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柴犬は長生きするって本当?ギネス記録や老化のサインとは

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美しい毛並みに飼い主に忠実な性格、ドーナツのようにくるりと巻かれた尻尾などあらゆる魅力がある柴犬は、数ある犬種の中でも特に人気のワンちゃんです。また、最近では日本だけでなく世界中でもその人気は高く、洋犬にはない可愛らしさを理由に愛されています。日本犬ブームなのか、柴犬だけでなく豆柴や秋田犬も最近ではよく見かけますよね。本記事では、そんな柴犬の寿命について、平均寿命や老化のサイン、長生きさせるためのポイントなどを一つ一つ解説していきます。また、驚きの柴犬の最高寿命もご紹介していきます。

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目次

  1. 柴犬の平均寿命
  2. 柴犬の年齢換算
  3. 柴犬が長生きするためのポイント
  4. 柴犬の老化のサイン
  5. まとめ

柴犬の平均寿命

柴犬

まずは柴犬の平均寿命から見ていきましょう。

ワンちゃん全体の平均寿命が14.1歳であるのに対し、柴犬の平均寿命は14.8歳と言われています。ワンちゃん全体で見ると、柴犬は比較的長生きする犬種に該当することが分かります。

しかし、平均寿命には個体差があり、全ての柴犬がここまで生きるかと言われるとそうではありません。もっと長生きする子もいれば、若くして亡くなってしまう子もいます。

ワンちゃんの寿命は、食事管理や運動など、飼い主さんによってコントロールできることがほとんどなので、愛犬をできるだけ長生きさせたい方は、愛犬が毎日健康的に過ごすことができるようにしてあげる必要があります。

ギネス記録!柴犬の最高寿命

柴犬の平均寿命は14.8歳で、ワンちゃん全体の平均よりも長いことが分かりました。

そんな長生きがイメージできる柴犬ですが、最高寿命は一体何歳なのでしょうか。

平均寿命が14.8歳とされている中、ギネスにも認定されている柴犬の最高寿命はなんと26歳8ヵ月だと言われています。

人間の年齢に換算すると、およそ125歳になります。

最高寿命を誇る柴犬の名前はプースケくんと言い、1985年4月に生まれ、2011年12月に亡くなったとされています。

長寿の秘訣としては、定期的に歯石を取って口内を清潔にしたり、毎日耳掃除をして、更にはストレスを与えないようにしていた、などと日頃から丁寧なお手入れをしていたことが分かります。

プースケくんの死因は老衰とされていますが、最後まで自分でエサを食べて散歩もしていたそうです。

また、老犬にかかりやすい認知症を患うこともなく、最後まで健康的な状態で過ごしていたと言われています。

平均寿命をはるかに上回る驚異の26歳に驚かれた方がほとんどかと思いますが、飼い主のサポートがあってこその長寿だと言えます。

柴犬の年齢換算

柴犬

柴犬に限らず、ワンちゃんは我々人間よりも寿命が短い文歳を重ねるスピードも早いということをご存じでしょうか。

諸説ありますが、一般的にワンちゃんの1年は人間の約4年に当たり、4倍のもの早さで歳を取ると言われています。

柴犬の年齢を人間に換算すると以下の通りになります。

柴犬を飼っているまたは飼う予定の方は参考程度に見ておきましょう。

 柴犬の年齢 

 人間に換算した年齢 

 3ヶ月 

 4歳 

 6ヶ月 

 6歳 

 1歳 

 15歳 

 2歳 

 23歳 

 3歳 

 28歳 

 4歳 

 32歳 

 5歳 

 36歳 

 6歳 

 40歳 

 7歳 

 44歳 

 8歳 

 48歳 

 9歳 

 52歳 

 10歳 

 56歳 

 11歳 

 60歳 

 12歳 

 64歳 

 13歳 

 68歳 

 14歳 

 72歳 

 15歳 

 76歳 

 16歳 

 80歳 

 17歳 

 84歳 

 18歳 

 88歳 

 19歳 

 92歳 

 20歳 

 96歳 

いかがでしょうか。柴犬が20歳になると我々人間で言う96歳に該当するなんて驚きですよね。

平均寿命である15歳あたりでも、十分に長生きしていると言えます。これから愛犬が誕生日を迎える度に、「人間で言うと何歳なのかな?」を換算してみましょう。

柴犬が長生きするためのポイント

柴犬

では、柴犬が長生きするためのポイントは何があるのでしょうか。我々飼い主としては、愛犬が長生きしてくれるならば全力でサポートしたいですよね。以下では、柴犬を長生きさせるためのポイントを4つご紹介します。柴犬を飼っている方もこれから迎える方も是非参考にしてみてください。

