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犬もいびきをかくって本当?原因や対処法をご紹介

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皆さんは、ワンちゃんが寝ながらいびきをかいている姿を見たことがありますでしょうか。「そもそもワンちゃんっていびきをかくの?」と驚かれた方もいるかもしれません。

本記事では、ワンちゃんのいびきについて解説していきます。愛犬がいびきをかいているかもしれないと感じている方や、これからワンちゃんを飼う予定のある方は、是非参考にしてみてください。

犬もいびきをかくって本当?原因や対処法をご紹介
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目次

  1. ワンちゃんでもいびきをかく
  2. ワンちゃんのいびきの対処法
  3. いびきをかきやすい犬種
  4. ワンちゃんがいびきをかいていた時の注意点
  5. まとめ

ワンちゃんでもいびきをかく

犬 いびき

ワンちゃんを飼っている方であれば、ご存じであると思いますが、ワンちゃんは我々人間と同じように、寝ている時にいびきをかくことがあります。いびきをかくワンちゃんの中にも、仔犬の頃からかく子もいれば、成犬になってからかく子もいます。

いびきとは、呼吸をする際、鼻から喉にかけて何かしらの異常がある時に起こると言われており、どのワンちゃんでも起こり得ることです。

また、ワンちゃんは寝ている時だけでなく、普通に起きている時でもいびきをかくことがあるので、ワンちゃんのいびきを聞いたことがない方は、日頃のワンちゃんの様子を観察してみてください。

皆さんの愛犬も、寝ている時と起きている時かかわらず、意外といびきをかいていることがあるかもしれません。

ワンちゃんはなぜいびきをかくの?

冒頭で、ワンちゃんは人間と同じようにいびきをかくとご紹介しましたが、いびきの原因は何があるのでしょうか。ここでは、ワンちゃんのいびきの原因について解説していきます。愛犬のいびきの原因を知りたい方は是非参考にしてみてください。

理由①筋肉の緩み

ワンちゃんは、深い眠りにつき、熟睡している状態であればあるほど、筋肉が一時的に緩み、その影響で喉が狭くなっていびきをかくと言われています。筋肉が緩むといびきをかきやすいのは、我々人間がいびきをかく仕組みと同じですよね。

また、寝ていない場合でも、もともと喉の筋肉が緩くて狭い喉をしているワンちゃんや、喉が狭くなるような異常や病気がある子は、そうでないワンちゃんと比べてよりいびきがひどくなる可能性があると言われています。更に、筋肉の緩みは加齢によって加速されていきます。そのため、老犬はいびきをかきやすい傾向があると言われています。

理由②肥満

人間の場合でもイメージがつきやすいかと思いますが、肥満のワンちゃんは、そうでないワンちゃんと比較してもいびきをかきやすいと言われています。肥満のワンちゃんが、苦しそうに呼吸をしている姿がなんとなく思い浮かびますよね。

ワンちゃんは、肥満が原因で首周りに脂肪がたくさんついてしまうと、気道が塞がれ呼吸が苦しくなってしまいます。これにより、寝ている時にいびきをかきやすい体質になってしまうのです。

また、肥満はいびきだけでなく、それ以外にも健康に悪影響を及ぼす可能性があるので、我々飼い主が責任を持って気を付けてあげる必要があります。

理由③喉の炎症

ワンちゃんは、喉の炎症が原因でいびきをかくことがあります。喉の炎症と言っても、その原因はさまざまです。ワンちゃんの喉の炎症は、感染症やアレルギーなど、さまざまなことが原因で発症してしまいます。

また、喉の炎症はいびきだけにとどまらず、悪化してしまうと呼吸困難になってしまう可能性があるので、十分に気を付けてあげる必要があります。

ワンちゃんのいびきの対処法

寝ている犬

ワンちゃんでもさまざまな理由でいびきをかくということが分かりました。ここでは、ワンちゃんのいびきの対処法についてご紹介していきます。

対処法①リラックスさせてあげる

皆さんはどのような時にいびきをかきますでしょうか。疲れている時やストレスを抱えている時にいびきをかきますよね。

我々人間と同じように、ワンちゃんも疲れやストレスが溜まっている場合に、いびきをかくことがあります。また、疲れやストレスだけでなく、睡眠不足な日が続いた時、環境の変化があった時など、身体的・精神的に何かしらの負荷がかかった時にいびきをかくと言われています。

そのため、長時間外出した日や、旅行など普段とは違う環境で過ごした日の夜は、いびきをかく傾向があります。

上記のように、ワンちゃんに対して何かしらの負荷がかかった日は、ゆっくり休むことができるようにしてあげましょう。

対処法②寝る体勢を変えてあげる

ワンちゃんがいびきをかいている時は、寝る体勢を変えることでいびきが治まることがあります。

ワンちゃんは気道が狭くなった状態が続くといびきをかくと言われています。また、我々人間と同様に寝ている時は無意識な状態であるため、ワンちゃん自身もいびきをかいていると気づくことができません。そのため、ワンちゃんがいびきをかいている時は、体勢を飼い主が変えてあげる必要があります。

聞こえるか聞こえないかのいびきであれば、放置していても問題ないですが、いびきの音が大きい場合や、息苦しそうにしていると感じた場合は、頭の下にクッションを挟んであげたり、寝返りを打たせてあげるなどして、楽な体勢にしてあげるといいでしょう。

