マンションで犬を飼いたい方は必見!事前にチェックしたい項目やトラブル事例をご紹介
マンションで犬を飼いたいけれど「事前にどういったことを確認すれば良いのかわからない」「他の住人とトラブルにならないか心配」という方は多いかと思います。そこで今回は、マンションで犬を迎え入れる前にチェックすべきことや、実際に起こりうるトラブルとその対策などについてご紹介していきます。
目次
マンションで犬を飼うなら|迎える前のチェックポイント
犬をマンションに迎える際は、マンションの規約をしっかり守るだけでなく、犬が安心して過ごせる環境作りが大切です。そのため、規約の内容や部屋の間取りは必ずチェックしておきましょう。
- 犬の大きさや犬種が規約違反にならないか確認する
- 事前に飼育申請書を提出する
- ベランダの安全性を確保する
- 床が傷つかないよう工夫する
1.犬の大きさや犬種が規約違反にならないか確認する
犬の飼育が可能なマンションは、犬の大きさや犬種、飼育可能数を限定している物件が大半です。「小型犬のみ」「中型犬まで可」といった表記があっても、体重や体高を規定していることもあるため、犬が成犬になった際どのくらいまで大きくなるか、事前に確認しておきましょう。また、雑種など成長の予想がつかない犬を迎える際は、注意が必要です。
2.事前に飼育申請書を提出する
マンションの規定に「ペット可」と表記があっても、実際に犬を飼い始めるには申請書を提出する必要があります。飼育申請書の他に、誓約書や犬の写真、狂犬病予防注射済証、犬鑑札の提出が必要な場合がほとんどです。事前にしっかりと書類提出しておくことで、管理会社とのトラブルを避けましょう。
3.ベランダの安全性を確保する
マンションによってはベランダ付きの物件もあるため、犬が外に出ても安全なように環境を整えておきましょう。ベランダのデザインにもよりますが、柵の高さが十分でなかったり、柵に犬が通れるくらいの隙間がある場合があります。そのため、犬が誤って転落してしまったり、大型犬の場合は柵を飛び越えてしまわないように、高さを足したり隙間を塞ぐなどの工夫が必要です。犬をベランダに出すつもりはなくても、洗濯物を干す際などに犬が外まで付いてきてしまうこともあるため、必ず対策をしておきましょう。
4.床が傷つかないよう工夫する
マンションのような賃貸物件では、ペットによる部屋の汚れや傷の修繕費は、原則として入居者が負担することになります。特に床は汚れや傷が付きやすいため、犬を迎える前にはフローリングマットやカーペットなどの設置がおすすめです。犬の爪がフローリングを傷つけるのを防ぐだけでなく、洗える素材や防水性のものもあるため、犬が室内でおしっこをしてしまった際も安心です。また犬にとっても滑りにくい床となって足腰への負担も減らせますので一石二鳥です。
マンションでの犬との暮らし|実はこんなメリットも
マンションにはさまざまな住人が暮らしているため、犬を飼うことで迷惑にならないか心配な方は多いかと思います。しかし、マンションによっては間取りや設備が整っており、犬を飼うのにぴったりな物件も多く存在しています。
階段や段差が少ない
マンションの間取りの多くは、階段や段差がなく、フラットな作りになっています。そのため、犬の腰や関節などに負担が掛かりにくく、犬にとっては暮らしやすい間取りだと言えます。
共生型賃貸の場合、設備が整っている
マンションが「共生型賃貸」の場合、ペットと共に暮らすことを前提として設計されているため、ペット専用のさまざまな設備が整っています。室内がペット対応の床材や壁になっているだけでなく、専用庭や足洗い場、グルーミングルームなど、共用部分が充実している物件もあるため、犬も飼い主も快適に過ごすことができます。
マンションで犬と暮らす|実際に起こったトラブル事例
マンションで犬を飼う場合、他の住人の迷惑とならないよう注意が必要です。苦情やトラブルを起こさないよう、犬のしつけを怠らず、規約やマナーをしっかりと守りましょう。
- 犬の鳴き声による騒音
- 共用部分でのトイレはNG
- 抜け毛の浮遊やアレルギーの問題
事例1)犬の鳴き声による騒音
ペットを許可しているマンションには、「ペット共生型賃貸」と「ペット可賃貸」といった2つのタイプがあります。ペット共生型賃貸の場合、ほとんどの住人がペットを飼っているため「鳴き声が聞こえてもお互い様」といった空気があります。しかし、ペット可賃貸の場合はペットを飼っていない住人も多くいるため、犬の鳴き声がうるさいと苦情やトラブルの原因になり、実際にマンションでのペット問題の多くがこちらに該当します。そのため、マンションで犬を飼う場合はしっかりとしつけをおこないましょう。
事例2)共用部分でのトイレはNG
マンションには、エレベーターやエントランスなど、共用部分が多く存在します。そのため、共用部分で犬がおしっこなどをしてしまうことがないよう、トイレのしつけは必須です。また、犬が我慢できずにトイレをしてしまった場合、不始末を放置することがないようマナーをしっかり守りましょう。
事例3)抜け毛の浮遊やアレルギーの問題
犬の抜け毛は浮遊しやすく、窓を開けていれば隣の住人の網戸や洗濯物に付着してしまうこともあります。マンションにはさまざまな住人がおり、犬に対してアレルギーを持っている人がいる可能性もあるため、犬の抜け毛には注意が必要です。そのため、バルコニーでのブラッシングは必ず避け、部屋をこまめに掃除するなどの対策をしましょう。
マンションで犬を飼うなら規約とマナーはしっかり守ろう!
大切な家族の一員である愛犬と共に心地よく暮らすためにも、マンションの入居前には規約を必ず確認し、マナーを守ることが大切です。また、他の住人と共に暮らしていることを忘れず、迷惑をかけたりトラブルを起こさないよう、犬のしつけはしっかりとおこないましょう。
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この記事のライター
komugi
都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!
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