犬と楽しむ!エクストリームの練習場所や競技内容についてご紹介
「エクストリーム」という言葉を聞いたことはありますか?エクストリームは1999年から日本で考案し開催されているドッグスポーツで、飼い主と愛犬の絆を深められるよう、一緒に楽しむことを前提にした犬の障害物競走です。今回は、そんなドッグスポーツ「エクストリーム」をご紹介します。
飼い主と愛犬が一緒に楽しめるドッグスポーツ|エクストリーム
エクストリーム・チャンピオンシップ競技は犬と暮らすすべての人々が犬の特性や心理を理解しより深い愛情をはぐくめるようにと開催されるドッグスポーツで、1999年より開始された新しいスポーツです。
飼い主と愛犬とが一緒に楽しむことを前提とした競技が開催されています。
オープン総合、ミディアム総合、ミニチュア総合、オープン・ハイスピード、ミディアム・ハイスピード、ミニチュア・ハイスピードの2種目3クラスが開催されます。以前はハイジャンプという種目もありましたが今は開催されていないようです。
なお、本競技は2021年よりルール改正が行われています。最新のルールについては、公式サイトからダウンロードできるルールブックをご確認ください。サイトのルール掲載ページの内容も、2021年中には修正予定とのことです。(※2021年11月時点)
参考サイト
オープン総合
オープン総合は会場内に設置された複数の障害物をノーリードでクリアしていきゴールまでの速さを競うエクストリームのタイムトライアル競技です。エクストリームの協議会では機械による感知システムが採用されており、100分の1秒まで計測してくれます。
障害物の種類はハードル(ビッグバー)、リング(タイヤ)、フラッグ(スラローム)、トンネル、ハイウェイ(低くて長く幅があり、途中で鈍角のカーブのあるドッグウォーク)、マウンテン、スロープ&スロープ(A ランプ)で、同じ順番でクリアする必要があります。
ミディアム総合
ミディアム総合はオープン総合とほぼ同じですが、出場制限として肩の高さが36cm以上44cm未満の犬に限定された競技です。障害物の種類は同じですが、ハードルとビッグバーの高さが変わります。
ミニチュア総合
エクストリームのミニチュア総合はオープン総合とほぼ同じですが、出場制限として肩の高さが36cm未満の犬に限定された競技です。障害物の種類は同じですが、ハードルとビッグバーの高さが変わります。
オープン・ハイスピード
オープン・ハイスピードもオープン総合とほぼ同じですが、ハードルの高さが30cm以下で走る速さを中心に競う競技です。障害物は20基以内で、原則としてスタートから最初のハードルまでの距離は7m、ハードルの間隔は3m、最後のハードルからゴールまでの距離は7mとなります。
ミディアム・ハイスピード
ミディアム・ハイスピードはオープン・ハイスピードとほぼ同じで、出場制限は体高が36cm以上44cm未満の犬に限定され、ハードルの高さが15cm以下となります。
ミニチュア・ハイスピード
ミニチュア・ハイスピードはオープン・ハイスピードとほぼ同じで、出場制限は体高が36cm未満の犬に限定され、ハードルの高さが15cm以下となります。
オープン・ハイジャンプ
オープン・ハイジャンプはすべての犬が参加可能なエクストリーム競技で、人間でいう陸上ハイジャンプ競技のような競技です。より高いバーを落とさずに飛び越えます。バーの数は1本です。
ミニチュア・ハイジャンプ
ミニチュア・ハイジャンプはオープン・ハイジャンプと競技内容は同じですが、出場制限は体高が40cm以下の犬に限定されます。
誰でも参加OK!エクストリームの参加方法と料金は?
エクストリーム・チャンピオンシップ競技は飼い主と同居する愛犬であれば、どんな犬でも参加可能です。
申し込み方法としては、専用の申込用紙に記入後、ワクチン証明書、参加者と出場犬のカラー写真2枚を申込用紙と共に、郵送かメールで提出します。エクストリーム受付事務局(実行委員会)のサイト内には、メールフォームも用意されています。
参加料は事前の振込での支払いとなり、出場競技により1頭あたり3,000円〜5,000円かかります。
自宅での練習は難しい!練習会へ
エクストリームは障害物など機材を使用するため、ご家庭での練習が困難なスポーツです。しかし、エクストリーム実行委員会では練習会や体験会などを開催しており、気軽に楽しむことができます。
エクストリームの体験会
エクストリームの体験会はドッグスポーツに触れたことのない飼い主のための初心者向けイベントで、インストラクターによる指導が受けられる講習会や、模擬競技会などが行われます。エクストリームに向いているかどうかの判断にもなりますので、ぜひ体験してみてください。
エクストリームの練習会
エクストリームの練習会は大会の前日に開催されることが多く、本選のための練習や、力試しなど様々な目的で参加することができます。
部分練習や通し練習だけでなく模擬タイムトライアルなどもありますので、エクストリームの大会に参加する予定がなくても楽しむことができます。
犬と一緒にエクストリームを楽しもう
エクストリームは飛んだり走ったりするドッグスポーツです。難しそうに感じますが、体験会や練習会などがあり、比較的気軽に楽しむことができるスポーツです。愛犬との絆を深めるためにもぜひエクストリームにチャレンジしてみてください。
この記事のライター
nao
「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。
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