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ラブラドールレトリバーの基本情報まとめ!歴史・大きさ・寿命と性格の特徴から知る育て方まで

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日常生活で見かけることが多いラブラドールレトリバー。穏やかな性格と柔らかな表情をしており、自分もいつか一緒に暮らしてみたいと憧れを抱く方は多いのではないでしょうか。今回は、そんなラブラドールレトリバーの犬種の歴史から、体の特徴、性格や育て方など、基本的な情報を網羅的にご紹介します。

ラブラドールレトリバーの基本情報まとめ!歴史・大きさ・寿命と性格の特徴から知る育て方まで
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目次

  1. ラブラドールレトリバーの歴史
  2. ラブラドールレトリバーの大きさと被毛タイプ
  3. ラブラドールレトリバーの平均寿命と注意したい病気
  4. ラブラドールレトリバーはどんな性格?
  5. ラブラドールレトリバーの育て方としつけのポイント
  6. ラブラドールレトリバーとかけがえのない日々を

ラブラドールレトリバーの歴史

ラブラドールレトリバー
Pipeman

ラブラドールレトリバーは日本だけでなく世界中で人気の高い犬種です。そして一般に良く知られている盲導犬としてだけでなく、災害救助犬や介助補助犬としても活躍しています。

まずは、そんなラブラドールレトリバーの誕生の歴史を見ていきましょう。

ラブラドールレトリバーの起源はカナダか?イギリスか?

ラブラドールレトリバーの起源は少し複雑です。カナダの「ラブラドール半島」等が発祥と思われている方は多いのですが、ラブラドールレトリバーの祖先は実はセントジョンズレトリバーという犬種であるとされていて、このセントジョンズレトリバーの発祥は同じくカナダの『ニューファンドランド半島』です。

ただ、この時点では現在のラブラドールレトリバーとは少し遠く、その後セントジョンズレトリバーがイギリスに持ち込まれ、イギリスの貴族たちにより水鳥猟犬として活躍するように改良がなされ、現在のラブラドールレトリバーにかなり近付いたという経緯があります。

そのため、結果的にラブラドールレトリバーの原産地は、祖先である犬がカナダ原産であるにも関わらず、イギリス原産の犬ということになっています。

その後ラブラドールレトリバーは、その賢さや能力の高さがアメリカでも大人気となり、長期間に渡って登録頭数のベスト3にランクインされていました。

ラブラドールレトリバーの大きさと被毛タイプ

ラブラドールレトリバー
sbellocillo Unsplash

続いて、ラブラドールレトリバーの大きさや被毛の特徴など、体についての特徴を紹介します。

大型犬に分類され、筋肉質な体格

ラブラドールレトリバーは日本での登録は大型犬に属していますが、欧米地域では中型犬として登録されている場合もあります。

<目安>

体高:54~62㎝

体重:25~35㎏

ラブラドールレトリバーは体高よりも体長が少しだけ長く、骨はガッシリとして筋肉質でもあります。耳は大きめの垂れ耳です。

元々、水鳥猟犬として活躍できるように考えられて交配が繰り返されたため、水に入ることに対応した体であると言われています。

油分を含んだダブルコートの被毛

ラブラドールレトリバーの被毛は、水に入ることに適していると言われるだけあり、保温性や防水性を保つために油分が含まれています。水の中ではその被毛が浮力を保つ特徴もあります。

毛色は、イエロー・ブラック・チョコレート・レバー等ですが、イエローに関しては濃淡の幅が広く、淡いクリーム色から濃い赤茶までをイエローとしています。

ダブルコート犬種なので、短毛ではありますが換毛期には抜け毛がかなり増えるので、その時期にはこまめなブラッシングが必要となります。

ラブラドールレトリバーの平均寿命と注意したい病気

ラブラドールレトリバー
Helena Lopes Pexels

ラブラドールレトリバーの平均寿命は、10〜15歳程度です。遺伝的な疾患が少ない犬種なので、大型犬のなかでは比較的長生きとなります。

ラブラドールレトリバーは食欲が旺盛な個体が多いので、食事量をコントロールしていかないと肥満体型になってしまいます。また、大型犬特有の胃捻転も起こしやすいので、食後は最低でも30分はゆっくり休ませる習慣を付けておくことが大切です。

また、体の大きさの割には関節がやや弱いので、体が完全にできあがる1歳前にあまり激しく運動をさせてしまうと、関節を痛めてしまう恐れがあります。

ラブラドールレトリバーはどんな性格?