この対処法は、簡単にいびきを改善できる上に効果も表れやすいため、愛犬がいびきをかいていた場合はまず試してみるといいでしょう。

対処法③食事管理や周りの環境を見直す

対処法①でご紹介した通り、ワンちゃんは些細なことが原因で身体的・精神的にストレスが溜まってしまうことがよくあります。

ワンちゃんがストレスを感じる要因として、普段食べているドッグフードが変わったり、寝床、空調、お世話をする人などの環境の変化などさまざまです。このように、ワンちゃんは急に身の回りに変化が生じてしまうと、敏感になってしまうため注意が必要です。

身の回りの環境が変わってしまうと、ぐっすり眠ることができず、いびきをかいてしまうことがあります。そのため、愛犬が寝ている時にいびきをかいている場合は、食事や空調など、愛犬の周りの環境に何か変化がなかったか確認してみましょう。

また、その環境に慣れるまでに時間がかかる子もいるので、なかなかいびきが治らない場合は、元の環境に戻してみて様子をみてあげましょう。

いびきをかきやすい犬種

フレンチブルドッグ
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ワンちゃんは人間と同じように、いびきをかくことがあるとご紹介しましたが、その中でもいびきをかきやすい犬種がいるということをご存じでしょうか。ここでは、いびきをかきやすいと言われている犬種についてご紹介していきます。

短頭種のワンちゃんはいびきをかきやすい

皆さんは「短頭種」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。

短頭種とは、文字の通りマズルが短い犬種のことを言います。

短頭種のワンちゃんの特徴としては、鼻が潰れているように低く、いわゆる「鼻ぺちゃ」と言われています。また、気道が短いといった特徴的な骨格をしており、このような特徴から、いびきをかきやすいと言われています。

短頭種のワンちゃんは、低い鼻、大きい口、短い気道などのアンバランスな顔立ちをしているため、日頃から呼吸が荒くなってしまうことがあります。

そのため、他の犬種と比べてもいびきをかきやすいと言われています。

短頭種のワンちゃんはどんなワンちゃん?

「鼻が低くて短い」このような特徴を聞くと皆さんはどの犬種のワンちゃんを思い浮かべますでしょうか。

短頭種のワンちゃんは代表的なものに、パグやフレンチブルドッグ、ペキニーズ、ブルドッグなどがあります。皆さんの想像通りではないでしょうか。

上記で挙げたパグ、フレンチブルドッグ、ペキニーズなどのワンちゃんを見比べてみると、確かに鼻が低くて潰れているのが共通していますよね。

このように、短頭種に分類されるフレンチブルドッグやパグなどのワンちゃんは、他の犬種と比べてもいびきをかきやすいと言われています。

皆さんのワンちゃんはいかがでしょうか。短頭種のワンちゃんを飼っている方は、愛犬がいびきをかいている姿を一度は見たことがあるのではないでしょうか。これから短頭種のワンちゃんを迎える方は、愛犬が寝ている時にいびきをかいているかどうか観察してみてください。

ワンちゃんがいびきをかいていた時の注意点

犬
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ワンちゃんにとって、いびきは珍しいことではないと解説しましたが、あまりにもいびきの音が大きい場合や、毎日いびきをかいていると心配になりますよね。ここでは、ワンちゃんがいびきをかいていた時の注意点についてご紹介していきます。

注意点①いびきの音が大きすぎる場合

ワンちゃんが大きな音でいびきをかいてる場合は注意が必要です。

いびきはワンちゃんにとって当然のこととこれまで解説してきましたが、いびきの音が大きすぎる場合は、ワンちゃんの身体に何か異常がある可能性があります。

ワンちゃんのいびきは、寝ている時に大きくなる傾向があり、睡眠時のいびきは気道の狭さなどが関係していると考えられるため、寝ている時に大きな音でいびきをかいている場合は、かかりつけの獣医さんに診てもらうことをおすすめします。

注意点②毎日いびきをかいてる場合

毎日いびきをかいている場合も、動物病院に連れて行ってもいいかもしれません。

ワンちゃんは日々の疲れであったり、外的なストレスが原因でいびきをかくことがありますが、いびきが毎日続くようであれば、身体になにかしらの異常があると考えてもいいでしょう。

例えば、呼吸器や気道に何か異常がある場合は、そうでないワンちゃんと比べてもいびきをかきやすくなります。呼吸器や気道の病気は、鼻炎や鼻腔内腫瘍、外鼻孔狭窄、元からの体質などあらゆる原因が考えられます。

そのため、愛犬の健康のためにも、仔犬の時からいびきをかく場合やいびきをかくことが直近増えた場合は、念のため病院で診てもらってもいいでしょう。

まとめ

寝ている犬

いかがでしたしょうか。本記事では、ワンちゃんのいびきについて解説しました。そもそもワンちゃんがいびきをかくということを知らなかった方もいるのではないでしょうか。愛犬が寝ている時にいびきをかいていると驚くかもしれませんが、ワンちゃんでもありえることなので、心配することはありません。

しかし、毎日いびきをかいている場合や、いびきの音があまりにも大きい場合は、かかりつけの獣医さんに診てもらうことをおすすめします。

今ワンちゃんを飼っている方は、愛犬がいびきをかいているかどうかよく観察してみましょう。これからワンちゃんを迎える方は、ワンちゃんでもいびきをかくということを踏まえて迎え入れましょう。

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choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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