犬用ブラシはこう選ぶ!初心者さんでも使いやすいおすすめ商品もご紹介
愛犬のブラッシングは、被毛のもつれをほぐしたり、抜け毛を取り除いて皮膚の新陳代謝を促すものだけではありません。毎日のブラッシングは、飼い主さんと愛犬のスキンシップでもあり、愛犬にとってもリラックス効果の高い、癒される大切な時間なんですよね。今回は愛犬のブラッシング選びの参考にしていただきたい、使いやすい基本的な犬用ブラシ4種類をご紹介します。
犬のブラシの種類と用途
犬の被毛はその犬種によって様々です。そのため、短毛・長毛・カールした被毛・硬い・柔らかい毛など、その被毛に合わせたブラシを選ぶことが大切になります。ブラッシングが苦手な犬でも、ブラシの種類を変えてみると嫌がらなくなった、ということもよくあります。 愛犬が何か嫌がる素ぶりを見せるなぁと思うときは、ブラシの種類やメーカーを変えてみてはいかがでしょうか?
被毛別のブラシの選び方
それでは、被毛タイプ別に選ばれやすいブラシの種類をご紹介します。
被毛の短い犬におすすめのブラシ
抜け毛をきれいに取り除くために使いやすいブラシです。
- スリッカーブラシ
- ラバーブラシ
- 獣毛ブラシ(仕上げのツヤ出しに効果的です)
被毛の長い犬におすすめのブラシ
被毛のもつれをほぐし、毛玉を防ぐためのブラシです。
- スリッカーブラシ
- ピンブラシ
- 獣毛ブラシ(仕上げのツヤ出しに効果的)
犬のブラシおすすめ2選!スリッカーブラシとピンブラシ
それでは、続いてブラシの種類毎の特徴の説明と、実際に販売されているオススメのブラシをご紹介します。まずは基本のスリッカーブラシとピンブラシです。
【1】スリッカーブラシ
スリッカーブラシは、一般的に一番多く使われているブラシです。トリミングサロンでもこのブラシが使われていることが多く、比較的、どの犬種にも使いやすいブラシになります。細いピンが細かく並んでおり、柔らかい被毛のもつれもきれいにほぐすことができます。
また、抜け毛がピンの間にからまりやすいので、しっかり取り除くことができる優れものです。スリッカーブラシは被毛の短い犬用・長い犬用があり、体の大きさに合わせてブラシのサイズもS~LLとあります。
- 商品名:ローレンス/ソフトスリッカー S
【2】ピンブラシ
ピンブラシはスリッカーブラシに比べピンの数が少ないため、被毛の引っ掛かりが少なくブラッシングがしやすいブラシになります。また、持ち手が握りやすいため、ブラッシングに慣れていない飼い主さんはピンブラシから使い始めることをおすすめします。
- 商品名:東京ペット商事/ドイツピンブラシ
犬のブラシおすすめ2選!ブラッシングが苦手な子には
続いて、ブラッシングが苦手な愛犬にオススメのブラシの種類と、特殊なパターンで使えるブラシをご紹介します。
【3】獣毛ブラシ
イノシシやブタの毛で作られているブラシで、抜け毛を取り除くというより、被毛を整えたり、被毛にツヤを与える目的で使用するものです。通常のブラッシングのあとの仕上げに使うブラシになります。
- 商品名:ONS 高級豚毛ブラシ 中
【4】ラバーブラシ
ラバーブラシは、ゴム製の柔らかいブラシで、スリッカーブラシやピンブラシのようにもつれをほぐす目的で使用するものではありません。被毛が短いタイプの犬の抜け毛取りに使いやすく、ゴム製のため皮膚を傷つける心配もありません。シャンプーをする時に使うことで、抜け毛を取り除きながらマッサージの効果も期待できる優れものです。
ラバーブラシには手袋タイプもあり、その使いやすさから注目されている人気のブラシです。手の平の部分にプツプツのゴムが付いているため、飼い主さんがこれをはめて犬の体を撫でてあげるだけで抜け毛が簡単にとれるアイデア商品ですね。この手袋タイプは、ブラシを嫌がる犬の負担もかなり減らすことができます。また、両手を使ってブラッシングができるため、時間のかかる大型犬のブラッシングも楽にできますよ。
- 商品名:ペットブラシ グローブ
犬のブラシは上手に選んで楽しくお手入れ
今回は「犬に使いやすいおすすめのブラシ」についてご紹介しました。毎日のブラッシングは、愛犬との大切なスキンシップになります。また、ブラッシングを通して、愛犬の体の変化にも気付きやすいものです。
- 皮膚に炎症はないか?
- ケガをしていないか?
- 痛いところはないか?
など愛犬の健康チェックをしながら、愛犬との大切な時間を過ごしてくださいね。
この記事のライター
komugi
都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!