんか?実は、寒さに弱い犬種もいます。愛犬が寒さに弱い犬種の場合、しっかりと寒さ対策をしてあげましょう。ただし、寒さ対策には注意が必要です。正しく対策しないと、かえって愛犬の体調を損ねたり、火事のような思わぬ事故につながったりする恐れがあります。この記事では、あなたの愛犬にぴったりな寒さ対策と、注意するべきポイントを紹介します。

犬に床暖房を使用する場合は安全を心がけて!床暖房のメリット・デメリットをご紹介

あわせて読みたい

犬に床暖房を使用する場合は安全を心がけて!床暖房のメリット・デメリットをご紹介

冬の寒さが厳しくなると、犬の寒さ対策にも真剣に取り組まなければなりません。 犬も大切な家族の一員なので、飼い主なら誰もが、犬にも快適な冬を過ごしてほしいと考えたことがあるでしょう。犬の寒さ対策にはいくつかの方法がありますが、少し前から注目を集めているのが床暖房です。 ここでは、犬の寒さ対策として床暖房を使用するメリット・デメリットを詳しく解説していきます。さらに、床暖房をさらに安全に使用するための方法も紹介していきます。

犬を室外で飼っている方向け|寒さ対策のポイントとおすすめの防寒アイテム

あわせて読みたい

犬を室外で飼っている方向け|寒さ対策のポイントとおすすめの防寒アイテム

犬を室外で飼う場合は、寒さに強い犬種でなければなりません。寒さに強い犬種は「ダブルコート」という二重構造の被毛が特徴です。 しかしながら、寒さに強い犬でももちろん「寒い」と感じることはあります。そのため、防寒アイテムを活用し、寒い冬でも快適に過ごすことができるような環境を作ってあげましょう。 今回は、外で飼っている子でも安全に使用することができる防寒アイテムや寒さ対策のポイントについてご紹介します。

愛犬の寿命に繋がる!?犬用ベッド徹底比較 2024年最新版 床ずれの防止、腰の負担予防など愛犬の健康のために考え抜かれた犬用ベッドを徹底比較!
choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

あわせて読みたい

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

関連記事

子犬はどのくらい眠る必要があるの?睡眠時間の目安と眠らないときの理由

飼い方/育て方

子犬はどのくらい眠る必要があるの?睡眠時間の目安と眠らないときの理由

小さくて元気いっぱいの子犬は、寝ている姿も愛らしく、ずっと見ていても飽きないほど癒し効果抜群で...

2023年11月24日

子犬のトイレトレーニングについて|ケージから出すと失敗してしまうのはなぜ?理由としつけ方のポイント

飼い方/育て方

子犬のトイレトレーニングについて|ケージから出すと失敗してしまうのはなぜ?理由としつけ方のポイント

犬のトイレトレーニングにはさまざまな悩みがつきものです。その中の1つに「ケージの外に出すとトイ...

2023年11月22日

子犬はワクチン接種の何回目からお散歩OK?注意点やお散歩の仕方など

飼い方/育て方

子犬はワクチン接種の何回目からお散歩OK?注意点やお散歩の仕方など

子犬を新しく家族としてお迎えした時、初めてワンちゃんを飼育される飼い主さんは様々な事が気になっ...

2023年11月21日

子犬の夜鳴き(夜泣き)の原因とは|無視はNG?知っておきたい正しい対処法

飼い方/育て方

子犬の夜鳴き(夜泣き)の原因とは|無視はNG?知っておきたい正しい対処法

お迎えしたばかりの子犬は夜鳴きをすることがあります。一晩中鳴かれてしまうと心配でなかなか眠るこ...

2023年11月20日

子犬はいつからシャンプーしていいの?開始時期や自宅で洗う際の注意点を解説します

飼い方/育て方

子犬はいつからシャンプーしていいの?開始時期や自宅で洗う際の注意点を解説します

犬を迎えたらトイレトレーニングや「待て」「おすわり」などのコマンド、お散歩などやるべきことが盛...

2023年11月16日

もっと見る

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード