犬用の足洗い場の使い方や注意点を解説!マナーを守って使えているかチェックしよう!
ペットOKのマンションやホテル、カフェ、ドッグランなどに設置されている足洗い場。どう使っていいのかわからず、そのままスルーしてしまったり、使い方を間違えて後の人に迷惑をかけてしまったり、そんな経験はありませんか?今回は、犬用足洗い場の利用時の注意点や上手に使うコツについてご紹介します。
犬の足洗い場とは
犬用の足洗い場は、建物に入る前に犬の足についた汚れを落とすために設置されている水道設備です。
自宅の玄関横や庭先に設置された水道を足洗い場として活用している方も多いのではないでしょうか。ペット可マンションなどでは、専用の犬用足洗い場を設置しているところも少なくありません。
また、最近ではドッグラン内に足洗い場を設置している施設もあります。ペットホテルやドッグカフェでも、エントランス横に足洗い場を設置し、入場前に犬の足を洗えるようにしているスポットも増えてきています。
自宅にも犬の足洗い場を設置するときは
戸建ての住宅に住んでいる場合は、玄関脇や庭先に犬の足洗い場を設置することができます。設置は意外と簡単です。水まき用の水栓があれば、大きめの受け皿を水栓の近くや下に設置するだけ。
専用の受け皿でなくても、大きめのたらいやバケツでも代用できます。水抜き栓が付いている子供用のプールや、コンクリートを練るためのトロ舟を活用すれば、大型犬の足も洗うことができます。
意外と汚れている犬の足!
お散歩では、乾いたアスファルトの上しか歩いていないから、そんなに汚れていないはず。そう思っていても、実は汚れているのが犬の足。
泥汚れは付いていないけれど、室内で飼っているのならやっぱり犬の足の汚れは気になるものです。ましてや土のドッグランや公園で遊んだり、山や川など自然の中に出かけた日の犬の足はとても汚れています。
楽しく遊んだ後に犬の足が汚れているのは当然のこと。シャンプーまではしなくてもせめて足だけは綺麗にしたいところです。そこで上手に活用したいのが、建物や施設に設置されている犬の足洗い場です。
犬の足洗い場を利用するときの注意点
公共の施設に設置されている犬の足洗い場を使用するときには、その施設で決められているルールを守ることは当然、マナーにも気をつけたいところ。
多くのペット可マンションでは、犬の足洗い場でのシャンプーを禁止していたり、使用後の清掃を促しています。では、どんなところに注意して使用すればいいのでしょうか。
ビショビショにしないように気をつけて
犬の足洗い場周りがビショビショになっていると、次に使う人が不快になります。公共トイレの手洗い場で洗面ボウルの周りがビショビショで不快な思いをしたことはありませんか?
足洗い場周りに泥汚れや抜け毛が飛び散っていたり、水浸しになっていると、次に使う人にとっては気分のいいものではありません。公共の場に設置されている犬の足洗い場は、誰もが気持ちよく使えるようにしておくことがマナーと言えます。
排水溝にたまった抜け毛は取り除く
足を洗うだけでも、抜け毛やゴミは排水溝にたまります。そんな抜け毛やゴミを取り除かないことはマナー違反と言えます。
多くの人が、そういった行動を繰り返していると排水溝のつまりの原因となり、使用できなくなってしまうことが多くあります。使用後の清掃は、排水溝のつまり防止はもちろん、次の人が気持ちよく使えるためにもきちんと行いましょう。
犬の足洗い場を上手に使うコツは?
犬の足を綺麗にすることはもちろん、誰もが気持ちよく使用できるようにしたい犬の足洗い場。せっかくの設置されている犬の足洗い場は、上手に利用しているもの。そこで、足洗い場を汚さずに上手に使うコツをご紹介します。
おすすめは折りたたみ式バケツの使用
最近では、シリコン製や布製の折りたたみ可能なバケツが多数販売されています。そういったバケツを利用すると、足も洗いやすく、付近を水浸しにすることもありません。バケツに水を汲んで犬の足をバケツの中に入れて洗えば、犬も動き回ることなく、指の隅々まで洗うことができます。
足洗い場の受け皿に水を貯める方法
深めの受け皿がついている足洗い場なら、排水溝に栓をして水を貯めることができます。専用の栓がない場合には、水飲みボウルやピクニックシートを代用しましょう。排水溝に蓋をすることで水を貯められます。適当な深さまで水が溜まったら、犬の足を前足、後ろ足の順に入れて洗いましょう。リードをリードフックなどにしっかり固定することで、さらに洗いやすくなります。
犬の足洗い場を利用した後はよく乾燥させる
靴のまま生活をしている海外では、犬の足だけを洗うという習慣がないようですが、室内で靴を脱ぐ日本では犬の足洗い場は必須アイテムとも言えます。戸建ての住宅なら、玄関横や庭先に足洗い場を設け、毎日のお散歩帰りに足を洗うことも可能です。
ただし、足を洗った後はきちんと乾かすことが大切です。犬の足を生乾きにしておくと、細菌が発生しやすく皮膚病の原因となります。汚れた犬の足は、犬が楽しく遊んだ証拠。洗うのが大変だからと、足を汚さないようにするのでは本末転倒ですよね。たまには多少汚れてもいいわ、そのぐらいおおらかな気持ちを持つことも大切です。
この記事のライター
komugi
都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!