banner

banner

愛犬が一緒に寝てくれない・・これって嫌われてる?添い寝してくれない3つの理由

お気に入りに追加

「SNSでは愛犬と一緒にお昼寝している人をたくさん見かけるのに、うちの子はそばに寄るとどこかへ行ってしまう・・」と寂しい思いをしている飼い主さんは実は多いのではないでしょうか。犬を迎えたら一緒に寝るのが夢!という人も少なくないので、添い寝してくれない様子を見ると悲しくなってしまいますよね。そこで今回は愛犬が一緒に寝てくれないときの気持ちをご紹介します。「どうして一緒に寝てくれないんだろう・・」とお悩みの方はぜひ読んでみてくださいね。

愛犬が一緒に寝てくれない・・これって嫌われてる?添い寝してくれない3つの理由

目次

  1. 愛犬が一緒に寝てくれないのはなぜ?
  2. どうしたら一緒に寝てくれるようになる?
  3. 犬と一緒に寝ることはリスクも伴う
  4. 一緒に寝てくれないのにはワケがある

愛犬が一緒に寝てくれないのはなぜ?

寝ている犬

愛犬がまどろんでいる姿を見ると、一緒にお昼寝したい・・!と考える飼い主さんはきっと多いですよね。心地よい体温とふわふわの毛を持つ愛犬と寝ることができたら癒されるに決まっています。しかし、そばに行くと目を覚まして立ち去ってしまう、なんてことはありませんか?

また、「夜眠るときに愛犬と同じベッドで寝たいと思っているのに、呼んでも来てくれない」、「この前は一緒に寝たのに、添い寝してくれなくなった・・」というケースもありますよね。飼い主としては寂しいですが、一緒に寝ないのには犬なりの理由があるのです。飼い主さんと一緒に寝てくれない犬の気持ちを覗いてみましょう。

1匹で寝たい

犬は群れで暮らしていたので誰かのそばで寝たがると言われていますが、個体差もあるのですべての子がそうとは限りません。独立心が強い性格の子は飼い主さんにベタベタすることが少なく、「寝るときは1人(匹)がいい!」という考えの子も多いです。特に柴犬はその傾向が強いと言われています。(もちろんそうではない子もいます。)

こちらの記事もチェック!

話題の「柴距離」って?飼い主との程良い距離感。

あわせて読みたい

話題の「柴距離」って?飼い主との程良い距離感。

柴犬あるあるで「柴ドリル」などと同様によく聞くのが「柴距離」というワードです。いわば柴犬が一定の距離を保ちたがるという意味なのですが、なぜ大好きな飼い主さんの側に寄り添わずに距離を置いているのか?不思議に思う方もいらっしゃるかも知れませんね。 実は柴犬ならではの習性が隠されていて、そこには日本犬らしい奥ゆかしさもあるのです。今回は、SNSなどで話題の柴距離についてお話しします。

自分の寝床がお気に入り

今の寝床で十分ぐっすり眠れているという場合、寝る場所はここ以外考えられない!と思っている可能性があります。しっかり眠るときに寝床に戻ってしまうのであれば、「飼い主さんのことは嫌いじゃないけど、寝るときは自分の寝床が1番だなぁ」という気持ちなのかもしれませんね。

また、子犬のころから自分の寝床で寝るようにしっかりしつけている場合は、「眠くなったらここに戻る」と認識しているので、飼い主さんのベッドでうとうとすることがないと考えられます。

こちらの記事もチェック!

犬がベッドで寝ないのはどうして?ペットベッドを使ってもらうためにできること

あわせて読みたい

犬がベッドで寝ないのはどうして?ペットベッドを使ってもらうためにできること

最近では数多くのペットベッドが販売されているので、自宅に愛犬用のベッドがあるという方は多いのではないでしょうか。高級感のある見た目のものや丸洗いできるものなどデザイン、機能性はもちろん価格もさまざまですよね。そんなベッド、「買ったはいいものの寝てくれない・・」なんてことはありませんか?愛犬のためを思って買ったのに気に入ってもらえないとちょっぴり悲しいですよね。そこで今回は犬が新しいベッドを気に入ってくれない理由と、使ってもらうためにできることをご紹介します。愛犬がベッドを使ってくれないとお悩みの飼い主さんは是非チェックしてくださいね。