ラブラドールレトリバー
Kevin Rodriguez Ortiz

ラブラドールレトリバーは大変賢いだけでなく順応性も高く、自分で考えて行動をすることもでき、飼い主の指示にきちんと従うことができる優秀な犬種です。

おっとりしてて、子犬のような一面も

ラブラドールレトリバーは、穏和で攻撃性がほとんどありません。誰にでも友好的に接してくれますので、番犬としては不向きな犬種だと言えます。

時々見せる無邪気な一面は、成犬になっても子犬の頃を思い出させてくれます。

一緒に遊ぶと大喜び!

ラブラドールレトリバーは、人と一緒に遊ぶことが本当に大好きです。ボールやフリスビーを使って遊んであげると、好奇心旺盛な性格を発揮しとても上手にキャッチしてくれます。

ただし、長時間遊び続けると足腰を痛めてしまうこともありますので、喜んでテンションが上がってしまっても適度に休憩をいれるように心掛けてください。

ラブラドールレトリバーの育て方としつけのポイント

ラブラドールレトリバー
Chiemsee2016

ラブラドールレトリバーの育て方やしつけの注意点などを紹介します。

運動

ラブラドールレトリバーは活発でありながら関節があまり強くない特徴がありますので、適度な筋肉を維持するために毎日の散歩は1回に付き1時間程度のものを朝晩と2回行うのが理想です。

散歩の際にはただ歩くだけでなく、時には公園などでボールを使った遊びを取り入れてあげるのもおすすめです。

ケア

ラブラドールレトリバーは、毎日の散歩で筋肉をつけつつ、肥満に気を付けた食生活を送っていくことが重要です。

短毛なので毛玉にはなりませんが、換毛期には下毛がかなり抜けますので皮膚の通気性を良くするためにも抜け毛の時期にはブラッシングをこまめにする必要があります。

フリスビーやボールなどを投げてあげるとジャンプをして上手にキャッチしますが、その体重のせいで着地の時に関節に負担がかかります。あまり長時間遊び続けないように気を付けましょう。

環境

ラブラドールレトリバーは人と一緒に過ごすことを好みますので、家族と同じ空間で生活できる室内飼育がおすすめです。

ただし、好奇心旺盛な性格なため子犬のうちはイタズラもします。触って欲しくないようなものはきちんとしまっておくようにしましょう。

しつけ

好奇心旺盛でイタズラに手を焼く時期もありますが、基本的には大変賢い犬種ですのでトレーニングはさほど苦労することはありません。

ただし、盲導犬のイメージで『何もしなくても大丈夫』と思ってしまい、子犬のうちにしっかりとしつけをしておかないと、成犬になってから手に負えなくなりますので、注意が必要です。

ラブラドールレトリバーのしつけのコツは、上手にできたことをとにかく褒めてあげることです。

ラブラドールレトリバーとかけがえのない日々を

ラブラドールレトリバー
sbmatherson

ラブラドールレトリバーは、その賢さや穏やかな性格で現在でも大変人気のある犬種です。

子犬の頃にはやんちゃが過ぎて辟易(へきえき)する飼い主さんもいますが、いけないことはしっかりと教えてあげれば、きちんと理解をしてくれます。常に友好的に接してくれますので、小さなお子さんのいる家庭でも安心して飼育することができると思います。

初心者でも飼いやすい犬種ですが、犬を飼う上では、そのコの一生に責任を持つことを念頭に、暮らしてからのイメージを膨らませ、本当に飼育できるのか?を事前に点検するようにしましょうね。

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nao

この記事のライター

nao

「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。

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