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ボースロンって犬種知ってる?飼い方や犬種の特徴や性格・歴史を解説

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「ボースロン」という犬種を皆さんはご存知ですか?日本で見かける機会の少ない犬種ですよね。立ち姿がかっこいい大型犬ならではの迫力がありますが、可愛い顔立ちが魅力の犬種です。実は海外では多くのご家庭で愛され、育てられている人気の犬種で、今回はそんなボースロンに注目して、魅力をご紹介していきます。

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目次

  1. ボースロンの歴史について
  2. 【ボースロンの飼い方】日頃のお世話編
  3. 【ボースロンの飼い方】しつけ編
  4. ボースロンは優しくて友好的な大型犬です!

ボースロンの歴史について

ボースロン
NérissonPhotographie

フランス原産のボースロンは、かつて牧羊犬として活躍していた、とても優秀な犬種です。ドーベルマンの原種としても有名で、そのルーツを遡っていくと、かなり古い歴史があります。 1500年代後半に出版された本に描かれていた犬が、ボースロンに似ていることからルネッサンス期には存在していたと言われています。

当時、フランスのボース地方とブリー地方では牧羊が盛んでした。そのボース地方で牧羊犬として働いていたのがボースロンです。ボースロンは戦争により多くの命を落とすことになってしまいましたが、戦後、犬に関係する人々の努力によって再び頭数を増やしていくことができました。現在では、ヨーロッパを中心に多くのボースロンが育てられています。

体重や体高・容姿の特徴

ボースロンは大型犬に分類されています。体高はおおよそ61〜70センチ、体重は30〜40キロ。被毛の色は、ボースロンのほとんどがブラックアンドタンになります。

立ち耳の先がハーフプリックド(垂れ耳)になっており、可愛い印象があります。また、ボースロンにはダブルデュークローといわれる狼爪(ろうそう)があるのも特徴のひとつになります。

【ボースロンの飼い方】日頃のお世話編

ボースロン
coda.allegra

ボースロンには多くの運動量を確保してあげる必要があります。朝・夕の1日に2回、最低でもそれぞれに1時間以上の散歩が必要になります。また、身体能力の高いボースロンですので、フリスビーやボールを使って思い切り走ったり、飛んだりできるような遊びを取り入れてあげるのが理想です。

被毛のお手入れ方法

ボースロンの被毛は短毛なので、週に2回くらいのブラッシングでも十分です。春と秋の換毛期には、ブラッシングの回数を増やして抜け毛をきれいに取り除いてあげましょう。ブラッシングで血行がよくなり、皮膚トラブルの予防にも効果が期待できます。

また、シャンプーは汚れやニオイが気になった時にする程度でよいでしょう。大型犬のシャンプーや被毛を完全に乾かすのは非常に時間がかかり、大変な作業になります。負担になってしまうようであればトリミングサロンにお任せした方がよいかもしれません。

【ボースロンの飼い方】しつけ編

ボースロン
coda.allegra

従順で優しい性格のボースロンは、大型犬ですが、比較的飼いやすい犬種となります。 他人や他の犬に対しても友好的です。とても優秀で、頭が良く運動神経も抜群、現在もフランスでは、多くのボースロンがレスキュー犬として活躍しているそうです。

性格に合わせたしつけ方法

温厚で従順なボースロンですが、大型犬ですので力はとても強いです。子犬の頃にリードワークなどのトレーニングはしっかりとする必要があります。また、牧羊犬として活躍していた犬種ですので、警戒心の強い一面もあります。同じく子犬の頃に、家族以外の人や他の犬とたくさん触れ合わせてあげる必要がありますね。

また、走るのが好きな犬種ですので、子犬時代でも運動量は多めに確保する必要があります。 ボースロンは運動不足がストレスの原因にもなりますので注意が必要とされています。

ボースロンは優しくて友好的な大型犬です!

ボースロン
christels

今回は立ち姿がかっこいい「ボースロン」という犬種をご紹介しました。日本ではまだまだ聞き慣れない犬種ではありますが、世界にはたくさんの犬種がいますよね。どの犬種にもそれぞれの犬種の成り立ちがあって、その歴史に触れてみると直接会ってみたくなるものです。ぜひヨーロッパで見かけた際には心を通わせてみてくださいね。

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nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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