世界中で大人気のスポーツ「フリスビードッグ」について!ルールや練習方法、向いている犬種まで
愛犬と一緒にフリスビーがしたい!そう思っている飼い主さんは少なくないのではないでしょうか。近年日本でも注目度の高まっているフリスビーを競技にした『フリスビードッグ』を知っていますか?世界中で大人気のスポーツで、愛犬と楽しんでいる人がどんどんと増えています。フリスビードッグは初心者でも取り組みやすく、愛犬とのコミュニケーションにも繋がるスポーツです。ここでは、そんなフリスビードッグのルールや練習方法・向いている犬種や性格などをご紹介していきます。
フリスビードッグというスポーツについて
フリスビードッグは犬がフライングディスク(フリスビー)をキャッチするスポーツです。フリスビードッグと一言で言っても様々な種目があり、ルールは異なります。また、開催団体によってルールが若干変わることもあるので、競技に出場する場合はルールをよく確認しておくようにしましょう。ここでは、主な種目であるディスタンスとフリースタイルのルールについて解説していきます。
ディスタンスのルール
ディスタンスのフィールド(競技場)では距離が区分されており、その区分ごとにポイントが決まっています。飼い主がディスクを投げ、犬がそのディスクをキャッチした距離が遠ければ遠いほど高得点が得られます。ディスタンスでは一定時間にゲットしたしたポイントを競う種目です。そのため、飼い主が遠く投げる力だけではなく、犬がキャッチするスキルや、スピーディーに飼い主の元へディスクを持って帰ることが非常に重要です。
フリースタイルのルール
フリースタイルは複数のディスクを使った表現競技です。フリースタイルでは飼い主と犬が音楽に合わせて様々な投げ方やキャッチを披露し、華麗さやスキルが必要になります。フリースタイル競技は安全性、完成度、演出とリズムなどの様々な採点基準があり、合計点数を競います。
フリスビードッグの練習方法が知りたい!
フリスビードッグの魅力はディスクさえあれば、誰でも簡単に練習を始められるということです。ここでは、フリスビードッグの練習方法について詳しく解説していきます。
まずはハンドラーが投げる練習を
犬と練習を始める前に、飼い主がディスクを投げる練習をしっかりと行うようにしましょう。飼い主が安定してディスクを投げられないと、もちろん犬は上手にキャッチすることができません。犬がいないところで何度も投げる練習をし、飼い主の腕をしっかりと磨くようにしてくださいね。
ディスクに興味を持たせる
犬のディスクの練習は犬がディスクに興味持つようにすることではじまります。ドッグフードをディスクの上に置いて、そこから食べさせるのは非常に効果的です。また、ディスクを地面に転がして犬にキャッチさせるのは、犬の狩本能を刺激しディスクに興味を持たせるだけはなく、キャッチする練習にもなります。
犬が空中でディスクをキャッチする練習
犬が転がるディスクをキャッチするのに慣れたら、次は空中のディスクをキャッチする練習をします。犬を正面に立たせ、軽くディスクを投げるようにしましょう。犬がキャッチできたら徐々に距離を伸ばしていきます。
ディスクを離す練習
ディスクがキャッチできるようになったら、ディスクを離す練習をしましょう。ディスクを咥えている犬の口元におやつを持っていき、犬がディスクを離すと同時に「ドロップ」と声をかけるようにしましょう。これを何度も繰り返すと「ドロップ」という指示で犬はディスクを離すようになりますよ。
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フリスビードッグに向いている犬種や性格はある?
フリスビードッグの最大の魅力はどんな犬種でも楽しめるということです。競技会では小型犬から大型犬まで様々な犬種がフリスビードッグを楽しんでいます。ここでは、フリスビードッグに向いている性格について解説していきます。
飼い主と一緒に作業するのが好きな性格
フリスビードッグは飼い主と犬のチームワークが非常に大切です。力を合わせて練習をすることで、最高の結果を得ることができます。そのため、日頃から飼い主に集中し、一緒に作業をするのが好きな性格の犬が向いています。
体を動かすのが大好きな犬
フリスビードッグはディスクをキャッチするためにたくさん走らなければいけません。そのため、アクティブで走るのが大好きな犬が向いています。また、フリスビードッグの基本は「もってこい」なので、日頃からボール遊びを楽しんでいる犬ならフリスビードッグで力を発揮するに違いありません。
フリスビードッグを愛犬と一緒に楽しもう
ここではフリスビードッグについて解説していきました。フリスビードッグは様々な種目があり、初心者でも取り組みやすいのが魅力です。フリスビードッグは犬と飼い主の信頼関係をさらに強めることにもつながりますよ。犬と新しいことにチャレンジしたい人は、フリスビードッグに挑戦してみてくださいね。また、興味がある人は一度、競技会に足を運び、実際に観戦しに行くのがおすすめですよ。
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この記事のライター
komugi
都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!
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