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犬も寝不足になる?寝不足のサインと対処法は?

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皆さんの愛犬はどのくらいの時間寝ているでしょうか。仔犬や老犬は一日中寝ていますよね。飼い主と寝る時以外は滅多に仮眠をとらないワンちゃんもいるのではないでしょうか。本記事では、ワンちゃんの寝不足について解説していきます。愛犬が寝不足になっていないか気になる方や、これからワンちゃんを迎える方は、大切な愛犬が寝不足の状態にならないよう、是非本記事を参考にしてみてください。

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目次

  1. ワンちゃんにとって睡眠とは?
  2. ワンちゃんが寝不足の時のサイン
  3. ワンちゃんの寝不足の対処法
  4. まとめ

ワンちゃんにとって睡眠とは?

あくびをしている犬

ワンちゃんの寝不足について解説していく前に、まずはここで、ワンちゃんにとって睡眠がどのようなものかについて解説していきます。

長時間寝てもほとんどが浅い眠り?

ご存じの通り、ワンちゃんは人間よりも一日の平均睡眠時間が長いと言われています。

一日の平均睡眠時間は、ワンちゃんの年齢によって異なりますが、成犬の場合だと平均睡眠時間が約9〜14時間と言われています。意外と多いですよね。

しかし、この約9〜14時間のうち、約8割が浅い眠りだと言われており、ワンちゃんはほとんど深い眠りについていないことが分かります。

そのため、長時間寝ているからと言って質の良い睡眠をとることができているとは限りません。ワンちゃんを飼っている方は、愛犬がきちんと質の良い睡眠をとることができているかどうか見直してみてもいいかもしれません。

詳しくはこちらの記事をチェック!

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ワンちゃんが寝不足の時のサイン

犬 寝不足

それでは、ワンちゃんが寝不足の時のサインをいくつかご紹介していきます。寝不足は我々人間にとって辛いことであると同じように、ワンちゃんにとっても身体的・精神的につらい状態です。そのため、以下でご紹介するサインに気が付いた際は、すぐに睡眠を取らせてあげましょう。ワンちゃんを飼っている方もそうでない方も、是非参考にしてみてください。

サイン①食欲の低下

皆さんは寝不足の時、食欲が落ちたと感じたことはありませんでしょうか。ワンちゃんも我々人間と同じように、寝不足の状態が続くと食欲が低下してしまうことがあります。

ワンちゃんが寝不足によって食欲が低下してしまうと、普段食べている量のエサを食べきることができなくなったり、大好物やおやつを食べなくなったりしてしまいます。また、食べはするものの、食べきるのに時間がかかったりする場合があります。

食欲不振が続くと、必要な栄養を摂取できなかったりエネルギー不足が原因で体調を崩してしまうことがあります。そのため、愛犬の食欲が低下してきているなと感じた場合は、一度寝不足を疑ってみてもいいかもしれません。

しかし、元から小食なワンちゃんであったり、食事に対して執着がない子だと判断が付きにくいので、しばらく様子を見てみて、判断することをおすすめします。

サイン②散歩に行きたがらない

愛犬が大好きな散歩に行きたがらなくなった場合は、寝不足が原因かもしれません。

ワンちゃんは、寝不足に陥ってしまうと体力が低下してしまいます。我々人間と同じですよね。人間も、寝不足の状態が続くと元気がなくなり、積極的に外出することができなくなってしまいます。いつもは散歩の時間を楽しみにしている愛犬が、急に行くのを拒んだ場合は、寝不足が原因かもしれません。

また、散歩に出かけたとしても、歩くスピードが明らかに落ちていたり、途中で引き返そうとしたりした場合も寝不足が原因と考えられます。

しかし、このような体力の低下は、体調不良や怪我など、寝不足以外にも考えられる原因があるので、一度かかりつけの獣医さんに診てもらってもいいかもしれません。

サイン③小さな物音で目を覚ます

ワンちゃんは、寝不足の状態で寝ていると、小さな物音や話し声で目を覚ましてしまうことがあります。もともとワンちゃんは人間よりも睡眠自体が浅く、熟睡している時間は短いため、判断は難しいかと思います。

