犬も寝ぼけるって本当?寝ぼけた時のサインは?
皆さんはワンちゃんが寝ぼけた姿を見たことがありますでしょうか。そもそもワンちゃんも人間と同じように寝ぼけるのでしょうか。実際にワンちゃんを飼っている方はいかがでしょうか。本記事では、ワンちゃんが寝ぼけた時のサインについて解説していきます。また、ワンちゃんの睡眠の仕組みや平均睡眠時間などについてもご紹介していきます。愛犬が寝ぼけているかもしれないと感じている方や、これからワンちゃんを迎える方は是非参考にしてみてください。
目次
ワンちゃんも寝ぼける?
結論から申し上げますと、ワンちゃんでも人間と同じように寝ぼけることがあると言われています。我々人間と同じですね。人間も、深い眠りに入っている時や何かの夢を見ている時に寝ぼけることがあります。それと同じで、ワンちゃんも熟睡している時などに寝ぼけてしまうことがあります。
スヤスヤと眠っているかと思いきや急に寝ぼけたりすると可愛く見えますよね。ワンちゃんを飼っている方であれば、愛犬が寝ぼけている姿を見たことがある方も多いかと思います。それではワンちゃんが実際に寝ぼけた時、どういった行動を取るのかご紹介します。
ワンちゃんが寝ぼけているときに見られる行動とは
冒頭でワンちゃんは人間と同様に寝ぼけることがあるとご紹介しましたが、ワンちゃんが実際に寝ぼけた時、どういった行動を取るのでしょうか。ここでは、ワンちゃんが寝ぼけた時のサインについてご紹介していきます。
①手足を動かす
皆さんは、ワンちゃんが寝ている時に手足をバタバタと動かしている姿を見たことがありますでしょうか。ワンちゃんは、寝ている時に寝ぼけて手足を動かしてしまうことがあります。睡眠時に手足を動かしている様子は、一見痙攣しているように見えますが、ワンちゃんが寝ている時に、寝ぼけて手足が動いてしまうのは、脳波の影響によるものと言われています。
ワンちゃんが寝ぼけて手足をバタバタ動かしているのは、夢の中で走り回っていたりすることがあるので、特に気にしなくても問題はありません。しかし、先ほどもご紹介しましたが、寝ぼけて手足を動かすのは脳波の影響によるものなので、頻繁にこのような様子が見られるようであれば、一度かかりつけの獣医さんに診てもらってもいいかもしれません。
②しっぽを振っている
ワンちゃんは寝ぼけてしっぽを振ることがあります。ワンちゃんがしっぽを振るのは、興奮している時や嬉しい時などのイメージがあるので、寝ている時にしっぽを振っていると思わず動画を撮りたくなりますよね。寝ている時にしっぽを振るのは、先ほどご紹介した手足の動きと同じように、脳内で起きていることに対してしっぽが反応しているために起きると考えられます。
また、寝ている時に夢を見ていてしっぽを振っていることもあります。
③小さい声で鳴いている
ご存じでない方もいるかと思いますが、ワンちゃんは寝ぼけている時に小さい声で鳴くことがあります。実際にワンちゃんを飼っている方は、愛犬が寝ている時に鳴いている様子を見たことがあるのではないでしょうか。
ワンちゃんが寝ている時に鳴いてしまうのは、夢を見ていたりストレスが原因と言われています。また、小さい声ならまだしも、稀に、悲鳴のような声を上げるワンちゃんもいると言われています。寝ぼけて悲鳴を上げてしまう原因としては、「夢を見ている」だったり「病気や怪我による痛み」などが挙げられます。
ワンちゃんの睡眠時の悲鳴について詳しく書かれた記事もあるので、是非参考にしてみてください。
ワンちゃんの睡眠時の悲鳴に関する記事はこちら
④トイレの場所を間違える
驚く方も多いかもしれませんが、ワンちゃんは寝ぼけるとトイレの場所を間違えてしまうことがあります。ぐっすり眠っていて目が覚めたかと思いきや、ヨチヨチ歩きながらトイレとは違う所でおしっこをしてしまうことがあります。
普段は間違うことはないのに、寝ぼけるとトイレに失敗してしまうようであれば、何かしらの対策が必要なので、愛犬が寝ぼけているなと感じた場合は、きちんとトイレまで連れて行ってあげましょう。
ワンちゃんでも夢を見るって本当?
