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犬の中でも毛が抜けない犬はいるの?毛が抜けにくいタイプの紹介とお手入れ方法

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犬を飼うときに気になるのが「抜け毛」ですよね。犬はみんな換毛期にごっそり毛が抜けると思っていませんか?実は犬の被毛タイプは2種類あり、毛の抜けやすい犬と抜けにくい犬がいるのです。

この2種類のタイプは被毛の長さや量で決まるのではなく、犬種の原産国が関係していると言われています。ここでは毛が抜けない犬の特徴とお手入れの方法をご紹介していきます。

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目次

  1. 毛が抜けにくい犬種の特徴とは?
  2. 毛が抜けない犬のお手入れのポイント
  3. 毛が抜けない犬もお手入れは定期的におこないましょう

毛が抜けにくい犬種の特徴とは?

犬のブラッシング
Yaroslav Shuraev Pexels

 多くの犬は「毛の抜けやすい犬種(ダブルコート)」と「毛の抜けにくい犬種(シングルコート)」に分ける事が出来ますが、皆さんの愛犬はどちらでしょうか?

毛が抜けにくい犬種には、プードル、マルチーズ、ヨークシャーテリア、ボクサー、グレートデーンなどがいます。被毛の長さや量ではなく、原産国の気候が寒い場合は寒さから身を守るためダブルコートの犬種が多く、比較的暖かい地域ではシングルコートの犬種が多くなると言われています。

毛の長さはあまり関係ない

 見た目のイメージだと、毛の短い短毛種のほうが抜け毛が少ないように感じますよね。

しかし、短毛種でもダブルコートを持つ犬種はたくさんおり、有名な犬種だとダックスフンドや柴犬がいます。毛の長さだけで抜け毛を判断し、飼い始めた後に「抜け毛が多かったー!」となってしまわないように、犬種の被毛タイプはあらかじめよく調べておきましょう。

被毛の特徴

 被毛がシングルコートの犬は毛が抜けにくいとされています。

ダブルコートの犬の被毛は、一次毛と呼ばれる「上毛」と二次毛と呼ばれる「下毛」で構成されており、換毛期には大量の下毛が抜けるのが特徴です。しかし、シングルコートの犬は下毛を持たないため、換毛期が無く抜け毛が少ないのです。

ダブルコートの犬でも、下毛が少ない犬種は抜け毛が少ないという特徴もあります。

「シングルコートだから全く毛が抜けない!」というわけではなく1年を通して少しずつ生え変わっていますが、ダブルコートの犬と比べると抜け毛はとても少ないと言うのがよいでしょう。

毛が抜けない犬のお手入れのポイント

犬のブラッシング
Yaroslav Shuraev Pexels

 毛が抜けにくいシングルコートの犬でも定期的なお手入れは必要です。ブラッシングは毛並みを整えるだけではなく、ホコリを落としたり毛艶を良くする効果があります。飼い主さんとのスキンシップとしても有効な時間なので、出来れば毎日ブラッシングしてあげるのが望ましいでしょう。

ここでは、抜け毛の少ないシングルコートの犬種に合った、お手入れのポイントをご紹介します。

長毛種はこまめなブラッシングで毛玉予防を

 シングルコートで毛が抜けにくい犬は、被毛が細く柔らかいという特徴があります。その為、よく擦れる耳の後ろや足の付根、お尻まわりは毛玉が出来やすいのでブラシを使って絡みをといてあげましょう。

毛玉が出来てしまうとカットするしかなくなることもあるので、日々のブラッシングで予防することが大切です。

大人気のタングルティーザーからペットティーザーが誕生

 タングルティーザーは持ちやすい形状をしており、撫でるようにブラッシング出来るのがポイントです。肌や被毛を傷つけない素材で出来ているので、優しくマッサージしながら抜け毛を除去してあげましょう。 

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トリマーさんもおすすめ!ピンブラシ

 ピンブラシはトリマーさんもよく使用するシングルコート向けのブラシです。粗い目で毛玉が出来やすい部分を中心的にとかしてあげましょう。

肌に接する部分には玉が付いているので、犬の皮膚を傷つけてしまう心配もありません。

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定期的なシャンプーで綺麗な被毛を保とう

 シングルコートの犬種も定期的にシャンプーをして綺麗な被毛を保ちましょう。洗い過ぎは地肌に必要な油分まで落としてしまい逆効果になってしまうので、健康な犬であれば月1回のシャンプーで十分です。

犬専用の地肌に優しい成分のシャンプーを使ってあげてくださいね。

毛が抜けない犬もお手入れは定期的におこないましょう

犬のブラッシング
Gustavo Fring Pexels

 毛が抜けにくいからといって全くお手入れをしなくても良いわけではありません。ブラッシングには抜け毛を取るだけではなく、ホコリやゴミを落としたり毛艶を良くしたりする意味もあります。

優しくブラッシングすることで地肌のマッサージにもなるので、定期的にブラッシングをしてあげましょう。シングルコートの犬には換毛期が無いので、季節の変わり目にごっそり毛が抜けるということはありませんが、普段から少しずつ抜けて生え変わっています。気になるようであれば、服を着せてあげると抜け毛のお掃除が楽になるでしょう。

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komugi

この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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