よく眠れない

「一緒に眠りたいという気持ちはあるけど、そばにいるとパンチされる・・」、「いびきがうるさい・・」という経験から一緒に寝てくれなくなることもあります。寝ている間はどうしても無意識になってしまうので、知らず知らずのうちに愛犬に攻撃してしまっていたなんてことがあるかもしれません。

夏場であれば、単純に暑いからという理由で1匹で寝ているとも考えられます。

また、犬は私たち人間よりも嗅覚が優れているので、シーツや飼い主さんのパジャマの洗剤・柔軟剤の匂いが苦手だったり、これまでのものと匂いが変わったことで警戒して別の場所で寝るようになることもあります。

そのほかにも、飼い主さんが寝ているベッド(寝具)の素材が気に入らない!寝室の温度が快適じゃない!などの理由から自分の寝床やお気に入りのスポットで寝ている可能性も。犬にとって寝床の素材や温度は重要なポイントなのです。

どうしたら一緒に寝てくれるようになる?

寝ている犬

愛犬と過ごすことができる時間は有限なので、できることなら1回くらいは一緒に寝たいという気持ちの飼い主さんも少なくないと思います。犬が一緒に寝てくれない理由は多岐にわたるので、原因を的確に把握することは難しく、また改善したところで一緒に寝てくれるのかも保証はありませんが、一緒に寝てもらう可能性をあげるために飼い主さんができることをご紹介します。 

寝床の環境を整える

どんなところに不満があるのか聞くことができないので、愛犬の様子から察知するしかなく難しいところではありますが、枕カバーやシーツ、ブランケットなどを洗濯するときには柔軟剤は入れずに無香料の洗剤を使う、愛犬がよく過ごしている場所と似た素材の寝具にする、暗くて静かな環境を作るなど匂いや素材、寝るときの環境に気を配ってみましょう。

また、犬は人間よりも2~3℃ほど体温が高いので、私たちが快適だと感じている温度でも犬は暑さを感じていることもあります。飼い主さんが寒い思いをしてまで愛犬に合わせる必要はないので、お互いが心地よいと感じる温度を見つけてみてください。

寝相やいびきはなかなか注意することが難しいので、寝室に愛犬のベッドを持ってきて同じ空間で寝るというようにすると良いかもしれません。

寝ているときはそっとしておく

愛犬が眠っていたら愛おしさから頭や身体を撫でたくなってしまいますが、犬は眠りが浅いので声をかけられたり触られることでぐっすり眠ることができず、飼い主さんのそばでは眠らなくなることがあります。

背中やおしりをトントンすることで入眠の助けになる可能性はありますが、寝ているときに身体を触ってしまうと途中で覚醒してしまい「落ち着いて寝れないなぁ・・」と思われてしまうので、愛犬の眠りを妨げないようにしましょう。  

こちらの記事もチェック!

犬も「トントン」したら寝るの?寝ない犬を寝かしつけるには

あわせて読みたい

犬も「トントン」したら寝るの?寝ない犬を寝かしつけるには

幼い子どもは背中やおしりを「トントン」とするとスッと寝てくれる子も少なくないですよね。そのため、寝かしつけのためにわが子をトントンしているというママパパは多いのではないでしょうか。トントンすることで身体が揺れリラックスし、入眠までの時間が短くなる(ゆりかご効果)と言われていますが、この方法、ワンちゃんにも効果があるのか気になったことはありませんか?そこで今回は、犬もトントンしたら眠るのかについてや、なかなか寝ない子を寝かしつけるために飼い主さんができることを調べてみました。

犬と一緒に寝ることはリスクも伴う

寝ている犬

人と犬が寄り添って寝ている姿は微笑ましく、見ている側も幸せな気持ちになりますよね。しかし、犬と一緒に寝ることにはリスクもあります。

犬を怪我させてしまう恐れ

中型~大型犬であればベッドから落ちてしまっても平気であることも多いですが、チワワやトイプードル、ポメラニアンといった超小型犬に分類される犬種や骨の細いミニチュアピンシャー、イタリアングレーハウンドなどの犬種はベッドからの落下により骨折したり関節を痛めてしまうことがあります。