①食事

栄養バランスのとれた食事を意識しましょう。高たんぱくで低カロリーなもの、添加物が少ないドッグフードを選ぶといいでしょう。

②運動

運動不足にならないよう適度な運動は必須です。一日最低30分は散歩に連れて行ってあげましょう。

③シャンプーやブラッシングなどのケア

シャンプーやブラッシングなどで皮膚や被毛を常に清潔な状態にしてあげましょう。柴犬は皮膚炎にかかりやすい犬種なので、定期的なお手入れが必要です。

④ストレス

できるだけストレスがかからないようにしてあげましょう。柴犬は警戒心が強いため、たとえ飼い主であっても過度なスキンシップを嫌うことがあります。

⑤室内飼い

長生きさせるためには、一年中快適に過ごすことができる室内飼いがおすすめです。何かトラブルや体調に変化があってもすぐに気付き、対応することができます。

⑥定期検診

医療の力にも頼りましょう。定期的に健康診断を行うことで、病気や怪我の早期発見・早期治療に繋がります。

柴犬の老化のサイン

柴犬

愛犬が老いてきたら、少しでも生活しやすいようにサポートしてあげたいですよね。そのためには、ワンちゃんが老化しているサインに気が付かなければなりません。ここでは、柴犬が老いてきたタイミングのサインをいくつかご紹介します。皆さんの愛犬に当てはまっていないか一つ一つチェックしていきましょう。

①運動量が低下する

柴犬の老化のサインとして、運動量の低下が挙げられます。

例えば以下のような様子が見られたら、老化によるものだと考えられます。

  • 散歩に興味を示さなくなった
  • 外出してもすぐに家に帰ろうとする
  • 今まで登れたソファや階段が登れない
  • ボール遊びなどをしなくなった
  • 歩いているだけなのにすぐに息切れする

運動量の低下は老化以外にも、関節炎やヘルニア、心臓病の可能性も考えられるため、一度かかりつけの獣医さんに診てもらってもいいかもしれません。

②食事量が低下する

柴犬は、老化と共に食事量が低下します。

大好物やおやつなどを与えても食べなくなり、食全体への感心が無くなります。

食事量が減ってしまうと、体重も減ってしまうので健康的によくありません。

あまりにも食事量が激減し、体重の増減が激しい場合は何かしらの病気の可能性も考えられるので注意が必要です。

③反応が鈍くなる

柴犬は老化が始まると反応が鈍くなることがあります。

例えば、声をかけても振り向くことがなくなったり、視力が低下して落ちているものに気付かなかったり、大好物が近くにあっても匂いがしなかったりとさまざまです。

このように、五感の反応が鈍くなってきた場合は老化が原因と考えられるため、これまでよりも丁寧にコミュニケーションをとってあげましょう。

④睡眠時間が長くなる

柴犬は、老化が進行してくると睡眠時間に変化が生じます。

ほとんどの場合、体力の衰退から寝たきりの状態が続き、結果睡眠時間が長くなりますが、中には睡眠時間が短くなってなかなか寝付かないなんてこともあります。

睡眠は老犬にとって大事なものなので、できるだけ質の良い睡眠をとることができるようにしてあげましょう。

老犬の睡眠時間について詳しく書いてある記事もあるので、気になる方は是非参考にしてみてください。

老犬の睡眠時間に関する記事はこちら

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④皮膚や被毛にハリがなくなる

柴犬が老化すると、皮膚のハリがなくなり乾燥してしまったり、被毛がパサついたりすることがあります。

それだけでなく、抜け毛が多くなるといった症状も見られます。

また、まつ毛や髭に白髪が混じってくることもよくあるので、日頃から皮膚や被毛のチェックはしておくといいでしょう。

まとめ

柴犬

いかがでしたでしょうか。本記事では柴犬の平均寿命やギネス記録、長生きするためのコツなど、寿命にまつわるトピックをまとめてみました。

解説した通り、ワンちゃんは人間よりも歳を取るスピードが約4倍早く、その分平均寿命も短いのが特徴です。

短い人生の中でできるだけ心身ともに健康に過ごすことができるかどうかは、飼い主さんのサポートによって変わってきます。

今柴犬を飼っている方も、これから迎える予定の方も、愛犬ができるだけ長く生きることができるよう身近なことからサポートしてあげましょう。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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