バセンジーの子犬の成長スピードって?子犬が生まれるまでと基本の育て方
大人になるとスラっとカッコイイ姿に成長する犬種バセンジーも、子犬の頃はまるまるとしていて、とても可愛らしい見た目をしています。コロンとした姿に魅了され、お迎えしたいと思う方も多いはず。この記事では、バセンジーの子犬が生まれるまでの過程や成長スピード、バセンジーの犬種特性に合わせた育て方について解説していきます。
バセンジーの子犬が生まれる過程
バセンジーが生まれるずっと前から、ブリーダーはこまめな計画を立てています。親犬には必要な遺伝子検査や健康検査が実施され、親犬の健康が十分に確認されます。健康で犬種標準にそった親犬が選ばれると、交配が行われます。
バセンジーの妊娠期間
バセンジーだけに限らず、犬の妊娠期間は約63日間です。交配後28日頃には母犬が妊娠しているかどうかを確認する超音波検査が行われます。
バセンジーの生まれる頭数
バセンジーは一度に平均4〜6頭の子犬が生まれます。バセンジーの生まれる頭数は他の犬種と比較すると、やや少ない傾向があります。しかし小型の犬種の中では平均的です。
バセンジーの子犬の成長スピードってどれくらい?
バセンジーは生後8ヶ月までに急激に成長し、成犬に近い身体のサイズになります。その後も緩やかな成長は続き、生後12ヶ月から14ヶ月の間に成長が止まります。
被毛の色や体型の変化
バセンジーの子犬は成犬になっても被毛の色や耳の形が変化することはほとんどありません。しかし、バセンジーは成犬になるにつれて脚は長くなり、筋肉質で引き締まった体型になります。
子犬の体重の変化
バセンジーのメスは生後3ヶ月頃には3.9〜4.7kg、生後6ヶ月後には7〜8kgの体重にまで成長します。生後12ヶ月から14ヶ月頃に9〜10.5kgと、成犬の体重に成長します。
オスはメスよりも若干大きいため、体重の変化にも差があります。あくまで目安ですが、オスは生後3ヶ月頃には4.3〜5.1kg、生後6ヶ月頃には7.8〜9.3kg、生後12ヶ月から14ヶ月には10〜11.9kgの体重に成長します。
バセンジーの子犬の育て方のポイント
バセンジーの子犬はあっという間に成犬にまで成長します。短い子犬の期間はバセンジーの子犬が身の回りの環境や振る舞い方についてどんどん学ぶ大切な時期で、飼い主はなるべくスムーズに成犬に成長するようにしっかりとサポートしなければいけません。
ここでは、バセンジーの子犬を迎えた後の新しい生活の過ごし方について解説していきます。
子犬と成犬との違い
子犬と成犬の最大の違いは生活リズムです。子犬は成犬よりも睡眠時間が長く、排泄の回数が多くなっています。その反面、成犬は活発で、しっかりと運動をさせてあげなければいけません。
子犬のうちに気をつけておきたい病気
子犬のうちは感染症を予防しておくようにしましょう。必要な予防接種を全て行い、見知らぬ犬との接触を避けることで感染症を大幅に予防することができます。
また、子犬の頃はありとあらゆるものを食べてしまうことがあるので、誤飲のリスクが非常に高いです。子犬を飼育している部屋からは不要物を取り除き、誤飲をしっかりと防ぐようにしましょう。
バセンジーの子犬のごはんの与え方や量
バセンジーの子犬にはブリーダーやペットショップで食べていたのと同じ種類のごはんを与えるようにしましょう。急にごはんを変えてしまうと子犬がお腹を壊してしまう原因になってしまうので、1週間程をかけてゆっくりとごはんを変えていくのが理想です。
また、ごはんの量はフードに記載されている推薦給与量に合わせて調整し、肥満を防ぐようにしましょう。
子犬とはじめての〇〇
バセンジーの子犬は、はじめての〇〇がたくさんあります。そんなはじめての〇〇をなるべくバセンジー にとって楽しくてスムーズな経験にすることで、自信に満ち溢れた成犬に育てることができますよ。ここでは、バセンジーの子犬とのはじめての〇〇について解説していきます。
しつけを始めるタイミング
しつけはバセンジーを家に連れて帰った日からスタートするようにしましょう。バセンジーは頑固な面があり、しつけに時間がかかるかもしれませんが、愛情と忍耐を持ってコツコツとしつけに取り組むことが大切です。また、子犬は特に集中力が短いので、しつけは短時間ずつ行うようにしましょう。
散歩を始めるタイミング
散歩は必要なワクチンを全て終えてから始めるようにしましょう。ワクチンをきちんと子犬に受けさせてから散歩を始めることで、一部の感染症を予防することができます。
散歩を始めるまでは首輪やリードに子犬を慣らすようにしておくことで、さらにスムーズに散歩をはじめられます。
シャンプーを始めるタイミング
ブリーダーやペットショップ等から犬を迎えた場合、シャンプーはいつからでも始めることができます。
生後2ヶ月頃に受ける1回目のワクチン接種から1〜2週間程経ってからがシャンプー開始の目安となりますので、ブリーダーやペットショップ等から迎えた場合には、いつからでもOKと考えます。ただし、ワクチン接種やノミダニ駆除薬などの点薬の予定がある場合には、獣医師などの指示を仰ぎましょう。
はじめのうちは水を怖がってしまう子犬がいるので、シャンプーは短時間に留めておくように心がけましょう。また、シャンプー中はたくさん褒めて、楽しい時間になるように工夫していきましょう。
バセンジーの子犬と過ごす楽しい時間
ここでは、バセンジーの子犬について詳しく解説していきました。バセンジーの子犬を迎えた時期は、新しいことがいっぱいでとてもワクワクしますよね。とても短い子犬の時期を楽しみつつ、しつけや病気の予防にもしっかりと取り組むようにしてくださいね。
この記事のライター
nao
「愛犬の気持ちを理解したい」「寄り添ったコミュニケーションを取りたい」という思いからドッグライターとして犬に関する知識を学び、発信しています。愛犬の笑顔を守るために、そして同じ思いを抱く飼い主さんのために、有益な情報を発信していけたらと思っています。
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