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キャバリアの適正体重について|体重管理で気を付けたいことや、かかりやすい病気を解説

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イギリス原産のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、通称キャバリアは、明るく愛情深い性格の持ち主です。小型で飼育しやすいことから日本でも安定した人気がありますが、元気に長生きしてもらうには飼い主さんの健康管理が必要不可欠です。

ここでは、キャバリアの適正体重やかかりやすい病気、体重管理で気をつけたいことについて解説します。

キャバリアの適正体重について|体重管理で気を付けたいことや、かかりやすい病気を解説
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目次

  1. キャバリアの適正体重は?
  2. キャバリアの体重管理で気をつけたいこと
  3. キャバリアの平均寿命とかかりやすい病気を知っておこう
  4. キャバリアに長生きしてもらうために

キャバリアの適正体重は?

キャバリア
Hemlit

キャバリアの適正体重と、成長に伴う体重の変化についてご紹介します。

適正体重

日本を代表するケネルクラブ「ジャパンケネルクラブ」によると、キャバリアの体重は5.4~8kgで、小型でバランスのとれたものが望ましいとされています。

ウエストのくびれがわからなかったり、脂肪が付きすぎて肋骨が触れない場合には肥満の可能性があります。

体重の変化

小型犬であるキャバリアは比較的成長スピードが早く、生後6~12ヵ月頃にはほぼ成犬の体型となります。

・誕生時:約300g

・生後3ヵ月:約2kg

・生後6ヵ月:約4~5kg

・生後12ヶ月:約5~8㎏

キャバリアの体重管理で気をつけたいこと

キャバリア
Hemlit

キャバリアに長生きしてもらうために最も大切なことが体重管理です。キャバリアがかかりやすい病気については前述しましたが、心臓病を発症したキャバリアが肥満になれば心臓に大きな負担をかけ、肥満が短頭種気道症候群の要因にもなることもわかっています。飼い主さんがきちんと体重管理し、愛犬に健康的な生活を送らせてあげましょう。

ごはんの量

ごはんの量はフードのパッケージに記載された量が目安になりますが、与える子の運動量など、生活環境によって差があります。ごはんの量が多い場合には便がゆるくなるので、様子を見ながら量を加減しましょう。

愛犬の体型をチェックすることも大切です。肥満の場合はウエストのくびれがなくなり、あばら骨に触れにくくなります。痩せている場合は肋骨が目立つようになります。

散歩の目安

キャバリアのお散歩は、1日2回、1回につき20~30分くらいが理想的です。室内で遊ぶだけでも十分、という考え方もあるようですが、お散歩には気分転換やストレス発散、脳の活性化など多くのメリットがあります。お散歩の時間は犬にとってとても楽しみなので、できるだけ欠かさず連れ出してあげましょう。

好きな運動

キャバリアに激しい運動は必要ありませんが、適度な運動は必要です。人と遊ぶことが大好きなので、室内でのボール遊びなどはおすすめです。おもちゃは愛犬の口に合ったサイズのものや、壊れにくいものを選びましょう。

キャバリアの平均寿命とかかりやすい病気を知っておこう

キャバリア
Alexas_Fotos

キャバリアの平均寿命と最高齢、かかりやすい病気についてご紹介します。

平均寿命

犬の平均寿命は14歳で、キャバリアの平均的な寿命は11〜14歳くらいと考えられています。

最高齢

キャバリアの最高齢については定かではありません。正式な記録ではありませんが、日本では19歳まで生きたキャバリアがいたようです。

ちなみに、犬の最高寿命のギネス記録にはオーストラリアン・キャトル・ドッグの29歳5ヶ月という記録があります。

かかりやすい病気

キャバリアを健康管理する上で、かかりやすい病気について知っておくことは重要です。病気にかかったとき、どのような症状が現れるのか知っておくことで、病気の早期発見・早期治療に繋がります。

僧帽弁閉鎖不全症

犬の心臓病には僧坊弁閉鎖不全症や拡張型心筋症、フィラリア症などがありますが、80%程度は僧坊弁閉鎖不全症と言われています。

シーズーやマルチーズ、チワワなどの小型犬に多く見られ、中でもキャバリアは遺伝的に僧坊弁閉鎖不全症にかかりやすいことがわかっています。多くの犬種では高齢になってから発症しますが、キャバリアにおいては6歳未満から発症することも少なくありません。

外耳炎

外耳の皮膚に炎症が起こり、耳が赤くなる、耳垢が増える、耳が臭くなる、頭を振るなどの症状が見られます。

垂れ耳であるキャバリアやコッカースパニエルなどの犬種は耳の通気が悪く、外耳炎になりやすい傾向があります。一度発症すると治りにくく、治った後も再発が多く見られるため、獣医師の指示どおりに通院し、きちんと治療を受けることが大切です。

短頭種気道症候群

フレンチブルドッグやパグ、シーズー、キャバリアなどの短頭種(いわゆる鼻ぺちゃ犬)は、顔や首の構造上スムーズに呼吸ができず、呼吸器症状が現れます。この総称を短頭種気道症候群と言います。

寝ているときにいびきをかく、少し動いただけですぐに口を開けて早い呼吸をする(パンティング)、呼吸困難になるなどの症状が見られたら、この病気の疑いがあります。

夏場の散歩や激しい運動は気道に負担になるので、注意しましょう。

キャバリアに長生きしてもらうために

キャバリア
Alexas_Fotos

キャバリアに健康で長生きしてもらうには、食事や運動による体重管理が大切です。また、心臓病などの病気を早期に発見するためにも、愛犬の様子をよく観察したり、異常が見られなくても定期検診を受けることをおすすめします。愛犬と過ごすかけがえのない時間を、大切にして下さいね。

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nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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