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愛犬とアロマを楽しもう!使用する際の注意点や活用法などをご紹介

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犬も人と同じようにアロマテラピーによる、ストレス軽減やリラックス効果が期待できることをご存じですか?

アロマは、正しい使い方をすれば愛犬の問題行動の軽減も期待できます。

しかし「人と同じように使っても良いの?」と悩む飼い主さんも少なくありません。

そこで今回は、犬へのアロマの効果や使用する際の注意点、アロマの活用法などをご紹介します。

愛犬とアロマを楽しもう!使用する際の注意点や活用法などをご紹介

目次

  1. アロマテラピーとは
  2. 犬にアロマを使用しても良いのか
  3. アロマに期待できる効果
  4. おすすめできる・できないアロマオイル
  5. アロマオイルの活用法
  6. アロマオイルを使用する際の注意点
  7. まとめ

アロマテラピーとは

アロマテラピーとは
kerdkanno

アロマテラピーは、植物の有効成分を含んだ精油(エッセンシャルオイル)を使用した「芳香療法」です。

正しく使用すれば、気持ちを落ち着かせたり、健康をサポートしてくれたりと、さまざまな効果が期待できます。

また、アロマテラピーの歴史は古く、古代エジプトの壁画にも描かれていたことから、「数千年前から利用されていた」といわれています。

犬にアロマを使用しても良いのか

犬にアロマを使用しても良いのか
Dominika Roseclay Pexels

正しい使い方であれば、犬もアロマが使用できます。

ただし、犬に害を与えてしまう種類のアロマもあるため、使用するときは注意が必要です。

また、犬に使用しても良いアロマでも、匂いに敏感な子は嫌がる場合もあるでしょう。

体調を崩したり、嫌がったりする場合はすぐに中止するようにしてください。

アロマに期待できる効果

アロマに期待できる効果
rpnickson Unsplash

アロマは正しく使用することで、さまざまな効果が期待できます。

どんな効果が得られるのか、確認してみましょう。

リラックス

好きな匂いのアロマを嗅ぐと、人間同様犬もリラックスできます。

ただし、正しく使用しないと逆にストレスを抱えたり体調不良になったりしてしまうため、注意が必要です。

また、アロマを使用するときは、犬にとって好みの匂いであるかどうかを判断してから使用するようにしましょう。

問題行動の軽減

アロマで気持ちを落ち着かせることで、無駄吠えを減少させたり、攻撃性を抑えたりする効果も期待できます。

しつけの一環としても利用できるため、愛犬の問題行動にお悩みの飼い主さんはぜひ利用してみましょう。

留守番、車酔いの改善

一人でお留守番する際に不安になりやすいワンちゃんに、リラックス効果が高いアロマを使用すれば、気持ちを落ち着かせることができます。

お留守番時に愛犬が不安がる場合は、アロマを使用してみてはいかがでしょうか。

また、ンジャーやミントなどのアロマは、車酔いの改善にも効果があります。

ニオイや菌の軽減

「愛犬の体臭が気になる・・・」と思う飼い主さんも多いのではないでしょうか?

