「犬の日」がいつか知ってる?制定の由来や記念日に愛犬にしてあげたいこと
海外には犬に関する記念日がたくさんありますが、日本にも「犬の日」というのがあるのをご存知でしょうか。 「#犬の日」のハッシュタグを見てみると、たくさんのかわいい犬の画像が投稿されています。しかし、犬の日がいつからあるのか、誰が制定したのかなど、知られていない部分もあります。そこで今回は「犬の日」制定の由来や海外の犬に関する記念日、そして記念日をきっかけに愛犬にしてあげたいことについてご紹介します。
犬の日って?
犬の日(11月1日)は1987年に一般社団法人ペットフード協会が「ワン、ワン、ワン」という犬の鳴き声にちなんで制定した犬の記念日です。制定から30年以上経っているものの、最近になって広く知られるようになった背景には、SNSの普及が挙げられるでしょう。なお、犬の日制定の趣旨は「犬についての知識を持ち、かわいがる日」とされています。
犬の日は11月1日のみ
犬の日が「ワン、ワン」という犬の鳴き声にちなんでいるのであれば、11月11日や1月11日も当てはまるのでは?との声もネット上で見かけますが、「犬の日」として制定・申請されているのは、11月1日のみとなります。
また「戌の日」というのもありますが、この戌の日は安産祈願をするための日で、古くから伝わる日本の風習です。そのため、戌の日は11月1日の「犬の日」とは全く異なります。
世界の犬の記念日
海外では犬のための記念日がたくさん制定されています。その中からいくつかピックアップしてご紹介します。
National Dog Day(アメリカの犬の日)
8月26日に制定されたNational Dog Dayは、アメリカにおける「犬の日」で、警察犬や救助犬・盲導犬など、人間の生活をサポートしてくれる犬たちをはじめ、たくさんの癒しや喜びを私たちに与えてくれる全ての犬たちに感謝する日として制定されています。 この日、アメリカでは各地で保護犬の譲渡会やチャリティーイベントなどが開催されます。
National Puppy Day(子犬の日)
3月23日のNational Puppy Day(子犬の日)は、かわいい子犬たちが私たちに無償の愛情や幸せを与えてくれることに感謝する日、として2006年に制定されました。また、子犬の無計画な繁殖や、命の売買の撲滅などの啓蒙も目的とされています。
National Mutt Day(ミックス犬の日)
7月31日と12月2日は、National Mutt Day(ミックス犬の日)です。健康や行動面で純血種に劣ることはないミックス犬(雑種犬)を、再認識するきっかけになるよう制定されました。純血犬を求める風潮は今もなお残っており、動物保護施設にはミックス犬が持ち込まれることも少なくありません。施設の保護犬たちが新しい家族と出会えるために、ミックス犬の良さを呼びかけています。
記念日に愛犬にしてあげたいこと
犬の日に限らず、毎日愛犬をかわいがってあげているところですが、せっかく犬に関する記念日があるので、そんな日には普段と違う過ごし方をして楽しんでみてはいかがでしょうか?
おもちゃでたくさん遊んであげる
愛犬のお気に入りのおもちゃで、たっぷりと遊んであげるのもおすすめです。犬は飼い主さんと一緒にいることが大好きなので、喜んでくれるでしょう。愛犬と遊ぶ時間は、愛犬とのコミュニケーションのための大切な時間でもあります。ボール遊びや引っ張りっこなど、愛犬の好きな遊び方でぜひ楽しい時間を過ごしてください。
愛犬とお出かけをする
ドッグランやドッグカフェ、キャンプやハイキングなど、愛犬とお出かけしてみませんか? いつもと違う知らないニオイや景色はよい刺激になり気分転換になるはずです。
今年の「犬の日」は意識して愛犬と過ごしてみては?
日本の犬の日だけでなく、海外にも犬に関する記念日がたくさんあります。犬の日に限らず、どの飼い主さんも愛犬と過ごす毎日は特別な日々だと思いますが、もし愛犬への感謝の気持ちを忘れてしまっている場合には「犬の日」などの記念日をカレンダーに印をつけてみてください。そして、大きな喜びや癒しを与えてくれる愛犬と過ごす日々に感謝をして、ぜひ末永く楽しい時間を過ごしてくださいね。
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この記事のライター
komugi
都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!