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譲渡会について知りたい|基本的な情報や犬猫の里親になるまでの手順・条件を解説

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犬猫の里親を募集するために開催される譲渡会。気になってはいるものの、譲渡会への参加の仕方や、里親になるための方法が分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、譲渡会の基本的な情報と、実際に里親になるまでの流れなどを解説していきます。近くで開催されている譲渡会を探す方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

譲渡会について知りたい|基本的な情報や犬猫の里親になるまでの手順・条件を解説
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目次

  1. 譲渡会について
  2. 譲渡会で里親になるまでの手順【一例】
  3. 譲渡会を実施している自治体の探し方
  4. 近くの譲渡会に足を運んでみて

譲渡会について

犬
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 譲渡会とは、保護された犬猫を里親希望する家庭に譲る取り組みのことをいいます。ペットショップのように犬猫を売買することが目的ではなく、動物の飼育放棄や殺処分を減らすことを目的としています。 

どんな種類の動物がいる?

 譲渡会を開催する団体によっては、うさぎやモルモット、鶏といった多種多様な動物を扱っている場合があります。目当ての動物がいる際は、事前に各団体へ確認しておくといいでしょう。

しかし、一般的な譲渡会では、犬猫がメインとして扱われることがほとんどです。

どんな犬猫が多い?

 犬の場合は成犬であることが多く、純血種から雑種まで様々な犬種がいます。猫の場合は屋外で育った雑種がほとんどです。成猫だけでなく、春から秋にかけての出産シーズンには子猫の姿も多く見受けられます。 

譲渡会を開く団体は安全なの?

 譲渡会は主に、動物愛護ボランティア団体が主催となって開催しています。いずれの団体も譲渡会を開催するにあたり、動物取扱業の規制の基準をクリアし、各都道府県から認可を受けていますので安心して参加できます。

実際に譲渡会へ出向いた際には、対応しているスタッフがどのような姿勢で動物と向き合っているのかを聞き、信頼できる団体かを見極めてもいいでしょう。

譲渡会にはお金がかかる?

 譲渡会では犬猫を無料で引き取ることができますが、団体によっては「譲渡費用」が発生する場合もあります。譲渡費用として請求される主な項目は以下の通りです。

金額は団体によって変化します。引き取りに合意した後にお金がかかることを知り、トラブルになったという報告も見受けられるため、事前にどれくらいの費用がかかるのかを確認しておくことが大切です。

譲渡費用の主な項目

  • 不妊手術やワクチンなどの医療費
  • 保護団体への寄付金
  • 事務手数料(人件費)

譲渡会で里親になるまでの手順【一例】

犬
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 譲渡会で動物の里親になるまでの流れについて解説していきます。譲渡の流れは団体によって変化する場合もありますので、一例としてご参考にしてください。 

  1. 譲渡会に参加する前に
  2. 譲渡希望者の調査
  3. 譲渡前の講習に参加する
  4. 引き渡し

【1】譲渡会に参加する前に

 譲渡会は誰でも自由に出入りできる場合と、予約制の場合があります。申し込み方法は電話やメールなど、開催する団体によって異なるため、各団体のホームページより申し込み方法を確認するようにしましょう。 

【2】譲渡希望者の調査

 実際に譲渡会へ出向き、気に入った動物を見つけたら、その場で里親になるにあたっての条件が書かれたアンケートを記入します。里親が動物たちを適切な環境で飼育できるかを団体側が判断するためです。

他にも希望者がいる場合は、早い者順ではなく、アンケートの内容によって適切な里親に振り分けられます。

必ず気に入った動物を迎え入れられるというわけではないことと、条件が一致しない場合は引き取りを断られる場合もあることを理解しておきましょう。

里親になるための条件の例

 里親の条件は団体によって異なりますが、多くの団体に共通する条件は以下の通りです。

これらの条件を満たしていても、高齢者だけの家庭の場合は引き取りを見送るなど、総合的な適正が判断されます。

もしもアンケートの内容に不足がある場合でも、スタッフと相談することで解決できることもありますので、まずは気軽に相談してみましょう。

里親になるための条件(一例)

  • 飼育が可能な住宅環境か
  • 飼育できるスペースがあるか
  • 動物を経済的に支えられるか
  • 家族全員が里親になることに賛成しているか
  • 動物アレルギーがないか
  • 家を留守にする時間が長くないか
  • 不必要な繁殖を行わないか
  • ワクチン接種、去勢手術などに対応できるか
  • 室内飼いが可能か(猫の場合)
  • しつけを行う意欲があるか
  • 団体が主催する講習会に参加できるか など

【3】譲渡前の講習に参加する

 多くの団体では、譲渡前に指定の講習を受けることを条件にしています。講習会で動物の適切な飼育方法や、法律について学んでもらうためです。そこで正しい知識を得た後に里親の候補として採用されます。

一方で、講習会なども必要なく、譲渡会場だけで引き取りが決まる場合もあるため、こちらの部分についても事前に確認しておくといいでしょう。

【4】引き渡し

 各条件を満たし、引き渡しが正式に決まったら、1週間ほどで自宅に動物がやってきます。その際に、今一度スタッフから飼育に関するアドバイスをもらい、引き渡しの完了です。 

引き渡し後のサポートについて

 団体によっては、引き渡し後に発生したトラブルの相談に乗ってくれる場合があります。ご飯を食べてくれないなどの行動が見られる場合は相談に乗ってもらうようにしましょう。

反対に、団体側から経過を聞かれる場合もあるので、問題がないかを常に観察しておきましょう。

譲渡会を実施している自治体の探し方

犬
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 譲渡会は東京や大阪といった都会だけなく、各都道府県で行われています。環境省自然環境局のホームページ(※1)では、譲渡会を開催している自治体が紹介されています。

それぞれの自治体のホームページに飛ぶことが可能で、日程や譲渡条件を知ることができるので、ぜひ活用してみてください。

詳しくはこちら

個人での里親譲渡はトラブルに注意

 SNSの普及により個人間での里親譲渡が増えてきましたが、それにともなった元親とのトラブル報告が後を絶ちません。経過観察の名目で抜き打ちで家に訪れてきたり、餌や動物病院を細かく指定してくるなど、内容は様々です。

特に初めて里親になろうと思っている方は、不要なトラブルを避けるためにも、譲渡会場に足を運び、直接元親と話してみることも大切です。

また、里親募集のサイトを利用する際も、信頼のある団体のみが登録しているサイトを利用するようにしましょう。

近くの譲渡会に足を運んでみて

犬
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 譲渡会は全国で行われているため、まずは近くで開催されている譲渡会がないかをインターネットで探してみましょう。

環境省自然環境局のホームページでは、信頼のある団体が開催する譲渡会や里親になるための条件を知ることができますので、ぜひ活用してみてください。

譲渡会を通じて、新たな家族との運命的な出会いがあることを願っています。

参考文献

※1:環境省自然環境局

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この記事のライター

komugi

都内で愛犬のビーグルと暮らしています。コロナ期間中に肥満体型になってしまった愛犬のために食事や運動について勉強をはじめました。面白い発見や愛犬家の皆様に役立つ情報があればどんどん発信していきます!

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