寝返りを打った際に飼い主さんの下敷きになり窒息死してしまったというケースもあるので、身体の小さい犬と寝るときには細心の注意を払うことが大前提です。とはいえ無意識下ではなかなか難しい側面もあるので、飼い主さんのベッドの近くに愛犬のベッドを置いて寝る、という方法が良いかもしれません。

人獣共通感染症の恐れ

人間と動物には双方が感染する病気があります。「人獣共通感染症」という名称のほか、「人畜共通感染症」、「ズーノーシス」、「動物由来感染症」などとも呼ばれ、病原体はウイルスや細菌、リッケチア、クラミジア、寄生虫、真菌、原虫などさまざまです。

人獣共通感染症は動物との濃厚な接触が感染の原因の1つであるとされており、キスをする、同じ器で食事をする、口移しでごはんを与えるなどのほか、一緒に寝ることも人獣共通感染症に感染する可能性がある行動だと考えられています。

人獣共通感染症の中には最悪の場合、死に至るものもあるので、厚生労働省ではなるべく同じ布団で寝ることは避けるよう呼びかけています。

こちらの記事もチェック

【獣医師監修】カプノサイトファーガ感染症についてご存知ですか?犬猫と暮らす人にとって身近な感染症について紹介します

あわせて読みたい

【獣医師監修】カプノサイトファーガ感染症についてご存知ですか?犬猫と暮らす人にとって身近な感染症について紹介します

カプノサイトファーガ感染症という病気についてご存知でしょうか?あまり聞き慣れない病気かもしれませんが、これは人間が症状を示す感染症で、カプノサイトファーガ感染症の原因菌は多くの犬や猫が保菌しており、ペットを飼う人にとって身近で知っておきたい病気と言えます。 今回は、カプノサイトファーガ感染症の原因や治療法・予防法について解説します。

犬が人の顔を舐める愛らしい理由と感染症のリスク

あわせて読みたい

犬が人の顔を舐める愛らしい理由と感染症のリスク

犬が人間の顔をペロペロと舐めるのは珍しいことではないですよね。この「舐める」という行動は、話すことができない犬にとって大切なコミュニケーション方法のひとつです。今回は、人間の顔を舐める行動に込められている意味や、手や足など顔以外の部位を舐める理由、顔舐めをやめさせる方法について紹介していきます。

睡眠の質が低下する恐れ

寝ている間でも「隣に愛犬がいるよ」と無意識に自分に言い聞かせ変な体勢で寝てしまったり、何度も目を覚まして愛犬が怪我をしていないか確認したり、犬の寝返りが気になってしまったりと、飼い主さんがぐっすりと眠れなくなる可能性があります。

愛犬と一緒に眠ることで安心できたり、リラックスできるという心理的なメリットはありますが、一方で疲れが取れず隠れ寝不足になってしまうリスクもあるのです。

一緒に寝てくれないのにはワケがある

寝ている犬

愛犬が一緒に寝てくれなかったら、「まさか嫌われている・・?」と心配になってしまいますが、飼い主さんと一緒に寝ないのにはさまざまな理由があり、飼い主さんが嫌いだからと決まったわけではありません。

子犬のころからきちんとクレートやベッドで寝るようにしつけていたり、その子がお気に入りの寝床がすでにあるという場合には、自分の寝床で寝るという習慣がついているほか、ここ以上に落ち着ける場所はないと考えていて「飼い主さんと寝る」という考えがそもそもない可能性もあります。

一緒に寝ることに対しては衛生面の観点や怪我などの恐れから推奨されていないため、日頃からしっかりとコミュニケーションを取り、信頼関係が築けているのであれば一緒に寝てくれなくても問題はありません。

犬はその日の気分で寝床を変えたり、より快適な場所を求めて移動することも珍しくなく、今まで一緒に寝ていた子でも成犬になり自立するとある日突然一緒に寝てくれなくなるということもあるので、一緒に寝てみたいのになぁと少し残念な気持ちになってしまうかもしれませんが、程よい距離感で心地よい関係を築けているのであれば理想的な形だと言えますよ。

こちらの記事もチェック!

