犬に山芋を与えても大丈夫!だけど注意が必要?栄養素や注意点やおすすめレシピをご紹介!
山芋は「山の薬」と昔から言われてきた食材で、健康にたくさんのメリットがあることで知られています。冬になると食卓にトロロが登場する家庭も多いのですよね。山芋は犬にも与えて問題のない食材の1つです。ただし、アレルギーなどを起こす場合もあるため、与え方には注意が必要です。ここでは、山芋の栄養素・成分を紹介していきながら、犬に食べさせる際の注意点を解説していきます。また、山芋を使ったおすすめのレシピも紹介していきます。
犬に山芋を与えても大丈夫!
犬は山芋を食べても大丈夫です。山芋は独特の粘り気があり、はじめのうちは犬は食べたがらないかもしれません。しかし、少しずつ慣らしてあげることで、徐々に食べるようになってくれます。
山芋の栄養素・成分
山芋にはいくつかの大切な栄養素が含まれています。ここでは、山芋の栄養素・成分を紹介していきます。
カリウム
カリウムは体内のナトリウムの量を調整する働きをしています。ナトリウムの吸収を抑制することは、血圧の調整にもつながります。
ビタミンC
ビタミンCは果物に多く含まれている水溶性ビタミンです。ビタミンCはコラーゲンを生成するのに欠かせない栄養素で、「美容のビタミン」として知られています。
ビタミンB1(※1)
ビタミンB1は水溶性ビタミンの一種です。ビタミンB1が欠乏すると、疲れやすくなるほか、筋力や歩行、視力などに支障をきたすため、健康に欠かせない栄養素の一つです。
犬に山芋を与える際の注意点は?
いくつかの注意点を頭にいれておくことで、安心して犬に山芋を食べさせることができますよ。ここでは、犬に山芋を食べさせる際の注意点を紹介していきます。
食物アレルギーに注意
山芋を食べた後に犬が痒がったり、嘔吐や下痢を繰り返したりしているのであれば、食物アレルギーの可能性があります。何かしらの異変や症状を発見したら、直ちに山芋を食べさせるのをやめ、動物病院に相談するようにしましょう。
食べさせすぎは肥満の原因になる
山芋の食べ過ぎは肥満の原因になるので、与えすぎにはくれぐれも注意するようにしましょう。また、山芋に慣れていない犬が一度にたくさん山芋を食べると、下痢や嘔吐してしまう場合があります。はじめのうちは少しだけ山芋を食べさせ、徐々に量を増やしていくことが大切です。
食べやすいサイズに切るように
食べ物をよく噛まずに飲み込む犬はたくさんいます。犬が山芋を喉につまらせないようにするため、飲み込みやすいサイズに切ることを心がけましょう。また、犬は人間のように野菜類を消化する能力が高くないので、小さくしないと消化できないので注意が必要です。
簡単!山芋料理を作って愛犬に食べてもらおう!
ここでは、家庭で簡単に作ることができる山芋レシピを紹介していきます。お気に入りのレシピを見つけて、家庭でも実践してみてくださいね。
1.山芋チャーハン
<材料>
・山芋
・ニンジン
・ブロッコリー
・ごはん
・ごま油
- 山芋、ニンジン、ブロッコリーを犬が食べやすい大きさに切る。
- フライパンに少量のごま油を熱し、ごはんを炒めます。
- フライパンに山芋、ニンジン、ブロッコリーを加え、火が通るまで加熱します。
2.山芋と鶏肉のサラダ
<材料>
・山芋
・鶏肉
・カツオブシ
- 沸騰したお湯に鶏肉を入れ、火が通るまで煮る。
- 山芋と鶏肉を犬が食べやすいサイズに切る。
- 山芋、鶏肉、カツオブシをよく混ぜる。
3.肉巻き山芋焼き
<材料>
・山芋
・薄切り牛肉
・ごま油
- 山芋を薄く切り、薄切り牛肉で巻く。
- フライパンに少量のごま油を入れ、牛肉で巻いた山芋を焼き目が付くまで加熱する。
メリットデメリットを知ったうえで山芋レシピに挑戦しよう!
ここでは、犬に山芋を食べさせることについて詳しく解説していきました。山芋にはたくさんのメリットがある反面、注意点もいくつかあります。食べさせすぎや食物アレルギーに注意しつつ、家庭で犬の山芋レシピに挑戦してみてくださいね。
この記事のライター
ずーこ
動物全般が大好きで現在は猫を飼ってます!犬もだいすきなのでpetanでは犬に関する様々な情報を発信していきたいと思います!!