犬のサークルを購入したらやることって?設置するときのポイントや一緒に使うと便利なグッズも
新しく犬を迎えたとき、犬が成長して身体が大きくなったとき、お引越しをしたときなど、様々な場面で愛犬用のサークルを購入する機会があります。それではサークルを購入した後はどのようなことをチェックしていけばいいのでしょうか?
本記事では、犬のサークルを設置するときに意識すべきポイントと、サークルに入ってくれるようにするための空間作りのコツも紹介していきます。
愛犬がなかなかサークルに入ってくれないという悩みを持つ場合も、ぜひ参考にしてみてください。
犬用サークルを購入したら確認すべき2つのこと
実物のサークルが届いたら、まずは確かめるべき項目が2つあります。本格的に使用する前に確認しておくことで、思ったものと違った際に、返品できる場合もあるので、しっかり確認を済ませておきましょう。
- サークルの入口が障害になっていないか
- 犬が飛び越えない高さかを確認する
1.サークルの入口が障害になっていないか
サークルの入口の段差が高すぎないかを確認しておきましょう。段差があるタイプだと、犬がつまずいてケガをする原因になってしまいます。
サークルを組み立てて、実際に犬が出入りする様子を観察してみましょう。段差につまずいているようであれば、段差のないサークルに変えることをおすすめします。
2.犬が飛び越えない高さかを確認する
実際にサークルを組み立ててみて、愛犬が飛び越えない高さかどうかを確認しておきましょう。前足の付け根が柵の上まで届いてしまうようであれば、飛び越えようとした拍子にケガをしてしまう可能性があります。
柵の上からおやつを与えてみるなどして、意図的に柵を超えさせようとしてみてください。柵の上に前足の付け根まで届きそうもなければ、安全性は大丈夫です。
犬用サークルの正しい設置の仕方
実際にサークルを設置し、愛犬の生活空間を作っていきましょう。注意点を踏まえながら、3ステップに分けて解説していきます。
- 置き場所を決める
- サークルの周りをさらに柵で囲う
- サークル内に必要なものを設置する
ステップ1.置き場所を決める
まずは、サークルの置き場所を決めます。場所を決める基準としては以下のポイントを参考にしてみてください。
- 家族が近くにいる場所
- 窓際に置かない
- エアコンの風が直接当たらない場所
犬は集団で生活する生き物なので、隔離のような形で家族から切り離すことはやめましょう。また、窓際やエアコンの近くは温度の変化が激しく、体調を崩す原因になりえます。
これらのポイントを踏まえ、置き場所を決めてみてください。
ステップ2.サークルの周りをさらに柵で囲う
最初はサークルを設置しても、中に入ろうとしてくれません。サークルを休める場所だと認識させるために、サークルの周りをさらに柵で囲い、限定的に動ける空間を増やしてあげましょう。
サークル内に閉じ込めて慣れさせようとすると、「サークル内=嫌な場所」という認識が生まれてしまいます。
サークルにプラスして遊べる空間を作ってあげることで、「遊び終わったらサークルへ帰る」という行動が自然に生まれやすくなります。
ステップ3.サークル内に必要なものを設置する
サークル内に必要なものは、主に3つです。
- クレート、またはペットベッド
- トイレ
- 餌や水を入れるお皿
最初のうちは、タオルや毛布といった、トイレと識別しづらい物はサークル内に置かないようにしましょう。まずは必要最低限の物に慣れさせ、その後、必要に応じて物を追加していくのがおすすめです。
犬が長時間過ごしても安心できる空間作りを意識してください。
トイレと休むスペースを切り離す
犬はトイレの近くで休みたがらない習性を持っています。そのため、サークル自体をトイレだと認識してしまうと、サークル内に入って休まなくなってしまうのです。
トイレはサークル内の端に置き、クレートやペットベッドとはなるべく切り離すように意識してください。サークル自体が狭い場合は、サークルの外にトイレ専用のスペースを作ってあげましょう。
サークル内に入れるのは最大5時間まで
サークル内のみでお留守番させる際は、最大5時間までと意識しましょう。長時間閉じ込めすぎると、やはり「サークル内=嫌な場所」という認識が生まれてしまいます。
飼い主の留守が長い家庭の場合は、先ほども書いた通り、サークルの周りをさらに柵で囲い、限定的に動ける空間を増やしてあげましょう。
サークルの入口を常に解放しておくことで、犬にとってもストレスなくお留守番ができるようになります。
一緒に使うとさらに便利なおすすめグッズ
サークルと組み合わせることで、効果を発揮する便利なグッズを紹介します。ぜひ合わせて活用してみてください。
- トイレ専用サークルを作ってみよう
- お留守番中は屋根を付けて飛び出し防止
アイテム1.トイレ専用サークルを作ってみよう
通常のサークルに追加して、トイレ用のサークルを導入するのもおすすめです。休むためのサークルとトイレ専用のサークルを分けることで、よりサークル内での生活が清潔で快適なものになります。
飼い主さんにとっても掃除がしやすくなるので、ぜひ合わせて使用してみてください。
- 商品名:アイリスオーヤマ/コンビネーションサークル・トイレトレーニング用サークル(P-CS-470 )
アイテム2.お留守番中は屋根を付けて飛び出し防止
愛犬が元気過ぎて飛び出しが気になる場合は、追加で取り付けられる屋根を購入してみましょう。状況に応じて、サークルとしてもゲージとしても使用できるようになるので、とても便利なアイテムです。
屋根のサイズが合わないということがないように、サークルの幅をあらかじめ測定してから購入するようにしてください。
- 商品名:リッチェル/ペット用 お掃除簡単サークル 90cm x 60cm 屋根面
サークル内は生活場所の一部だと認識させることが大切
愛犬がサークルに中々入ってくれない場合は、サークル内におもちゃを入れてとってこさせるなど、サークルを使った遊びも導入するのがおすすめです。
しかし、せっかくサークルに慣れ始めても、長時間サークル内に閉じ込めると、また嫌いになってしまうことがあります。そうならないように、サークル内に入れ続ける時間には注意しましょう。今回の記事を参考に、愛犬が安心できる空間づくりを行ってみてください。
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この記事のライター
komugi
都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!