犬と一緒に寝るのって大丈夫なの?専用のベッドは用意したほうがいい?

あわせて読みたい

犬と一緒に寝るのって大丈夫なの?専用のベッドは用意したほうがいい?

愛犬がそばにやってきてまどろんでいたら、「このまま一緒にお昼寝しちゃおうかな・・」と思う飼い主さんは少なくないのではないでしょうか。SNSでは飼い主さんと犬が一緒に眠っている姿もよく投稿されていますよね。しかし一方で、犬と一緒に寝るのはあまりよくないという声も聞かれます。実際、怪我や衛生面など気になる部分もありますよね。そこで今回は、犬と一緒に寝ることのメリットとデメリットをご紹介するとともに、犬専用のベッドを用意したほうがいいのかについて解説していきます。

犬はくっついて寝るのが好き?人や他の動物に寄り添う心理とは

あわせて読みたい

犬はくっついて寝るのが好き?人や他の動物に寄り添う心理とは

ソファに座っているときや寝転んでいるときに愛犬がそばに来て寝たという経験のある飼い主さんは多いのではないでしょうか。また、多頭飼いや他のペットと暮らしている場合、寄り添って寝ている姿を見たことはありませんか?もちろん1匹で寝ているときもありますが、高確率で誰かのそばで寝ているかも、というケースは少なくないと思います。本記事では犬が人や同居している他のペットにくっついて寝る心理について探ってみました。

choco

この記事のライター

choco

シェルティとの生活に憧れる社会人です。みなさんの愛犬との暮らしがより豊かになるような情報を発信できたら、と思っています!

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

あわせて読みたい

【petan編集部企画】ペットベッド「DoggyBaseとは?」

犬の気持ちに関する記事

【獣医師監修】犬も仮病を使うことがある?理由を知って上手に対処しよう

健康管理/病気

【獣医師監修】犬も仮病を使うことがある?理由を知って上手に対処しよう

私たち人間は、嫌な予定や気の進まない用事がある日が近づいてきた時など、『仮病』を使って休みたく...

2023年6月23日

【獣医師監修】愛犬が目を合わせてくるときの気持ちとは?すぐ目をそらす心理についても

犬の生態/気持ち

【獣医師監修】愛犬が目を合わせてくるときの気持ちとは?すぐ目をそらす心理についても

愛犬に上目遣いで見つめられたら、キュンとしてしまいますよね。犬が飼い主さんに目を合わせる場合は...

2023年6月14日

【獣医師監修】犬が飼い主さんの後ろをついてくる心理とは|可愛いだけじゃないマイナスな心理も

犬の生態/気持ち

【獣医師監修】犬が飼い主さんの後ろをついてくる心理とは|可愛いだけじゃないマイナスな心理も

愛犬に後ろをついて来られると、とても愛らしい気持ちになりますよね。この行動にはどんな心理が隠れ...

2023年5月11日

愛犬の発信しているサインに気づこう|カーミングシグナルから読み取る愛犬の気持ち

犬の生態/気持ち

愛犬の発信しているサインに気づこう|カーミングシグナルから読み取る愛犬の気持ち

犬は人のように言葉で気持ちを伝えることはできません。そのため、愛犬の気持ちを完璧に理解してあげ...

2023年4月27日

【獣医師監修】犬が尻尾を丸めるときの気持ちとは。尻尾から愛犬の心理を読み取ろう

犬の生態/気持ち

【獣医師監修】犬が尻尾を丸めるときの気持ちとは。尻尾から愛犬の心理を読み取ろう

犬は、さまざまなボディランゲージによって感情を表しますが、尻尾を丸めるのも感情表現のひとつです...

2023年4月27日

もっと見る

関連するキーワード

カテゴリー

人気記事ランキング

Petan独自調査

獣医師監修記事

おすすめ記事

人気のキーワード