アロマには、殺菌や消臭の効果が期待できるものもあります。

匂いの元となる菌の繁殖を抑えてくれるので、自作のスプレーを作れば愛犬の体臭予防やケージのお手入れなどにも役立ち便利です。

痛みの緩和、鎮静

アロマは薬ではないので、痛みを改善することはできません。

しかし、アロマには神経や体を落ち着かせる鎮静効果や、痛みの緩和が期待できます。

術後やシニア犬の関節痛サポートなどをしてあげたいときに、ぜひ使ってみましょう。

おすすめできる・できないアロマオイル

オススメできる・できないアロマオイル
Artem Beliaikin Pexels

さまざまな効果が期待できるからといって、「どのアロマを使用してもOK!」というわけではありません。

ここからは、犬におすすめできるアロマや、使用してはいけないアロマをご紹介します。

おすすめのアロマオイル

ワンちゃんにおすすめのアロマオイルを、それぞれ期待できる効果と一緒に紹介します。

ラベンダー

優れたリラックス効果が期待できるラベンダーは、興奮して無駄吠えをするワンちゃんや、緊張しやすいワンちゃんにおすすめのアロマです。

防虫効果も期待できるため、虫除け対策にも活用できます。

オレンジ

気持ちを晴れやかにしてくれるオレンジは、落ち込んで塞ぎがちな子や、元気がない子におすすめです。

また、オレンジのアロマは食欲増進の効果も期待できます。

そのため、食欲がない子の対策にも活用できるでしょう。

柑橘系の香りが好きなワンちゃんも多いため、比較的使用しやすいアロマです

ローズ

愛犬が不安になりやすかったり、緊張しやすかったりする場合は、リラックス効果が高いローズのアロマを使用してみましょう。

中枢神経系を安定させるといわれているため、気持ちが落ち着かない子にもぴったりです。

また、ローズはスキンケアの効果も高く、乾燥肌のワンちゃんにもおすすめですよ。

ジンジャー

生姜から精油したジンジャーは、体を温める効果が期待できるため、体温が下がりやすいシニア犬や、風邪を引きやすい子にも活用できます。

また、ジンジャーは乗り物酔いにも効果が期待できるアロマです。

アロマを数滴垂らしたハンカチを用意しておき、車に乗る前に嗅がせてあげれば吐き気対策に活用できるでしょう。

ベルガモット

ベルガモットは、爽やかな柑橘系の香りが特徴です。

鎮静作用成分が多く含まれているため、痛みの緩和やストレスの軽減などの効果が期待できます。

また、ベルガモットには安眠効果もあるため、夜寝付きが悪い子やストレスを抱えやすい子にもおすすめですよ。

使用してはいけないアロマオイル

ここからは、犬に使用してはいけない代表的なアロマオイルを一覧で紹介します。

  • アニス
  • オレガノ
  • ウィンターグリーン
  • ウォームシード
  • カラマス
  • カンファー
  • カシア
  • クローブ
  • サッサフラス
  • サンタリナ
  • ジュニパー
  • セイボリー
  • タイム
  • タンジー
  • バーチ
  • ビター・アーモンド
  • ヒソップ
  • マグワート
  • マスタード
  • ラベンダーストエカス
  • ルー
  • ヤロー
  • ワームウッド