しかし、普段はぐっすり寝ているのに、すぐに起きるようになった場合や、普段なら気にしない音などでも目を覚ますようになった場合などは、寝不足が考えられます。

このように、睡眠の邪魔をしてしまうと更に寝不足が加速してしまうため、敏感になった状態であるのであれば、ゆっくり睡眠をとることができる状態にしてあげましょう。

ワンちゃんの睡眠について詳しく書いてある記事もあるので、是非参考にしてみてください。

サイン④元気がない

いつもは元気いっぱいな愛犬が急に元気がなくなると、ほとんどの飼い主が気が付くかと思います。このように、ワンちゃんは寝不足が原因で元気がなくなってしまいます。

例えば、ボール遊びをしなくなった、呼んでも来なくなった、一日中ぐったりしている、表情がいつもより暗いなど、明らかに様子がおかしい場合は寝不足が原因と考えられます。

ワンちゃんは寝不足になってしまうと元気がなくなるので、愛犬のテンションは常に観察しておきましょう。

サイン⑤寝つきが悪い

皆さんは睡眠時間が足りていない時、気を失ったかのように眠ることがありますよね。しかし、ワンちゃんは逆に寝つきが悪くなってしまい、なかなか眠ることができなくなります

また、寝つきが悪くなるだけでなく、寝ている時に急に吠えだしたりするなど、普段しないような行動を起こすことがあります。

これは特に珍しいケースですが、可能性としてはありうるため、愛犬が寝ている時に急に吠え出したりした場合は、ゆっくり睡眠ができるよう気を付けてあげましょう。

睡眠時の鳴き声や寝ぼけなどに関する記事もあるので、気になる方は併せて読んでみてください。

睡眠時の悲鳴や寝ぼけに関する記事はこちら

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サイン⑤いたずらが増える

我々人間も寝不足の状態になると、ストレスが溜まったり些細なことでイライラしてしまうことがありますよね。それと同じように、ワンちゃんは睡眠時間が足りていないと、いたずらをすることがあります。

普段は滅多にいたずらをしない子が急にいたずらをするようになった場合や、しつけもある程度できていていたずらをしなくなったのにもかかわらず、いたずらが再発した場合は寝不足でイライラしている可能性があります。

ワンちゃんの寝不足の対処法

犬 寝不足

ワンちゃんは、寝不足になるとさまざまなサインを見せることが分かりました。愛犬が寝不足になっていると、何としてでも対処してあげたいですよね。ここでは、ワンちゃんの寝不足の対処法についてご紹介していきます。愛犬が寝不足気味の方や、これからワンちゃんを迎える方は是非参考にしてみてください。

対処法①熟睡できる環境をつくってあげる

皆さんの愛犬の寝床は、十分に休息がとれるような環境になっていますでしょうか。ワンちゃんは人間よりも睡眠時間自体は長いものの、そのほとんどが浅い眠りだと言われています。そのため、短い深い眠りの間にしっかりと熟睡して身体と脳をやすませる必要があります。

ワンちゃんが熟睡できる環境をつくるためには、電気を消して暗い空間にしたり、室温の調整をしてあげたり、ケージやサークルなどに隔離して一人の状態にしてあげるなどさまざまです。質の良い睡眠をとることができるよう、飼い主が配慮してあげましょう。

対処法②ストレスをかけないようにする

ワンちゃんが寝不足の時に見せるサインでもご紹介した通り、ワンちゃんは寝不足の状態が続くと身体的・精神的にストレスがかかってしまいます。ストレスを感じている状態に、更にストレスをかけてしまうと寝不足が加速し、そこから体調不良などを起こしてしまうことがあります。

また、ストレスは目に見えないため愛犬がストレスを感じているかどうかの判断ができないことがほとんどです。そのため、愛犬が寝不足になっている場合は、愛犬の負担にならないように過ごしてあげることが求められます。

まとめ

寝ている犬

いかがでしょうか。本記事では、ワンちゃんの寝不足について解説しました。一日ならまだしも、寝不足が続いてしまうのは我々人間にとっても辛いことですよね。

また、我々人間が寝不足と感じた場合は、休暇を取ったり、寝る時間を早めたりするなどの調整を行うことができますが、ワンちゃんにとってはそれができません。

寝不足と感じていても、飼い主の配慮が足りない場合や、周りの環境によっては寝不足が加速してしまうことがあります。

そのため、愛犬が少しでも寝不足の状態のように感じた場合は、すぐに対処してあげる必要があります。

寝不足が原因で体調を崩してしまったり、病気になってしまう可能性もあるので、愛犬の健康のために睡眠はきちんととらせてあげましょう。

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choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

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