愛犬のヤケドを防ぐために|ストーブガードのすすめ
ストーブの前で気持ちよさそうにしている愛犬の姿は、見ているだけでも癒されますよね。 外の気温が寒ければ寒いほど、ストーブのある部屋の中は居心地がよく、その場から動きたくなくなってしまうのは私たち人間も同じです。犬は一般的に寒さに強い動物と言われているものの、犬種や個体によって寒さの体感はさまざまです。寒さに弱い愛犬たちにも、できるだけ快適に過ごしてもらいたいと思うのは飼い主たちの共通の願いですよね。今回は、寒い冬を愛犬と快適に過ごすために、ストーブをつける際の注意点やおすすめグッズをご紹介します!
ストーブは思わぬ事故に繋がることも
みなさんのお宅では、普段の暖房器具は何をお使いでしょうか? それほど寒さの厳しくない地域では、エアコンだけで真冬も乗り切れるというところもありますよね。
ですがその一方で、日本海側の雪が多い地域や、東北、北海道などはストーブなどの暖房器具が欠かせません。 ストーブはとても暖かい反面、思わぬ事故につながる恐れもあります。
ストーブで愛犬の被毛が焦げてしまうことも!
寒い日にはどうしてもストーブの近くに寄って行ってしまいがちですが、あまりにもストーブの近くで愛犬が寝ていたら要注意です。 特に長毛種のコは、しっぽの先や飾り毛などが知らない間に焦げてしまっていることも!
犬は人と違い被毛で覆われているため、人のように熱さを瞬時に感じにくく、被毛の先が焦げてもすぐには気づきません。 近くに飼い主さんがいる場合は、焦げた臭いで気づくかもしれませんが、もし愛犬が一人でお留守番中だったらと想像するとゾッとしますよね。
そうならないためにも、飼い主さんが留守の間はストーブは消しておくのがベストです。
予期せぬ2次災害の恐れも
愛犬の被毛が焦げてしまう事故のほかにも、ストーブの近くに置いてあるチラシなどの紙を、愛犬が遊んでいる途中でうっかりストーブの近くに落としてしまうという可能性もあります。大型犬の場合は、しっぽを振った風圧で紙が舞ってしまい、ストーブ付近に落ちてしまうことも。 そうすると、その紙にストーブの火が燃え移って、大惨事になることも考えられます。
まずは、ストーブの周りには可燃性のものを置かないという習慣づけをしておきましょう。 そして、最悪の事態を避けるためにも、ストーブを使う際にはさらなる事故防止対策をしておく必要があります。
ストーブでの事故を防止するためにストーブガードを活用しよう
上記でご紹介した事故以外にも、カーテンの近くにストーブを置いている場合には強い風が吹いたり、ストーブが転倒してしまったりなどしてカーテンに火が燃え移ってしまうという事故も起こり得ます。 また、愛犬がストーブに直接触れてしまうことがないよう、ストーブの回りにはストーブガードを設置しておきましょう。
丸ストーブにはおしゃれなテーブルつきガード|丸形ストーブガードデラックス
丸型のストーブをお使いの方におすすめなのがこちらのストーブガード。 高さが47~80cmまで無段階調節できるので、お手持ちのストーブの高さに合わせられ、小型犬の侵入防止にも役立ちます。
また上部には丸テーブルもついており、飼い主さんがちょっと飲み物を置いたりという使い方もできるので便利です。
前面が熱くなりにくく安心|ファンヒーターガード
すべての面が金属仕様になっているストーブガードが多い中、こちらは前面が植毛加工されており、布のようなテクスチャーで熱風を受けても熱くなりにくくなっています。 せっかくストーブガードをしても、金属部分が熱くなってしまい、そこに触れていた愛犬がヤケドをしてしまうという事故防止になるのでおすすめです。
ストーブを使う際は万全に対策をしましょう
愛犬と寒い冬を過ごすには、ストーブなどの暖房器具は欠かせないアイテムの1つです。 ですが、火や熱風を使うという性質上、危険もあるという事をしっかりと心に留めておく必要があります。
ストーブを使用する際にはストーブガードなどを使って、愛犬がヤケドをしてしまわないよう事故防止に努めましょう!
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この記事のライター
choco
シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!
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