半生タイプのドッグフードを選ぶときのポイントは?ドライフードとの違いとおすすめ商品を紹介
「愛犬がいつも与えているドライフードを食べない」、「高齢になって固いものが食べづらくなった」など、そんなときに役立つのが半生タイプのドッグフードです。
ドライフードやウェットフードと同様、半生タイプのドッグフードもさまざまな種類が揃っています。ここでは、半生ドッグフードの選び方やおすすめの商品などをご紹介します。
半生ドッグフードってどんな特徴があるの?
半生ドッグフードは、ドライフードよりも水分量を多く含んでいる半生タイプのものです。ドライフードの水分含有量が10%程度なのに対し、半生ドッグフードは30%程度で、ドライフードに比べ柔らかいのが特徴です。そのため、加齢に伴い噛む力が弱まってきたシニア犬にも向いています。
また、嗜好性が高いため、愛犬の食欲が落ちたときに与えると食欲が回復してくれることもあります。
半生ドッグフードの選び方とは
半生ドッグフードはさまざまな種類がありますが、以下をチェックして選ぶようにしましょう。
着色料が含まれていないもの
人間の場合は、料理の色彩が食欲を左右することがありますが、犬の場合、視覚的な要素は重要でないため、着色料が不使用のものを選ぶとよいでしょう。
犬は食べ物をまず嗅覚で判断し、触覚でフードの形状を確認して、味覚によりおいしいかどうかを感じているからです。原材料表を確認し、着色料が使用されていないものを選ぶようにしましょう。
小分けに包装されているもの
半生ドッグフードは、ドライフードと比較すると開封後傷みやすいので、少量ずつ小分けに包装されているものをなるべく選ぶようにしましょう。小分けになっていると数日分ずつ開封して使っていくことになるので、鮮度を保って保管できます。
常温で保管できるものが多いですが、「開封後は要冷蔵」としている商品もあります。小分けされてなく大袋にまとまって入ってると、冷蔵庫から何度も出し入れすることになり、気温差によりフードの表面に結露が生じ、カビが生えやすくなります。よって、数日で使い切れる程度の量が小分けに包装されているものを選ぶようにしましょう。
おすすめの半生ドッグフードはこれ!
たくさんの種類がある半生ドッグフードの中から、おすすめの商品を4つご紹介します。
アドメイト more soft
半生ドッグフードは、チキンや牛肉を主原料にしている商品が多いですが、more softは馬肉が使用されています。素材の旨味を生かすために低温で熟成させているのも特徴です。
また、フードが小粒で、小型犬でも食べやすいように配慮されています。
ピュアロイヤル ドッグフード チキン
犬が食べ飽きずによく食べてくれることを第一に考え、ささみを主原料にして作られた半生ドッグフードです。
歯や骨の強化維持をサポートするカルシウムや、生きたまま腸にとどく有胞子性乳酸菌、ミネラル分の強化のための酵母ミネラルなどがバランスよく配合されています。
また、フードの品質低下を防ぐために小分けに包装されているのはもちろんのこと、脱酸素剤も入っているので管理がしやすいでしょう。
WITH GREEN DOG Yum Yum Yum!
Yum Yum Yum!には、国産若鳥や契約農家で作られたカボチャやブロッコリーなどの厳選食材が使用されています。また、風味のよさにもこだわっており、国産の鰹節がふんだんに配合されています。
80gずつ小分けになっているので、鮮度を保って保管できます。
サクラペットフード 半生フード
主原料に国産の新鮮なチキンと牛肉が使用されている半生フードです。被毛や皮膚の健康維持をサポートする必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6、関節や骨の健康を守る役割を担うグルコサミンやコンドロイチン、腸内環境を健やかに保つ働きをする乳酸菌などがバランスよく配合されています。
着色料や防腐剤、化学合成保存料不使用なので安心して愛犬に与えられます。
半生ドッグフードを上手に活用しよう
半生ドッグフードは、総合栄養食であれば主食として愛犬に与えてももちろん大丈夫ですが、いつも与えているドライフードと混ぜて嗜好性をアップしてあげるなどの使い方も可能です。
人間と同様、犬にもそれぞれ食の好みがあるので、愛犬の反応を見て上手に活用してみてください。
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この記事のライター
komugi
都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!