先ほど、ワンちゃんが寝ぼけている時のサインの中で、「ワンちゃんも夢を見る」とご紹介しました。ここでは、ワンちゃんの睡眠と夢の関係性について簡単に解説していきます。
ワンちゃんも夢を見る
我々人間が寝ている時に夢を見ることがあるように、ワンちゃんも夢を見ることがあります。夢の内容はさまざまで、ワンちゃんは寝ながら、美味しいごはんを食べていたり、広い草原を走り回っていたりする夢を見たりしています。そのため、寝ぼけているときに見られる行動でご紹介した通り、ワンちゃんが夢を見ている時は、走るように手足を動かしていたり、小声で鳴いていることがあります。
更には、夢を見ながら悲鳴を上げるワンちゃんも中にはいますが、睡眠時に悲鳴を上げる時は、大抵、日中に興奮したり恐怖を感じた体験した時がほとんどです。例えば、ドッグランで初対面のワンちゃんたちといっぱい遊んだり、行ったことのない場所に行ったりした時などです。
日中味わった興奮や恐怖は、その日の睡眠に悲鳴として出る可能性があるので、愛犬がゆっくり休むことができるようケアをしてあげましょう。
ワンちゃんの睡眠の仕組みを理解しよう
ワンちゃんでも人間と同じように寝ぼけることがあると解説しましたが、実際にワンちゃんの睡眠の仕組みはどのようになっているのでしょうか。「睡眠の仕組みって何?」と思われる方も多いのではないでしょうか。ここでは、ワンちゃんの睡眠の仕組みについて簡単にご紹介していきます。
ワンちゃんの睡眠の仕組み
ワンちゃんの睡眠の仕組みは、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」で成り立っています。レム睡眠とは浅い眠りのことを指し、ノンレム睡眠は深い眠りのことを言います。
睡眠の中でもレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しながら朝を迎えますが、人間の場合、ノンレム睡眠の割合が約75〜80%、レム睡眠の割合が残りの20〜25%であると言われています。
一方、ワンちゃんの場合は、レム睡眠の割合が約80%でノンレム睡眠の割合が約20%のため、ほとんどが浅い眠りです。
長時間寝ているにもかかわらず、頻繁に目を覚ましているのは、そもそもの眠りが浅いからですね。ワンちゃんが、熟睡状態であるノンレム睡眠の割合が少ないのは、野生のときからの名残であり、敵に襲われてもすぐに逃げられるためと考えられています。
ワンちゃんの平均睡眠時間は人間と同じくらい?
先ほどワンちゃんの睡眠の仕組みについてご紹介しましたがいかがでしょうか。人間と同じようにレム睡眠とノンレム睡眠があるのですね。ワンちゃんの睡眠の仕組みを踏まえた上で、ここではワンちゃんの平均睡眠時間について解説していきます。
ワンちゃんの平均睡眠時間
皆さんは、ワンちゃんの平均睡眠時間がどのくらいかご存じでしょうか。ワンちゃんの平均睡眠時間は、年齢によってそれぞれ異なると言われており、一般的に、生後0〜6ヶ月の幼犬であれば、一日の平均睡眠時間は約18〜20時間、6ヶ月〜2歳までの若齢犬はおおよそ14〜16時間とされています。
また、成犬である2歳〜7歳だと約9〜14時間で、7歳以上の高齢犬はおおよそ12時間以上が平均とされています。
レム睡眠とノンレム睡眠の解説でも述べた通り、ワンちゃんは平均睡眠時間が9〜14時間もあったとしても、レム睡眠の割合が約80%でノンレム睡眠の割合が約20%のため、ほとんどが浅い眠りになります。ワンちゃんは人間よりも長時間寝ていますが、ほとんどが浅い眠りなので、愛犬が眠っている時は邪魔しないように気を付けてあげましょう。
まとめ
本記事では、ワンちゃんが寝ぼけているときに見られる行動や、睡眠の仕組みなどについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ワンちゃんも人間と同じように寝ぼけることがあるということに驚かれた方も多いのではないでしょうか。ワンちゃんが寝ぼけている様子は可愛いですよね。
しかし、寝ぼけているサインの中には、脳波の影響によるものもあるため、寝ぼけがひどいようであれば要注意です。今ワンちゃんを飼っている方も、これからワンちゃんを迎える方も是非本記事を参考にしてみてください。
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この記事のライター
choco
シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!
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