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しつけの際に重要な「コマンド」を愛犬に上手に教えるための3つのコツ

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犬のしつけやトレーニングについて調べていると「コマンド」という言葉をよく見かけるかと思いますが、どういうものであるかご存知でしょうか?コマンドは犬との生活には欠かせないワードの1つなので、しっかりと理解しておくことが大切です。

この記事では「コマンド」の意味や、犬にコマンドを教えるためのコツをご紹介していきます。

しつけの際に重要な「コマンド」を愛犬に上手に教えるための3つのコツ
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目次

  1. 犬の「コマンド」って?
  2. 犬が覚えやすい「コマンド」の選び方
  3. 犬にコマンドを教えるときのコツ
  4. コマンドを使って愛犬とコミュニケーションをとろう

犬の「コマンド」って?

犬のしつけ
Valeria Boltneva Pexels

 「コマンド」とは犬に対しての「合図」です。犬に特定の行動(おすわりやマテなど)をしてもらいたいときには犬にコマンドをすることで、「〇〇をして欲しい」ということを犬に伝えることができます。

少し難しく聞こえますが、犬と生活をしているほとんどの人がコマンドを使っています。例えば、犬に座って欲しい場合は「おすわり」と犬に声をかけますよね。この場合は、「おすわり」という言葉が犬に対しての合図であり、コマンドです。

言葉以外のコマンドもある

 コマンドは「おすわり」などと言葉で伝えるものだけだと考えられがちなのですが、実は手を動かしてコミュニケーションをとるハンドシグナルや犬笛を使った指示も「コマンド」です。

言葉を使ってコマンドを犬に伝えるのが日常生活では便利ですが、遠い場所からの呼び戻しには犬笛、静かな場所での指示はハンドシグナルなどとコマンドを使い分けることができればさらに便利な場合があります。

犬が覚えやすい「コマンド」の選び方

犬
ElvisClth

 犬のしつけを始める前に、犬にとってわかりやすく、覚えやすいコマンドを選んであげることが大切です。犬のしつけをさらにスムーズに行うための上手なコマンドの選び方をみていきましょう。 

家族で統一できる言葉を選ぶ

 コマンドには家族で統一できる言葉を選ぶようにしましょう。例えば、同じ「おすわり」でも「スワレ」「スワッテ」「sit」などと複数の言葉がありますが、コマンドには1つだけを選び、家族で統一するようにしましょう。同じ意味のコマンドに家族がそれぞれの言葉を使うと、犬を混乱させてしまう場合があります。 

日常生活であまり使わない言葉を選ぶ

 日常生活でよく使う言葉はコマンドとして選ばないようにしましょう。犬に話しかけていない場面でも使う言葉だと、犬はそのコマンドに従うべきなのか、またはそのまま聞き流していいのかわからなくなり、混乱してしまう場合があります。 

短い言葉を選ぶ

 犬のコマンドにはなるべく短い言葉を選びましょう。シンプルで短い言葉は犬にとって覚えやすく、しつけがスムーズに進みます。 

犬にコマンドを教えるときのコツ

犬のしつけ
Zen Chung Pexels

 犬が「コマンド=特定の行動をする合図」と理解するため家族がしっかりと教えてあげなければいけません。犬にコマンドを教える際には、「コマンド→教えたい行動→ご褒美」を何度も繰り返します。しかし、何度も繰り返してもなかなか上手に覚えてくれない場合もありますよね。

ここでは、犬にコマンドを教えるための3つのコツをご解説していきます。

  1. 何回かに分けて教える
  2. コマンドを言わずに教えたい行動を練習する
  3. おやつで褒めながら教える

【1】何回かに分けて教える

 犬が集中できていない状態でしつけをしても、犬はなかなかコマンドを覚えてくれません。犬の集中力は短いので、しつけは何回かに分けて行うようにしましょう。5分から10分程度の短い練習を1日に2、3回行うのがおすすめです。

子犬は成犬よりもさらに集中力が短いので、しつけは3分くらいの短時間で区切ってあげるようにしましょう。

【2】コマンドを言わずに教えたい行動を練習する

 犬にコマンドを教える際には「コマンド→教えたい行動→ご褒美」を何度も練習する必要があるのですが、「コマンド」と「教えたい行動」の間に時間が空いてしまったり他の行動をしたりしてしまうと、犬はなかなか上手にコマンドを覚えてくれない場合があります。

例えば、お座りを犬に教えようとしている場合では、「おすわり」と声をかけてから実際に犬がお座りをするまでに犬が動き回ったり時間がかかってしまったりすると、犬はコマンドと行動を上手に関連づけることができず、なかなかコマンドを覚えてくれません。

そのため、実際にコマンドを犬に紹介する前に、教えたい行動を犬がなるべくスムーズにできるように、事前に何度か練習しておくようにしましょう。「コマンド」と「教えたい行動」の間をなるべくシンプルにすることで、「コマンド=教えたい行動」と結びつけやすくなります。

【3】おやつで褒めながら教える

 コマンドを犬に教える場合は、おやつやご褒美でしっかりと褒めてあげながら教えるようにしましょう。たくさん褒めながら教えてあげることで、犬もおやつ欲しさに意欲的にしつけに取り組み、どんどんと新しいことを覚えてくれます。

また、ご褒美を選ぶ際にはいくつかのおやつを試し、犬が最も大好きなおやつを選ぶのがおすすめです。ご褒美が犬にとって嬉しいものであるほど、犬の集中力がアップしますよ。

コマンドを使って愛犬とコミュニケーションをとろう

犬のしつけ
RODNAE Productions Pexels

 ここでは、犬のコマンドについて詳しくご解説していきました。コマンドは知らないうちにほとんどの人が使っている犬への「合図」です。コマンドを教えるのには時間がかかる場合がありますが、犬と人が共に生活をする上でとても便利なツールなので、最大限に活用してくださいね! 

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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