ヨークシャテリアの育て方!赤ちゃんから迎えるために
ヨークシャテリアの丸くて可愛らしい目や愛らしい性格に惹かれてヨークシャテリアを迎えようと考えている方に。ヨークシャテリアの子犬を迎えるのであれば、事前に子犬の成長スピードやしつけを始めるタイミングを把握し、スムーズに新生活を始められるようにしましょう。ここでは、ヨークシャテリアの子犬と生活をする前に知っておきたいポイントをご紹介していきます。
ヨークシャテリアの子犬が生まれるまでの流れ
ヨークシャテリアの子犬が生まれる前に、ブリーダーは親犬の健康検査や遺伝子検査を行い健康な子犬が生まれてくるように全力を尽くさなければいけません。また、ヨークシャテリアの親犬はお互いの短所を補い、長所を伸ばせるように慎重に選抜され、交配が行われます。交配が成功してやっとヨークシャテリアの母犬は妊娠し、子犬たちがお腹の中でどんどん成長します。
生まれる頭数
ヨークシャテリアは平均1~5頭の子犬を産みます。ヨークシャテリアのような小型犬は生まれる頭数が中型犬や大型犬よりもやや少ないのが特徴です。
妊娠期間
ヨークシャテリアをはじめ、犬の妊娠期間は58~68日です。しかし、67日頃までに子犬が産まれないのであれば、帝王切開が必要になる場合もあるので、獣医師に相談しなければいけません。
ヨークシャーテリアの子犬の成長スピード
ヨークシャテリアの子犬は生後6ヵ月までに成犬とほぼ同じサイズにまで成長します。しかし、その頃も関節や骨は成長を終えていないので、1歳ごろまでは激しい運動を避け、ヨークシャテリアの関節に負担をかけないようにしましょう。
垂れ耳から立ち耳に
ヨークシャテリアの子犬の耳は垂れていますが、成犬になるとシャキッとした経ち耳が特徴です。子犬の耳が立つのは生後3~6ヶ月頃で、個体差があります。耳が立つのがやや遅いヨークシャテリアの子犬もいますが、大抵の子犬は自然と耳が立つので心配する必要はありません。
体重の変化
ヨークシャテリアは生後6ヶ月ごろには成犬とほぼ同じ体重にまで成長します。その後も1歳ごろまで緩やかな体重の増加が見られ、成犬へと成長します。子犬のうちだけに限らず、ヨークシャテリアの体重測定をこまめに行い、健康な体重を維持するようにしましょう。
ヨークシャーテリアの子犬を迎えたら
いよいよヨークシャテリアの子犬がやってきた!ワクワクの新生活が始まると同時に、わからないことだらけで不安を感じる飼い主も多いのではないでしょうか?ここでは、ヨークシャテリアの子犬を迎える際に知っておきたいポイントについて解説していきます。
子犬と成犬との違い
ヨークシャテリアの子犬と成犬の違いの一つは生活リズムです。子犬は成犬よりも睡眠時間が長く、ごはんの回数も多めです。また、学ぶべきこともたくさんあるため、しつけにもコツコツと取り組まなければなりません。しかし、ヨークシャテリアが成犬になると活発になり、しっかりと散歩に連れて行くことが大切になります。また、トイレトレーニングなどの基本のしつけもしなくていいので、しつけも少し楽になります。
ごはんの与え方
ヨークシャテリアの子犬の体は急激に成長するため、栄養バランスの取れたごはんを食べさせるのは非常に大切です。子犬の成長に必要な栄養が含まれているドッグフードを選び、推薦給与量にしたがってごはんを与えるようにしましょう。また、手作り食に挑戦する場合は子犬に必要な栄養バランスを理解し、安全に調理したごはんを食べさせるようにしてくださいね。
子犬とはじめての・・・
ヨークシャテリアの子犬との生活ははじめてがいっぱいです。ここでは、子犬の散歩やシャンプーを始めるタイミングについて詳しくご紹介していきます。
1.しつけを始めるタイミング
しつけはヨークシャテリアの子犬を家に連れて帰ったその日から始めるようにしましょう。しかし、子犬は成犬よりも集中できる時間が短いため、しつけの時間は短時間に調整し、子犬のペースで取り組むようにしましょう
2.シャンプーを始めるタイミング
シャンプーはヨークシャテリアの子犬を連れて帰った日から始めても大丈夫です。しかし、シャンプーをしすぎると皮膚に負担がかかったり、ストレスの原因になることがあるので、子犬が汚れた時だけ行うようにしましょう。また、子犬の皮膚に優しいシャンプーを選ぶように心がけましょう。
3.散歩を始めるタイミング
ヨークシャテリアの子犬の散歩は予防接種を全て終えてから始めるのが無難です。詳しくは獣医師と相談し、自分の子犬に合ったタイミングを考えるようにしてくださいね。しかし、ヨークシャテリアが家から全く出ないのでは社会化(子犬が人間社会の中で心地よく生活できるように、周りの環境や人に慣らすこと)ができないので、抱っこをして感染のリスクを減らしながら外の世界にヨークシャテリアを少しずつ慣らしてあげるようにしましょう。
気を付けたい病気
ヨークシャテリアが子犬のうちに特に気を付けておきたいのが感染症です。子犬は成犬よりも免疫が弱く、感染症も悪化しやすい傾向があります。そのため、ヨークシャテリアが子犬のうちは見知らぬ犬に近づけさせないようにし、子犬の安全をしっかりと守ってあげるようにしましょう。また、子犬が体調を崩してしまった場合は自分で判断せず、すぐ動物病院へ連れて行くようにしてくださいね。
ヨークシャーテリアの子犬と楽しい新生活!
ここでは、ヨークシャテリアの子犬を迎える際に重要なポイントを紹介していきました。ヨークシャテリアの子犬は小さくてとても可愛いですが、いずれは成犬に成長します。ヨークシャテリアが成犬になってから後悔しないように、子犬のうちにしっかりしつけに取り組み、子犬を育てていきましょう。
この記事のライター
ずーこ
動物全般が大好きで現在は猫を飼ってます!犬もだいすきなのでpetanでは犬に関する様々な情報を発信していきたいと思います!!