上記のアロマ以外にも犬にとって害になるものもあるため、使用する際は事前に問題ないかを確認してくださいね。

使用に注意が必要なアロマオイル

ワンちゃんが使用しても良いアロマのなかには、使用する際に注意が必要なものもあります。

ティーツリー

精油を飲ませたり、皮膚に直接塗ったりしてしまうと、さまざまな中毒症状を起こしてしまいます。

最悪の場合は、死に至ることもあるため注意が必要です。

また、ティーツリーオイルの誤飲を防ぐためにも、保管場所やアロマ使用時の置き場所には気をつけましょう。

ユーカリ

アロマオイルのなかでも人気の高いユーカリですが、使用量を間違えてしまうと犬が中毒を引き起こします。

下痢や嘔吐以外にも、呼吸困難を引き起こすこともあるため、十分に注意しましょう。

ローズマリー

ローズマリーは、虫除けや口臭予防などの効果が期待できます。

体に良い成分もあるローズマリーですが、薄めずに原液のまま使用したり、舐めてしまったりすると体に害です。

また、ローズマリーはてんかん発作を引き起こす原因になるため、てんかんの持病を持つワンちゃんには与えてはいけません。

高血圧や妊娠している犬にも、使用は控えたほうが良いでしょう。

アロマオイルの活用法

アロマオイルの活用法
Lisa Fotios Pexels

愛犬とアロマを楽しむためにも、注意点やアロマの活用法を事前に学んでおきましょう。

芳香浴

室内に好きな香りを充満させて、アロマを楽しむことを「芳香浴」といいます。

芳香浴の楽しみ方は人それぞれですが、ここではお家でも簡単にできる方法を2つ紹介します。

マグカップを使用する

1つ目は、マグカップを使用したとても簡単な方法です。

お湯をマグカップに入れて、お気に入りのアロマオイルを1、2滴垂らすだけで芳香浴が楽しめます。

犬は嗅覚が鋭いためキツすぎる匂いはNGです。

「少し香りが弱いかな?」と思う程度にしておきましょう。

また、犬が誤飲してしまわないように、マグカップを置く位置には注意してください。

アロマディフューザーを利用する

アロマディフューザーを利用すれば、あっという間に部屋の中がアロマの香りに包まれます

マグカップよりも広い範囲で、芳香浴を楽しめる方法です。

また、アロマディフューザーには、気化式や超音波式、噴霧式などの種類があるため、メリットやデメリットを確認してから購入しましょう。

加熱式のタイプは、犬がやけどをしてしまう可能性があるため避けてください。

マッサージ

手のひらにお気に入りのオイルを数滴垂らしたマッサージオイルを乗せて、毛の流れに沿ってマッサージをする方法もおすすめです。

オイルの香りで心身のバランスを整えたり、飼い主さんとスキンシップがとれたりと、嬉しい効果が期待できます。

しかし、愛犬が嫌いな匂いのオイルだった場合、逆にストレスになってしまうので注意しましょう。

また、マッサージをする前に、アロマオイルでアレルギー反応が出ないかを調べるためにパッチテストをすることも大切です。

清掃

殺菌力が強いユーカリオイルを数滴水に垂らしてスプレーを作ると、お掃除の際に役立ちます。

ワンちゃん用のケージやお部屋の床、ソファなどどこにでも使用できて便利です。

匂いの元となる菌の繁殖を抑える効果があるアロマオイルは、日頃のお手入れにも活用できますよ。

アロマオイルを使用する際の注意点

アロマオイルを使用する際の注意点
Burst Pexels

犬のストレス軽減や、健康をサポートしてくれるアロマオイルですが、使い方を間違えてしまうと健康に害を及ぼします。

犬にアロマオイルを使用するときは、これから紹介する注意点を確認しておきましょう。

100%ナチュラルなオイルを使う

犬にアロマオイルを使用するときは、必ず100%ナチュラルの精油を使用してください。

犬の皮膚は、人の皮膚よりも敏感です。

値段が安いオイルは、合成物質や化学物質が含まれているものもあるため、購入前にしっかり確認しておきましょう。

原液のままではなくしっかり薄めて使う

アロマオイルは原液のまま使用せず、しっかりと薄めてから使うようにしてください。

100%原液のオイルは、成分が濃縮されておりとても強いです。

原液のまま皮膚に触れてしまうと、刺激が強すぎて肌トラブルを起こしてしまうため、必ず薄めてから使用しましょう。

子犬期・妊娠中は避ける

生後3ヶ月頃の子犬にアロマオイルを使用してはいけません。

子犬の時期は、たくさんの犬に触れ合って社会性を身につける大事な時期です。

アロマオイルを使用すると、本来犬から発しない匂いがするため、ほかのワンちゃんが嫌がり上手くコミュニケーションがとれな場合があります。

また、子宮に刺激を与えてしまうオイルもあるため、妊娠中のワンちゃんにも使用は控えましょう。

絶対に無理強いしない

愛犬がアロマオイルの匂いを嫌がった場合は、無理強いせず使用を中止してください。

体に良い効果があるからと無理矢理アロマオイルを使用してしまうと、逆にストレスになり体調を崩してしまいます。

「愛犬の気に入った香りがあれば、一緒にアロマを楽しむ」という感覚で、使用すると良いでしょう。

皮膚に直接塗布しない

アロマオイルは、皮膚に直接塗布してはいけません。

アロマを使用してマッサージを行う場合は、植物性のベースオイルで薄めてから使用するようにしましょう。

薄めて使う場合でも、 目、耳の中、肛門などの粘膜の付近は避けてください。

マッサージの後は日光を避ける

アロマオイルのなかには、紫外線にあたることで変化し毒性に変わるものがあります。

そのため、アロマオイルを使用してマッサージした後は外出しないようにしてください。

マッサージは、お散歩が終わった後にしてあげると良いですよ。

誤飲に注意

犬がアロマオイルを誤飲しないように、置く場所や保管場所には気をつけましょう。

口にしてしまった場合、少量であっても中毒を起こしてしまうものもあります。

アロマオイルは、使用量だけではなく誤飲にも注意してくださいね。

まとめ

まとめ
Meruyert Gonullu Pexels

アロマテラピーは、人間同様犬にもリラックス効果やストレス軽減などが期待できます。

しかし、間違った使い方をすると、逆に健康に害を及ぼしてしまうため注意が必要です。

安心安全にアロマを使用して、愛犬とのリラックスタイムを楽しみましょう。

42ba

この記事のライター

42ba

動物が大好きで、小さいころから犬や猫などいろいろな子たちと暮らしてきました。犬好きの皆さんのタメになるような情報をお届けできたらと思います。

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