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犬の里親になるには?知っておきたい基礎知識まとめ|譲渡までの流れや気を付けたいトラブルなど

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里親を募集している犬で気になった子が見つかったら、保護団体や動物愛護センターで譲渡希望の申込みをします。 譲渡条件や正式譲渡までの流れは保護団体ごとに異なりますが、動物愛護センターでは全国で同じ流れになります。 今回は里親になるまでの流れや、気を付けたいトラブルを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

犬の里親になるには?知っておきたい基礎知識まとめ|譲渡までの流れや気を付けたいトラブルなど
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目次

  1. 犬の里親になるための条件とは?
  2. 保護犬を譲渡してもらうまでの流れ
  3. 犬の里親になるにあたって気を付けたいトラブル
  4. 里親になるにはいくつかのステップが必要

犬の里親になるための条件とは?

犬
doanme

 犬の里親になるための条件は各団体や愛護センターなどによって異なりますが、譲渡希望者とスタッフの面談やアンケート記入、飼育環境の確認はほとんどの団体で行われています。 里親を募集している団体はホームページに譲渡条件を記載しているので、応募する前に細部まで確認するようにしましょう。

条件が厳しすぎるという意見も‥?

 譲渡条件の中には、カップルNG、小さな子どもがいる家庭NG、留守番がある家庭NGなど、厳しい条件を出す保護団体もあります。

一部では「厳しすぎる!」との意見もありますが、一度捨てられた犬に二度と悲しい思いをさせたくないという保護団体の思いの表れでもあります。 もちろん小さな子どもがいてもOKだったり、留守番も一日数時間なら許容範囲としている保護団体もあるので安心してくださいね。

保護犬を譲渡してもらうまでの流れ

犬
PDPics

 気になる犬が見つかったら、保護団体や愛護センターで譲渡希望の手続きを行います。 その後、面談やトライアルを経て問題が無ければ正式譲渡となり、家族として迎えることが出来ます。 場所によって多少形式は異なりますが、だいたいの流れは同じなので、申し込みから正式譲渡までを解説していきます。 

  1. 譲渡の申込み・書類審査
  2. 面談・トライアル
  3. 正式譲渡

1.譲渡の申込み・書類審査

 まずは保護団体や愛護センターにて譲渡希望の旨を伝え、申込書類をもらいましょう。 主に家族構成やライフスタイルなどを記入していきます。

希望者が書いた書類を見てスタッフが審査をし、里親になる条件を満たしているかなどの判断をします。 書類審査に合格しても不合格でも連絡はもらえることが大半ですので、ご安心くださいね。

2.面談・トライアル

 書類審査に通過したら、次は面談です。この時、出来る限り家族全員で面談に行けることが望ましいです。 家族全員で里親になるための注意点を聞き、犬を迎える心構えを持ちましょう。

トライアルを始める際に、スタッフが自宅の飼育状況を確認しに来る場合があります。 正式譲渡前にトライアルを行う目的は、犬が家族や家庭環境に慣れることが出来るかを判断するためです。

飼い主さんの判断も見られているので、気になったことやトラブルがあった場合は、すぐに保護団体に連絡を入れましょう。 動物愛護センターではトライアルの代わりに講習があります。

3.正式譲渡

 一定期間のトライアルが終了したら、いよいよ正式譲渡です。 正式譲渡にあたり犬の購入代金はかかりませんが、ワクチンや健康診断、避妊去勢手術などの実費を支払う場合があります。

面談の際に説明があると思いますが、団体や犬によっても金額が異なるので、気になる方は内訳を確認すると教えてもらえるはずです。 動物愛護センターでは正式譲渡後も飼い方トレーニングに参加することが出来るので積極的に参加しましょう。

犬の里親になるにあたって気を付けたいトラブル

犬
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 里親として引き取る犬は、ほとんどの場合は成犬だと思います。 成犬のトライアルや正式譲渡の際に気を付けたいのが脱走と犬同士のケンカです。 それぞれどんな状況で起こり得るのかを説明していきます。 

一方的な返還要求

 保護団体や動物愛護センターでは、正式譲渡後によっぽど酷い飼い方をしていない限り返還要求をされることはありません。

しかし里親募集サイトなどの個人間で譲り受けた場合「やっぱり返して欲しい」などのトラブルが発生することがあります。 このようなトラブルを避けるために、個人間での譲渡であっても必ず譲渡契約書を交わすようにしましょう。

脱走

 保護された時点で半分野生だった犬や、人に対して恐怖心があり心を開きにくい犬は、トライアルや正式譲渡の際に隙をみて脱走することがあります。 この場合なかなかすぐには捕まらないことが多いため、事故や飢えなどが心配です。

家に連れて帰った直後はもちろん、絆が出来たと思っても脱走には十分注意しなくてはいけません。 散歩の際もダブルリードにするなどの工夫をしましょう。

里親になるにはいくつかのステップが必要

犬
kim_hester

 里親を募集している犬を気に入ったからといって、すぐに家に連れて帰れるわけではありません。 保護団体や動物愛護センターも、犬が二度と悲しい思いをしなくても良いように、考えながら譲渡条件を決めています。

申し込みをした後も面談やトライアルが必要なので家族の一員になるまでにはステップが必要ですが、譲渡する側にとっても里親希望の方にとっても必要な時間だと思います。 まずは譲渡までの流れを聞きに行くだけでも大丈夫です。疑問点があれば確認して、気持ちよく譲渡希望を出せるようにしましょう。

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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